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11章 古典総合(枕草子・徒然草・方丈記ほか主要古典作品の整理) ── 50問問題集

古典総合(枕草子・徒然草・方丈記ほか主要古典作品の整理)の重要事項を、基本20・標準20・応用10の3段階で総点検。答えはタップで開けます。

基本(20問)

問題1
『枕草子』の作者は誰か。
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清少納言
『枕草子』は平安時代の清少納言による随筆である。
問題2
『徒然草』の作者は誰か。
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兼好法師
『徒然草』は鎌倉末期の兼好法師による随筆である。
問題3
『方丈記』の作者は誰か。
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鴨長明
『方丈記』は鎌倉時代の鴨長明による随筆である。
問題4
『源氏物語』の作者は誰か。
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紫式部
『源氏物語』は平安時代の紫式部による長編物語である。
問題5
『おくのほそ道』の作者は誰か。
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松尾芭蕉
『おくのほそ道』は江戸時代の松尾芭蕉による紀行文である。
問題6
日本三大随筆をすべて挙げよ。
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枕草子・方丈記・徒然草
三大随筆は枕草子(清少納言)・方丈記(鴨長明)・徒然草(兼好法師)である。
問題7
「春はあけぼの。」で始まる作品名を答えよ。
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枕草子
『枕草子』の冒頭は「春はあけぼの」で始まる。
問題8
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」で始まる作品名を答えよ。
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平家物語
『平家物語』は仏教的な無常観を示す祇園精舎の一節で始まる。
問題9
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」で始まる作品名を答えよ。
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方丈記
『方丈記』はこの一節で無常観を表現して始まる。
問題10
「つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて」で始まる作品名を答えよ。
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徒然草
『徒然草』はこの一節で書くことの楽しさを語って始まる。
問題11
日本最古の物語といわれる、かぐや姫の物語の作品名を答えよ。
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竹取物語
『竹取物語』はかぐや姫を描いた日本最古の物語である。
問題12
奈良時代に成立した、現存最古の和歌集の名を答えよ。
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万葉集
『万葉集』は奈良時代に成立した現存最古の歌集である。
問題13
『平家物語』は何という戦いと平家の興亡を描いた軍記物語か。
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源平合戦(源平の戦い)
『平家物語』は源平合戦を背景に平家の興亡を描く軍記物語である。
問題14
『万葉集』の代表的な編者の一人とされる人物を答えよ。
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大伴家持
『万葉集』は大伴家持らによって編まれたと伝えられる。
問題15
歴史的仮名遣い「いふ」を現代仮名遣いに直せ。
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いう
語中・語尾の「ふ」は「う」に直すため「いふ」は「いう」となる。
問題16
歴史的仮名遣い「をかし」を現代仮名遣いに直せ。
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おかし
語頭以外の「を」は「お」に直すため「をかし」は「おかし」となる。
問題17
『枕草子』のジャンル(文学の種類)を答えよ。
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随筆
『枕草子』は清少納言による随筆である。
問題18
『竹取物語』が成立した時代を答えよ。
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平安時代(平安初期)
『竹取物語』は平安時代初期に成立した物語である。
問題19
『おくのほそ道』のジャンルを答えよ。
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紀行文
『おくのほそ道』は松尾芭蕉の旅を記した紀行文(俳句を含む)である。
問題20
在原業平らしい人物を主人公とする和歌物語(歌物語)の名を答えよ。
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伊勢物語
『伊勢物語』は在原業平らしい主人公を描いた歌物語である。

標準(20問)

問題21
『徒然草』が成立した時代を答えよ。
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鎌倉末期(鎌倉時代末)
『徒然草』は兼好法師により鎌倉時代末に成立した随筆である。
問題22
『平家物語』が成立した時代を答えよ。
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鎌倉時代
『平家物語』は鎌倉時代に成立した軍記物語である。
問題23
歴史的仮名遣い「けふ」を現代仮名遣いに直せ。
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きょう
「けふ」は「kefu→kyou」と変化し現代仮名遣いでは「きょう」となる。
問題24
歴史的仮名遣い「あふ」を現代仮名遣いに直せ。
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おう
「あ+ふ」の連母音は「おう」に直すため「あふ」は「おう」となる。
問題25
歴史的仮名遣いの「ぢ・づ」は現代仮名遣いでは原則どう直すか。
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じ・ず
歴史的仮名遣いの「ぢ・づ」は原則「じ・ず」に直す。
問題26
『方丈記』『平家物語』『徒然草』に共通する、中世文学に多くみられる世界観を漢字三字で答えよ。
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無常観
すべては移り変わるという仏教思想を背景にした無常観が中世文学に共通する。
問題27
『平家物語』に見られる、勢い盛んな者も必ず衰えるという考えを表す四字熟語を答えよ。
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盛者必衰
『平家物語』は「盛者必衰」の理(ことわり)を無常観として説く。
問題28
『平家物語』中の、弓の名手が扇の的を射る有名な場面の題名を答えよ。
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那須与一
「那須与一」は弓の名手が扇の的を射る『平家物語』の名場面である。
問題29
『平家物語』中の、若き武将の死と武士の哀感を描いた場面の題名を答えよ。
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敦盛の最期
「敦盛の最期」は若き武将の死を通して武士の哀感を描く場面である。
問題30
『土佐日記』の作者を答えよ。
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紀貫之
『土佐日記』は平安時代の紀貫之による日記文学である。
問題31
鎌倉時代に成立した、古今和歌集の流れをくむ八番目の勅撰和歌集の名を答えよ。
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新古今和歌集
『新古今和歌集』は鎌倉時代に後鳥羽上皇の命で編まれた八番目の勅撰和歌集で、最初の勅撰和歌集『古今和歌集』の流れをくむ。なお『万葉集』は勅撰和歌集ではない。
問題32
平安時代に成立し、紀貫之らが編んだとされる和歌集の名を答えよ。
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古今和歌集
『古今和歌集』は平安時代に紀貫之らが編んだ勅撰和歌集である。
問題33
古文を読む際、文末の「ぞ・なむ・や・か・こそ」などの助詞に注目して文末の活用形が変化する決まりを何というか。
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係り結び(係り結びの法則)
係助詞に応じて文末が連体形・已然形になる決まりを係り結びという。
問題34
古文では動作の主語がしばしば書かれない。これを何の省略というか。
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主語の省略
古文では主語の省略が多く、誰の動作かを文脈から判断する必要がある。
問題35
『竹取物語』の書き出し「今は昔、竹取の翁といふものありけり」の「翁」とはどのような人物か。
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おじいさん(年老いた男)
「翁」は年老いた男性、すなわちおじいさんを指す古語である。
問題36
『おくのほそ道』の冒頭「月日は百代の過客にして」の「過客」とはどのような意味か。
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旅人(通り過ぎていく客)
「過客」は過ぎ去っていく旅人の意で、月日を旅人にたとえている。
問題37
『更級日記』の作者を、その呼び名で答えよ。
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菅原孝標女
『更級日記』は平安時代の菅原孝標女による日記文学である。
問題38
『今昔物語集』や『宇治拾遺物語』が分類される、古典文学のジャンル名を答えよ。
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説話
『今昔物語集』『宇治拾遺物語』は説話(説話集)に分類される。
問題39
芭蕉の紀行文は、教科書表記では何と書くのが基本か。
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おくのほそ道
漢字の別表記もあるが教科書表記では『おくのほそ道』にそろえる。
問題40
古典総合の学習で勧められる勉強の順序を、最初の「音読」に続けて並べよ。
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音読→語句確認→文法・句形→現代語訳→主題整理
音読・語句確認・文法句形・現代語訳・主題整理の順に進めるとよい。

応用(10問)

問題41
『枕草子』『徒然草』『方丈記』を成立時代の古い順に並べよ。
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枕草子→方丈記→徒然草
枕草子は平安、方丈記は鎌倉、徒然草は鎌倉末で、この順が古い順となる。
問題42
漢文を日本語の文として読むために、漢字の左下につけて読む順序を示す記号を何というか。
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返り点
返り点は漢文を訓読する際に読む順序を示す記号である。
問題43
漢文を返り点や送り仮名に従って日本語の語順で書き改めた文を何というか。
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書き下し文
漢文を訓読し日本語の語順・仮名交じりで記したものを書き下し文という。
問題44
和歌や俳句で、意味や調子の切れ目となる「や・かな・けり」などの語を何というか。
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切れ字
切れ字は和歌・俳句で句の切れ目をつくり感動を表す語である。
問題45
俳句で季節を表すために詠み込む決まりの言葉を何というか。
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季語
季語は俳句に季節感を与えるため詠み込む決まりの言葉である。
問題46
『万葉集』『古今和歌集』『新古今和歌集』を成立時代の古い順に並べよ。
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万葉集→古今和歌集→新古今和歌集
万葉集は奈良、古今和歌集は平安、新古今和歌集は鎌倉の成立である。
問題47
この章で示される「本文根拠」とは何か、簡潔に説明せよ。
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答えの理由として示せる本文中の語句・文法・表現技法
本文根拠とは解答の理由として本文中から示せる語句・文法・表現技法である。
問題48
古文と漢文は同じ古い文章だが、読む手順が異なる。古文を読む軸となる三つの観点を挙げよ。
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歴史的仮名遣い・助動詞・係り結び
古文は歴史的仮名遣い・助動詞・係り結びを軸に文意を取る。
問題49
古典読解で「自分の感想だけで答え、本文中の根拠を示さない」答えが不足とされるのはなぜか、簡潔に説明せよ。
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本文の言葉を根拠として示していないから
読解は本文表現を根拠に説明する必要があり、感想だけでは根拠不足となる。
問題50
中世(鎌倉時代)の文学に共通する無常観の背景にある思想は何か。
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仏教(仏教思想)
無常観はすべてが移り変わるという仏教思想を背景としている。