この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:夏が暑くなるのは、地球が太陽に近づくからだと考えてしまう
- 💡 ここがちがう:地球の公転軌道はほぼ円で、太陽との距離は季節でほとんど変わらない。もし距離が原因なら北半球と南半球が同時に夏になるはずだが、実際は日本が夏のときオーストラリアは冬で逆になる
- ✅ 正しい理解:地軸が傾いたまま公転しているため、夏は北半球が太陽のほうを向いて南中高度が高くなり、昼が長く気温も高くなる
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:緯度35度の地点の冬至の南中高度を求めるのに、90+35-23.4=101.6°のように緯度を足してしまう
- 💡 ここがちがう:南中高度は「90°−緯度」が基本の式で、緯度は引き算する。90°に緯度を足すと90°を超えてしまい、地平線からの角度としてありえない値になる
- ✅ 正しい理解:緯度35度の地点の冬至の南中高度は、90−35−23.4=31.6°になる(緯度と季節による角度は両方とも引く)
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:日射量が1年で最も多いのは6月ごろなので、気温も6月が一番高くなるはずだと考えてしまう
- 💡 ここがちがう:気温はその瞬間に受け取る日射量だけで決まるのではなく、地面や海水にどれだけ熱がたまっているかで決まる。地面や海水は温まるのに時間がかかる(熱容量が大きい)
- ✅ 正しい理解:日射量が最大になるのは6月ごろだが、地面や海水が温まるのに時間がかかるため、実際に気温が最も高くなるのは1〜2か月遅れた7〜8月になる
なぜ間違えやすいのか
観察結果、条件、考察、結論を分けずに、用語だけで判断している。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 太陽の動きと季節で、実験や観察から直接わかる結果と、そこから考える結論は何が違う?
やってみよう:太陽の動きと季節について、実験の目的・結果・結論を一文ずつ分けて説明しよう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
- 年周運動
- 観察・実験の手順と記録
- グラフ・表の読み取り
- 原因と結果の説明
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中3理科)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-26
