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中学生の学習ノート教科書をもう一段くわしく

be動詞 am と are ── 自分のことを話す英語の出発点

「I am Hana.(私は花です)」── 中1で最初に習う英語の文。この amare という語が「be動詞(ビーどうし)」と呼ばれます。「動詞」と言われても、日本語の「〜です」にあたるだけで、何かを「する」感じがしない。だから多くの人がここで最初につまずきます。今回は be動詞の正体 を、「=(イコール)」のイメージで整理します。

be動詞は「=(イコール)」を作る道具

英語の文には、必ず 「動詞」が必要です。「動詞」というと「走る・食べる・歌う」のように動きをイメージしますが、英語ではもう一つ、「=(イコール)」をつくる動詞があります。それが be動詞です。

用語
be動詞(ビーどうし)
主語と、その後ろの言葉を 「=」で結ぶ動詞。am, are, is の3つの形があり、主語によって使い分ける。日本語にすると「〜です」「〜である」「〜だ」「〜にいる/ある」など。

たとえば「私は花です」を英語で言うとき:

日本語私 = 花

英語I am Hana.

「I(私)」と「Hana(花)」を「am」が「=」でつないでいる。これが be動詞の役割。

「I am happy.(私は幸せです)」「I am a student.(私は学生です)」──全部 「I = ◯◯」の形になっていることに注目してください。

主語によって am と are を使い分ける

中1の最初に出てくる be動詞は amare の2つです(is は Lesson 3 で出てきます)。どちらを使うかは 主語(しゅご=「〜は」にあたる言葉)で決まります。

使い分けのルール

I(私は) ── am

You(あなたは / あなたたちは) ── are

例文で確認します。

  • I am Riku. ── 私は陸です。
  • I am from Wakaba City. ── 私はわかば市出身です。
  • You are Mark. ── あなたはマークだね。
  • You are kind. ── あなたは優しいね。
つまずきポイント:日本語の「は」につられない
  • 「私陸です」と「あなたマークだね」── 日本語ではどちらも「〜は」だが、英語では amare でまったく違う動詞を使う。
  • 主語が I(私)You(あなた)かで、機械的に切り替える習慣をつける。

短くする ── I am → I'm / You are → You're

会話や友だちへのメッセージでは、主語と be動詞をくっつけて 短くすることがよくあります。これを 短縮形(たんしゅくけい)といいます。

短縮形のルール

I am → I'm(アイム)

You are → You're(ユア)

例:

  • I'm Hana. ── 私は花です。
  • I'm from Tokyo. ── 私は東京出身です。
  • You're a good friend. ── あなたはいい友だちです。

会話ではほぼ短縮形を使うので、書くときも短縮形で覚えるのが自然です。

否定文:「〜ではない」と言うときは not を入れる

「私は花ではない」と言いたいとき、英語では be動詞の すぐ後ろに not を入れます。

否定文の作り方

普通I am Hana.(私は花です)

否定I am not Hana.(私は花ではありません)

普通You are Mark.(あなたはマーク)

否定You are not Mark.(あなたはマークではない)

こちらにも短縮形があります。

  • I am not → I'm not(I'm と not はくっつかない)
  • You are not → You're not または You aren't(どちらでもOK)

疑問文:「〜ですか?」と聞くときは be動詞を文の先頭に

「あなたはマークですか?」と聞きたいとき、英語では be動詞を文のいちばん前に持ってきます。

疑問文の作り方

普通You are Mark.

疑問Are you Mark? ── 主語と be動詞を入れ替える

「I」が主語の疑問文(Am I ...?)はあまり使いません。「Are you ...?」のかたちが中1で最初に覚える疑問文です。

Are you ...? に答える

  • はい → Yes, I am.(短い「Yes, I'm.」とは言わない!)
  • いいえ → No, I am not. または No, I'm not.
つまずきポイント:Yes, I'm. はNG
  • 短縮形(I'm, You're など)は 文の途中で使うもの。
  • 「Yes, I am.」のように 文末で be動詞だけ残す形では、短縮しない。
  • 「Yes, I'm.」は不自然な英語なので注意。

be動詞のあとに来る「3つのもの」

be動詞のあとには、主に次の3種類が来ます。中1ではどれもよく出てきます。

be動詞のあとに来るもの

名詞(人やもの)── I am a student.(学生)

形容詞(性質)── I am happy.(幸せ)/ You are kind.(優しい)

場所を表す言葉── I am in Tokyo.(東京にいる)

③だけは「〜にいる」「〜にある」と訳すので、「=(イコール)」のイメージから少しずれます。でも中1の段階では 「I am here.(私はここにいる)」くらいで十分。あとから自然になじんできます。

be動詞だけでまとめると

主語 普通の文 否定文 疑問文
I I am Hana. I am not Hana. (あまり使わない)
You You are Mark. You are not Mark. Are you Mark?

英語で使えるようにする練習

この単元は、説明を読んで終わりにすると定着しません。次の型を、主語・時・目的語を入れ替えながら声に出してください。

be動詞の基本パターン
主語 + am / are / is + 名詞・形容詞・場所
音読して覚える例文

I am a student.

You are kind.

She is in the library.

よくあるミス
  • I a student. と be動詞を抜かない。
  • You is ではなく You are。
  • 疑問文は Are you ...? / Is she ...? のように be動詞を前へ出す。

練習問題

問題1(語順)
日本語の意味になるように、英語の文を完成させなさい。
  1. 私は花です。 ── ( I / Hana / am ).
  2. あなたはわかば市出身です。 ── ( from / are / Wakaba City / you ).
  3. 私はマークではありません。 ── ( not / I / Mark / am ).
  4. あなたはケイトですか。 ── ( you / Kate / are )?
答えを見る

(1) I am Hana.(短縮:I'm Hana.)

(2) You are from Wakaba City.(短縮:You're from Wakaba City.)

(3) I am not Mark.(短縮:I'm not Mark.)

(4) Are you Kate? ── 疑問文では are を文の先頭に。

問題2(穴うめ)
空欄に am / are のうち、正しいものを入れなさい。
  1. I (   ) Riku.
  2. You (   ) kind.
  3. (   ) you happy?
  4. I (   ) not from Tokyo.
答えを見る

(1) am ── 主語が I なので am。

(2) are ── 主語が You なので are。

(3) Are ── You が主語の疑問文。先頭に Are。

(4) am ── I am not の形。

問題3(書きかえ)
次の文を、(1)否定文、(2)疑問文 に書きかえなさい(主語が You の場合のみ疑問文を作る)。
  1. You are a student.
  2. I am from Wakaba City.
答えを見る

(1) You are a student.

  • 否定:You are not a student.(短縮:You aren't / You're not)
  • 疑問:Are you a student?

(2) I am from Wakaba City.

  • 否定:I am not from Wakaba City.(短縮:I'm not)
  • 疑問:(主語が I の疑問文は通常使わないので省略)
問題4(応答)
次の質問に、( ) 内の語を使って英語で答えなさい。
  1. Are you Hana?(Yes)
  2. Are you from Tokyo?(No)
答えを見る

(1) Yes, I am. ── Yes, I'm. とは言わない。

(2) No, I am not.(短縮:No, I'm not.)

追加問題(瞬間英作文)
次の日本語を、このページの型を使って英語にしなさい。
  1. 私は中学生です。
  2. あなたは親切です。
  3. 彼女は図書館にいます。
答えを見る

(1) I am a junior high school student.

(2) You are kind.

(3) She is in the library.

まとめ

  • be動詞は主語と後ろの言葉を「=」でつなぐ動詞。中1では am, are の2つを使い分ける。
  • 主語が Iam、主語が Youare
  • 短縮形:I am → I'm、You are → You're
  • 否定文:be動詞の すぐ後ろに not。例 I am not / You are not(You aren't)。
  • 疑問文:be動詞を文の先頭に。例 Are you Mark?
  • 応答:Yes, I am.No, I am not.(Yes, I'm. はNG)。
  • be動詞のあとには 名詞・形容詞・場所を表す言葉が来る。