デジタルこどもBASEのロゴ特定非営利活動法人デジタルこどもBASE
中学生の学習ノート教科書をもう一段くわしく

項と係数・1次式の解き方/コツ

「3x − 5 + 2y」のような式は、項のたし算として読むのがコツ。項・係数・定数項・1次式の4つの言葉を整理しておくと、これからの加法・減法の計算がぐっと楽になります。

項と係数・1次式 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 式を加法の形に直して項に分ける

まず減法を「符号つきの和」として見ます。+や−の手前で区切ると、それぞれが項です。+や−の記号はそのまま後ろの項の符号として持たせます(先頭は+を省略)。

例題:3x − 5 + 2y → 項は 3x、−5、+2y の3つ。「−5」のマイナスもセットで1つの項として扱います。
ステップ 2:ステップ2: 文字の前の数を読んで係数を答える

文字を含む項では、文字の前についている数が係数です。符号も係数に含めるのがポイント。文字だけのときは係数が省略されているだけで、x は係数1、−x は係数−1として読みます。

例題:3x の係数は 3/−5y の係数は −5/a の係数は 1/−x の係数は −1。
ステップ 3:ステップ3: 文字を含まない項を定数項として取り出す

文字を含まない数だけの項が定数項です。係数と混同しないように、係数(文字つきの項の数)と定数項(数だけの項)は別物として分けて考えます。符号も忘れずに持たせます。

例題:3x − 5 + 2y の定数項は −5。5x − 3y + 7 の定数項は +7。
ステップ 4:ステップ4: 文字の指数を見て1次式かを判別する

1次式は、文字を含む項の文字の指数がすべて1の式。x や a は実は x¹、a¹ で、1乗は省略されています。x² が混ざっていれば1次式ではないと判定します。また、xy のように文字どうしがかけ合わさっている項が入っているときも1次式ではありません(これは中2でくわしく学びます)。

例題:3x、2a − 5、4x − y + 7 は 1次式。x² + 3 は 1次式ではない(x² があるため)。4xy も 1次式ではない(文字どうしの積が入っている)。文字のない 7 も 1次式ではない(ただの定数)。
ステップ 5:ステップ5: 答えた後に符号と次数を見直す

答えを書いたら、係数に符号がついているか、定数項を係数と取り違えていないか、文字の指数が1かどうかを見直します。この3点をチェックすると、ケアレスミスがぐっと減ります。

例題:−5a の係数は? → −5(符号も含む)。x² + 1 は1次式? → 違う(x² が混ざっている)。

これだけは覚える

式は項のたし算として読む。係数には符号も含める(−x の係数は−1)。係数と定数項は別物。1次式は文字の指数がすべて1の式で、x² が混ざれば1次式ではない。

よくあるつまずき

−3x の係数を3と答える(符号を落とすミス)。2x+5 をまとめて1つの項と見てしまう(加法で区切る見方が未定着)。x² を1次式に入れる(次数の取り違え)。「1次」と「項が1個」を混同しないこと。

関連

出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27