0章 算数から数学へ ── 50問問題集 を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 何を求めるかを最初に確認する
問題文を読み、素数判定・素因数分解・最大公約数・最小公倍数のどれを聞かれているかを決めます。「すき間なく敷き詰める正方形」なら最小公倍数、「できるだけ大きい正方形に分ける」なら最大公約数、というように場面と道具を結びつけるのが第一歩です。
ステップ 2:ステップ2: 小さい素数から順に割って素因数分解する
大きな整数は2, 3, 5, 7, …と小さい素数から順に割っていき、商が素数になるまで続けます。割った素数を掛け合わせた形に直し、同じ素数は指数でまとめます。これが約数・倍数・GCD・LCMすべての土台になります。
ステップ 3:ステップ3: 最大公約数は共通因数を少ない指数で取る
GCDは両方に共通して入っている素因数だけを、小さいほうの指数で掛け合わせます。素因数分解を縦にそろえて書くと、共通部分が見つけやすくなります。「同じ大きさに分ける」「共通に使う」場面で活躍します。
ステップ 4:ステップ4: 最小公倍数は必要な素因数を不足なく集める
LCMは両方の数に現れる素因数すべてを、大きいほうの指数で掛け合わせます。GCDが「共通部分」なのに対し、LCMは「全体をそろえる」ためのもの。「同時にそろう時刻」「周期がそろうとき」を求める問題で使います。
ステップ 5:ステップ5: 答えが定義に合うかを必ず確認する
出した答えを定義に戻して点検します。素因数分解なら積を計算して元の数に戻るか、因数がすべて素数か。GCD・LCMなら、両方の数を割り切るか・両方の倍数になっているか。1は素数ではない/2だけは偶数の素数という基本も毎回確認しましょう。
これだけは覚える
素数は約数がちょうど2個の自然数。素因数分解は小さい素数から順に割る。GCDは共通因数を少ない指数で/LCMは全素因数を大きい指数で。場面と道具(分ける→GCD、そろえる→LCM)を結びつけて選びましょう。
よくあるつまずき
1を素数に含めてしまう誤り(素数は約数2個)。2以外の偶数を素数と勘違い(2だけが偶数の素数)。GCDとLCMで共通部分を取るか全体をそろえるかを逆にする。指数を小さい方/大きい方で取り違える点にも注意。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
