デジタルこどもBASEのロゴ特定非営利活動法人デジタルこどもBASE
中学生の学習ノート教科書をもう一段くわしく

代入と式の値の解き方/コツ

代入とは、文字式の文字を具体的な数に置き換えて式の値を求める操作です。手順は「省略された × を戻す → 数で置き換える → 計算する」の3ステップ。負の数を入れるときにカッコを忘れるのが最大のつまずきポイントなので、ここを丁寧に押さえましょう。

代入と式の値 を解く・整理する4ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 省略された × を戻す

まず式の中で省略されているかけ算の記号 × を書き戻します。たとえば 3x は 3 × x、2y は 2 × y、x² は x × x です。これをやらずに数字をくっつけて読むと、2a に a=5 を入れて「25」と書くような誤答につながります。代入する前のひと手間として必ず復元しましょう。

例題:3x → 3 × x、5x → 5 × x、x² → x × x、2y → 2 × y のように、文字の前後の積を見える形に直してから次へ進みます。
ステップ 2:ステップ2: 文字を指定された数で置き換える

次に、式の中の同じ文字をすべて同じ値に置き換えます。文字が複数あるとき(x と y、a と b など)は、それぞれに対応する数を入れます。負の数を代入するときは必ずカッコをつけるのが鉄則。カッコがないと符号と演算記号の区別がつかなくなり、累乗のときに答えがズレます。

例題:x = −2 のとき 3x − 4 → 3 × (−2) − 4。x = −3 のとき x² → (−3)²。x = 2、y = −1 のとき 3x − 2y → 3 × 2 − 2 × (−1)。
ステップ 3:ステップ3: 計算順序にしたがって式の値を出す

代入しただけで終わらせず、最後まで計算します。順序はカッコ → 累乗 → 乗除 → 加減。負の数のかけ算・引き算では符号に注意し、割り切れない分数は無理に小数にせず分数のまま答えても構いません。最後に符号と単位(あれば)を確認すれば完了です。

例題:x = 5 のとき 3x + 1 → 3 × 5 + 1 = 16。x = −3 のとき x² + 2x → (−3)² + 2 × (−3) = 9 + (−6) = 3。
ステップ 4:ステップ4: 累乗を含む式はカッコのかかり方を確認する

x² に負の数を入れるときは、(−3)² と −3² は別物と意識します。(−3)² = (−3) × (−3) = +9 ですが、−3² = −(3 × 3) = −9 です。代入のときは「文字の場所に (−3) を入れる」と決めておけば、累乗が正しくかかります。2x² のような式も同様に、x にだけカッコをつけて代入します。

例題:x = −4 のとき 2x² − 5 → 2 × (−4)² − 5 = 2 × 16 − 5 = 32 − 5 = 27。

これだけは覚える

代入の3ステップは「× を戻す → 数で置き換える → 計算する」。負の数は必ずカッコをつけて入れる。式の値は代入後に計算順序(カッコ→累乗→乗除→加減)で最後まで求める。同じ文字には同じ数を入れる。

よくあるつまずき

2a に a=5 を入れて「25」とする(× の戻し忘れ)。a² に a=−2 を入れて「−4」とする(カッコ忘れで −2² と (−2)² を混同)。同じ文字に違う数を入れる。代入したまま計算を止めてしまう。分数を無理に小数化して誤差を出す、なども要注意です。

関連

出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27