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ヒストグラムと度数折れ線の解き方/コツ

度数分布表をグラフにすると、データの「形」が一気に見えてきます。ヒストグラムは柱(はしら)どうしをくっつけて描き、度数折れ線は各柱の上辺の中点を結ぶのがポイント。手順どおりに描いて、山の位置・偏り・散らばりを順に読み取りましょう。

ヒストグラムと度数折れ線 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 横軸と縦軸を決める

まず横軸に階級、縦軸に度数をとります。階級幅と目盛りをそろえることが最重要。「10以上20未満」のように境界の値がどちらに入るかも確認しておきます。階級幅がバラバラだと正しく形が読めないので、最初にそろっているかチェックします。

例題:身長の例:横軸に140-145, 145-150, …, 160-165(cm)、縦軸に度数(人)を5刻みで取る。
ステップ 2:ステップ2: 階級ごとの柱を立てる

各階級の上に、度数の高さの長方形(柱)を立てます。柱の横幅は階級幅と同じで、柱と柱の間にすき間を空けないのがヒストグラムのルール。棒グラフのように離して描くのは誤りです。

例題:度数が 2, 5, 8, 10, 4 なら、5本の柱を高さ 2・5・8・10・4 で並べて描く。
ステップ 3:ステップ3: 度数折れ線を描く

ヒストグラムが描けたら、各柱の上辺の中央に点を打ち、線で結びます。両端には度数0の階級があるものとして、横軸まで線を下ろすのが普通です。柱の端ではなく中央を結ぶのを忘れずに。

例題:5本の柱なら、上辺の中央に5点を打ち、その両端に度数0の点を加えて計7点を結ぶ。
ステップ 4:ステップ4: グラフの形を読み取る

形からデータの性質を読みます。山型は中央が多いふつうの分布、左右に偏った形は値が片寄り、双峰(2つの山)は性質の違う2グループが混ざっている可能性、平らな形はばらつきが大きいデータ、と順に判断します。

例題:男女混合クラスの身長で2つの山ができたら、男女別に分けて見ると特徴がはっきりする。
ステップ 5:ステップ5: 比較するときは条件をそろえる

2つのデータを比べるときは、度数折れ線を重ねて描くと違いが見やすくなります。比較する前に必ず階級幅と縦軸の目盛りが同じかを確認すること。条件が違うグラフ同士を見ても正しい比較はできません。

例題:クラスAとBの成績比較で、Aが中央に集中・Bが広く散らばっていれば「Aの方がばらつきが小さい」と言える。

これだけは覚える

横軸=階級、縦軸=度数。柱はすき間なく並べ、度数折れ線は各柱の上辺の中央を結ぶ。両端は度数0として横軸に下ろす。形(山型・偏り・双峰・平ら)からデータの性質を読み取れる。

よくあるつまずき

柱の間を空けてしまうのは棒グラフとの混同。折れ線を柱の端で結ぶのは階級中央を代表点にする考えが抜けている。山が高いだけで「多い」と決めるのは、階級幅や総数の確認不足。境界の値がどちらに入るかも要確認。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27