助詞・助動詞 を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 付属語かを確認し、活用の有無で2つに分ける
下線の語が単独で文節を作れないかを確認し、付属語であることを確かめます。次に形が変わる(活用する)かどうかを見ます。変わらなければ助詞、変わるなら助動詞。これが最初の大きな分かれ道です。
ステップ 2:ステップ2: 助詞は4種類に分類する
助詞は格助詞・接続助詞・副助詞・終助詞の4種類。格助詞=主に体言につき関係を示す(が・の・を・に・へ・と・から・より・で・や)、接続助詞=用言などについて前後をつなぐ(と・が・けれど・ので・のに・ば・ても・ながら)、副助詞=意味を添える(は・も・こそ・さえ・しか・だけ・まで)、終助詞=文末で気持ちを表す(か・な・ね・よ)。ステップ1の「私は本を読む」の「は」は副助詞にあたります。
ステップ 3:ステップ3: 助動詞は意味で判定する
助動詞は活用するので、形だけでなく意味を文脈で読み取ります。代表は「た(過去・完了)/ない・ぬ(打消し)/れる・られる(受身・可能・自発・尊敬)/せる・させる(使役)/ます(丁寧)/う・よう(推量・意志・勧誘)/らしい(推量)/たい・たがる(願望)/だ・です(断定)/ようだ・そうだ(比況・推定・伝聞)」。なお「だろう」は断定の助動詞「だ」の未然形「だろ」+推量の助動詞「う」の連語なので、単一の助動詞ではない点に注意。
ステップ 4:ステップ4: 「ない」を「ぬ」に置き換えて見分ける
「ない」は助動詞か形容詞(または補助形容詞)か迷う代表格。判定のコツは「ぬ」に置き換えられるかどうか。置き換えOKなら助動詞、置き換えNGなら形容詞・補助形容詞です。さらに精密に見分けるには、直前に「は」「も」が補えるかを試します。「は・も」が補えれば補助形容詞、補えず「存在しない」の意味で独立しているなら形容詞の「ない」です。
ステップ 5:ステップ5: 「れる・られる」は4つの意味を文脈で選ぶ
「れる・られる」は形が同じでも受身・可能・自発・尊敬の4つの意味があります。形だけで「受身」と決めず、主語と動作の向き・敬意の対象を確認しましょう。目上の人が主語なら尊敬、「〜できる」の意味なら可能、「自然に〜してしまう」なら自発、動作を受ける側が主語なら受身です。
これだけは覚える
付属語は助詞・助動詞の2品詞のみ。活用しないのが助詞(格・接続・副・終の4種類)、活用するのが助動詞(過去・打消・受身・使役・丁寧・推量・願望・断定など)。「ない」は「ぬ」に置き換え可なら助動詞。
よくあるつまずき
助詞を単独の文節として数えるのは付属語の性質に反するのでNG。「れる・られる」をいつも受身と決めつけず、可能・自発・尊敬も文脈で確認します。助詞を読み飛ばすと、主語・対象・理由の関係を誤読しやすいので注意。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(国語)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
