合成抵抗 を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 回路が直列か並列かを見分ける
まず電流の道すじが1本か、途中で枝分かれするかを回路図で確認します。1本道なら直列、枝分かれするなら並列です。直列は通り道が細く長くなり、並列は通り道が増える、とイメージすると大小判断もしやすくなります。
ステップ 2:ステップ2: 直列なら抵抗を足し算する
直列の合成抵抗は R = R₁ + R₂ + R₃ + … で、各抵抗の和になります。直列では電流 I がどこも同じなので、V₁ = IR₁、V₂ = IR₂ となり、全体の電圧は V = I(R₁ + R₂)。つまり抵抗を足すほど電流は流れにくくなるのです。
ステップ 3:ステップ3: 並列なら逆数の和をとる
並列の合成抵抗は 1/R = 1/R₁ + 1/R₂ + …。最後に逆数を取って R を出します。2本だけなら R = (R₁ × R₂) / (R₁ + R₂) でも同じ結果になります。並列は道すじが増える分、合成抵抗はどの抵抗よりも小さくなります。
ステップ 4:ステップ4: オームの法則で電流・電圧を求める
直列は「まず合成抵抗 → 全体の電流 I = V/R → 各抵抗の電圧」の順。並列は「各枝に同じ電圧 → 各枝の電流 → 全体の電流は枝の和」の順で解きます。迷ったら『直列は電流同じ』『並列は電圧同じ』から始めましょう。
ステップ 5:ステップ5: 結果が正しいか大小で見直す
計算後は合成抵抗の大きさが妥当かを必ず確認します。直列なら個々の抵抗より大きく、並列なら個々の抵抗より小さくなるのが正しい答え。並列の結果がどれか1つの抵抗より大きくなったら計算ミスを疑い、逆数を取り忘れていないか見直します。
これだけは覚える
直列:R = R₁ + R₂(大きくなる)/並列:1/R = 1/R₁ + 1/R₂(小さくなる)。直列は電流一定・電圧分配、並列は電圧一定・電流分配。合成抵抗の計算は、オームの法則と電流・電圧の関係から考えるのが基本です。
よくあるつまずき
並列の合成抵抗をそのまま足し算してしまうのが最大の落とし穴。1/R の式を立てたあと最後に逆数を取り忘れるミスも多いです。また、(R₁×R₂)/(R₁+R₂) の公式は一度に2本を合成するためのもの。3本以上に一括では使えませんが、2本ずつ順に合成していけば使えます(1/R=1/R₁+1/R₂+1/R₃ からまとめて計算してもかまいません)。直列・並列の区別を曖昧にしたまま公式を当てはめないようにしましょう。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
