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説明文の読み方の解き方/コツ

説明文の読解は、用語を丸暗記するだけでは要旨の問題で失点しやすい単元です。「段落の区切り→接続語→中心文→意味段落→要旨」の順に手順を固定するのがコツ。ここでは答案で差がつく整理のしかたを順番に紹介します。

説明文の読み方 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:形式段落に番号をふり、見た目の区切りを確認する

まず本文の①②③…という形式段落を確認します。形式段落は改行して1字下げてから書き始める、目に見える段落の単位です。この時点ではまだ内容のまとまりは考えず、見た目どおりに数えるだけにします。

例題:氷の例文は①「氷は水に浮く」②「ふつうは凍ると重くなる」③「水は例外」④「だから軽くて浮く」の4つの形式段落に分かれます。
ステップ 2:接続語に印をつけて段落どうしの関係をつかむ

「だから」「しかし」「たとえば」「つまり」などの接続語に印をつけます。順接・逆接・並列添加・対比・例示・まとめ言い換え・理由の7種類を意識すると、段落と段落がどうつながっているかが見えてきます。とくに逆接(しかし・だが)は、その後ろに筆者が強調したい内容が来やすい合図です。

例題:氷の例文の③「しかし」は②の「ふつうのルール」への例外を示す合図。④「だから」は③までの理由を受けた結論の合図です。
ステップ 3:各段落の中心文を探す

段落ごとに、具体例(「たとえば」の文など)を仮に外し、残った文の中でいちばん一般的・まとめ的な言い方をしている文を探します。「そのため」「だから」「つまり」の直後にある文は、中心文であることが多いです。

例題:氷の例文の段落③の中心文は「そのため、氷は同じ体積の水よりも軽くなります。」。「水の分子が規則正しく並び…」は、この結論を導くための理由にあたります。
ステップ 4:中心文をもとに意味段落へグループ化する

見つけた中心文の内容を見比べ、話題が同じ形式段落どうしをグループ化します。多くの文章は「はじめ(問題提示)・中(説明)・おわり(結論)」の3つの意味段落にまとまります。形式段落の数と意味段落の数は一致しないことが多い点に注意します。

例題:氷の例文は形式段落が4つでも、意味段落は「はじめ(①)・中(②③)・おわり(④)」の3つにまとまります。
ステップ 5:中心文をつなげて要旨を1〜2文にまとめる

各形式段落の中心文を書き出し、具体例や言い換えの部分を削って、主張だけを残します。残った内容を自然な1〜2文につなげると要旨が完成します。1つの段落の印象だけで決めず、はじめ・中・おわりすべての中心文を確認してからまとめます。

例題:氷の例文の要旨は「水は凍るときに分子がすきまの多い構造になるため、氷は水より軽くなり、水に浮く。」となります。

これだけは覚える

「形式段落→接続語→中心文→意味段落(はじめ・中・おわり)→要旨」の一本道で整理。中心文は具体例を仮に外して探し、要旨は各段落の中心文をつなげて作ります。

よくあるつまずき

形式段落の数をそのまま意味段落の数だと思い込む、「たとえば」の一文を中心文だと勘違いする、「しかし」の後ろを読み流してしまうの3つが頻出ミス。逆接の直後には筆者が本当に伝えたい内容が来やすい点に注意しましょう。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(国語)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-08-15