光の進み方と反射 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:反射の法則と法線の意味を問う
📝 典型的な出題例:右の図のように、光が鏡に当たって反射した。鏡の面に垂直な線を何というか答えなさい。また、入射角と反射角の関係を式で書きなさい。
✅ 答え方のコツ:まず法線=鏡面に垂直に立てた線と答えるのが基本。次に式は必ず「入射角=反射角」と書く。角度は鏡面ではなく法線からはかると一言そえると安心。図の問題では、法線をうすく書き込んでから角度を測る手順を守ろう。
🔑 押さえる用語:法線, 入射角, 反射角, 反射の法則
⚠️ ありがちなミス:角度を鏡面とのなす角で答えてしまうミス。「鏡面と光線の角」と「法線との角(=入射角)」は足して90°になることに注意。
パターン2:鏡に映る像の位置を作図・説明させる
📝 典型的な出題例:物体Aを鏡の前に置き、Bさんが鏡を見たときAはどこに見えるか。鏡に対する位置関係と、像の大きさについて説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:答えのポイントは3つ。①像は鏡面に対して物体と対称な位置にできる。②物体から鏡までの距離と、鏡から像までの距離は等しい。③像の大きさは物体と同じ。作図では、物体から鏡面に垂線を引き、同じ長さだけ向こう側に伸ばした点を像として描く。
🔑 押さえる用語:虚像, 対称, 鏡面, 像の大きさ
⚠️ ありがちなミス:鏡の向こう側に本当に物があると考えてしまうミス。実際には物はなく、光が直進してきたと脳が感じる位置に像が見えるだけ。
パターン3:全身を映す鏡の長さを計算させる
📝 典型的な出題例:身長160cmの人が自分の全身を鏡に映して見るには、最低何cmの高さの鏡が必要か。また、鏡からの距離によって答えは変わるか。
✅ 答え方のコツ:結論は身長の半分=80cm。理由は、頭で反射して目に届く光が鏡で反射する位置は、鏡の上で見ると頭の高さと目の高さのちょうど中間の高さになり、足で反射して目に届く光が鏡で反射する位置は、足の高さと目の高さのちょうど中間の高さになるため。必要な鏡の高さはこの2点の間にあたり、ちょうど身長の半分。鏡からの距離は関係しないと必ず書き添える。
🔑 押さえる用語:身長の半分, 反射の法則, 入射角=反射角
⚠️ ありがちなミス:「身長と同じ160cmの鏡が必要」と答えてしまうミス。また「離れるほど大きな鏡が必要」と書いてしまうのもよくある誤り。
パターン4:正反射と乱反射の違いを比較する
📝 典型的な出題例:鏡では自分の顔がはっきり映るのに、紙や机では映らないのはなぜか。反射という言葉を使って説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:比較のポイントは表面のなめらかさと反射光の向き。鏡や水面はなめらかなので光がそろって跳ね返り(正反射)像がうつる。紙や机は表面に細かい凹凸があるので光がいろいろな方向に散らばって反射する(乱反射)ため像にならない。「乱反射のおかげでどの角度から見ても物が見える」までセットで書ければ満点。
🔑 押さえる用語:正反射, 乱反射, 凹凸, 散らばる
⚠️ ありがちなミス:「紙では反射していない」と書いてしまうミス。紙でも反射は起きているが、向きがばらばらなので像にならない、と書くのが正解。
パターン5:光の直進と影のしくみを問う
📝 典型的な出題例:影ができるためには何と何が必要か答えなさい。また、夕方に影が長くなる理由を光の性質を使って説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:影ができるのに必要なものは①光源 ②光をさえぎる不透明な物体の2つ。実際に影を観察するときは、地面や壁などの影をうつす場所(スクリーン)もあるとわかりやすい。夕方に影が長くなる理由は、光は直進するので、太陽の高さ(角度)が低くなると、物体の頂点から地面に届くまでの光の道筋が長く伸び、その分だけ影も長くなるから。直進性と太陽の角度を結びつけて書くのがポイント。
🔑 押さえる用語:直進, 光源, 不透明な物体, 影
⚠️ ありがちなミス:「光が曲がるから影が長くなる」と書いてしまうミス。光は直進しており、太陽の高さ(角度)が低くなるほど、物体の頂点から地面までの光の道筋が長く伸びるため影が長くなる、と書くのが正解。
テスト前の総仕上げ
テスト直前は、「角度は法線から」「像は対称」「全身鏡は身長の半分」「乱反射のおかげで見える」の4つを呪文のように唱えよう。記述問題は用語+しくみ+結果の3点セットで書けば部分点を取りこぼさない。作図問題は法線を先にうすく描く習慣を。
関連
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
