水の循環 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:湿度を計算で求める
📝 典型的な出題例:気温25℃の空気1m³に水蒸気が14g含まれている。25℃の飽和水蒸気量を23.1g/m³とするとき、この空気の湿度を求めなさい(小数第1位まで)。
✅ 答え方のコツ:公式湿度(%)=(実際の水蒸気量 ÷ その気温の飽和水蒸気量)× 100に当てはめます。①気温から飽和水蒸気量を表で確認、②実際の水蒸気量を分子に置く、③割って100倍、の順で計算します。単位g/m³を必ず確認しましょう。
🔑 押さえる用語:湿度, 飽和水蒸気量, 水蒸気量
⚠️ ありがちなミス:気温と露点を取り違えて飽和水蒸気量を選んだり、100倍を忘れて小数のまま答えてしまうミスが多いです。
パターン2:露点の意味と求め方を問う
📝 典型的な出題例:気温20℃、湿度75%の空気がある。15℃の飽和水蒸気量を12.8g/m³、20℃を17.3g/m³とするとき、この空気の露点は約何℃か答えなさい。
✅ 答え方のコツ:露点=実際の水蒸気量と飽和水蒸気量が等しくなる温度です。①実際の水蒸気量=飽和水蒸気量×湿度/100で計算(17.3×0.75≒12.98g/m³)、②その値と一致する気温を表から探す、の手順です。今回は約12.98g/m³が15℃の飽和水蒸気量12.8g/m³とほぼ等しいので、露点は約15℃と答えます。
🔑 押さえる用語:露点, 飽和水蒸気量, 凝結
⚠️ ありがちなミス:露点では水蒸気量は変わらず、気温が下がって飽和水蒸気量が実際の水蒸気量と一致します。水蒸気量が減ると勘違いしないよう注意しましょう。
パターン3:雲ができる手順を順序で説明
📝 典型的な出題例:暖かく湿った空気が上昇して雲ができるまでのしくみを、4つの段階に分けて順番に説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:キーワードを順番に並べます。①上昇、②気圧が下がって膨張、③膨張して温度が下がる、④露点に達して凝結し水滴(雲)。「上昇→膨張→冷却→凝結」の4語をセットで覚えると、記述で順序を間違えません。
🔑 押さえる用語:上昇気流, 膨張, 冷却, 凝結
⚠️ ありがちなミス:「冷えるから上がる」と因果を逆に書きがちです。上昇が先、膨張で勝手に冷える、の順を守りましょう。
パターン4:身近な凝結現象を見分ける
📝 典型的な出題例:次の現象のうち、空気中の水蒸気が冷やされて水滴になる現象(凝結)にあてはまるものをすべて選びなさい。ア 結露 イ 霧 ウ 窓ガラスの内側のくもり エ 霜 オ 雲
✅ 答え方のコツ:「気体→液体」が凝結、「気体→固体」が昇華です。①温度が露点まで下がっているかを確認、②できたものが水滴か氷かを区別、の順で判定します。水滴になる例=ア 結露・イ 霧・ウ 窓ガラスの内側のくもり・オ 雲が凝結にあたります。エ 霜は0℃以下で水蒸気が直接氷になるので昇華側になります。
🔑 押さえる用語:凝結, 昇華, 露点
⚠️ ありがちなミス:霜も結露の仲間と答えてしまう誤りが多いです。0℃以下で氷ができたら昇華と覚えましょう。
パターン5:水の循環の流れと用語を問う
📝 典型的な出題例:地球上の水は、海や地表で( ① )して水蒸気となり、上空で冷えて( ② )し雲になる。雲からは雨や雪となって地表へ戻る。このように地表へ戻る現象を( ③ )という。①〜③に入る語句を答えなさい。
✅ 答え方のコツ:蒸発→凝結→降水→河川→海の一方向の循環を、エネルギー源は太陽(のエネルギー)とセットで覚えます。①蒸発、②凝結、③降水が定番の空欄です。植物からは蒸散として水蒸気が出ることもおさえます。
🔑 押さえる用語:蒸発, 凝結, 降水, 蒸散
⚠️ ありがちなミス:蒸発と蒸散を混同したり、雲のでき方を「気化」と答えてしまうケースが目立ちます。
テスト前の総仕上げ
テスト前は、飽和水蒸気量の表を見ながら湿度・露点を3問ほど計算で復習し、「上昇→膨張→冷却→凝結」を声に出して言えるようにしましょう。結露・霧・霜のちがいを一文で説明できれば完成です。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
