圧力 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:圧力の基本計算を問う
📝 典型的な出題例:質量1kgのレンガを、底面積50cm²の向きで床に置いた。このときレンガが床におよぼす圧力は何Paか答えなさい。ただし、100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとする。
✅ 答え方のコツ:手順は3ステップ。①質量をNに直す(1kg=10N)。②面積をcm²からm²に直す(50cm²=0.005m²、10000で割る)。③圧力=力÷面積に代入する(10÷0.005=2000Pa)。単位ぞろえを先にやるのが鉄則です。
🔑 押さえる用語:圧力, パスカル(Pa), N/m², 単位換算
⚠️ ありがちなミス:cm²のまま割ってしまい、答えが10000倍ズレるミス。また、100gを1Nにせず「100」のまま代入してしまうのも頻出のミスです。
パターン2:面積を変えたときの圧力の比較を問う
📝 典型的な出題例:質量400gの直方体を、底面積20cm²の向きで置いたときの圧力と、底面積80cm²の向きで置いたときの圧力を求め、前者は後者の何倍か答えなさい。
✅ 答え方のコツ:力は向きを変えても同じ(4N)であることに気づくのがコツ。①それぞれ面積をm²に直す。②それぞれ圧力=力÷面積で計算する。③倍率は圧力どうしを割り算する。面積が何倍になれば圧力は何分の1という反比例の関係を意識すると速いです。
🔑 押さえる用語:反比例, 底面積, 力, 圧力
⚠️ ありがちなミス:向きが変わると力(重さ)も変わると勘違いするミス。力は物体の質量で決まり、置き方では変わりません。
パターン3:水圧の性質と理由を問う
📝 典型的な出題例:水中の深い場所ほど水圧が大きくなるのはなぜか。「水の重さ」という言葉を使って簡潔に説明しなさい。また、水圧はどの向きにはたらくか答えなさい。
✅ 答え方のコツ:記述のポイントは2つ。①水圧はその場所より上にある水の重さによって生まれることを書く。②深いほど上に乗っている水の量(重さ)が多くなるためと結ぶ。向きは「あらゆる向き」と答える。下向きだけと書かないこと。
🔑 押さえる用語:水圧, 深さに比例, あらゆる向き, 水の重さ
⚠️ ありがちなミス:「水圧は下向きにはたらく」と答えてしまうミス。水圧は上・横・下のすべての向きから同じ大きさではたらきます。
パターン4:大気圧の現象を説明させる記述
📝 典型的な出題例:吸盤を壁に押しつけるとはがれにくくなるのはなぜか。「大気圧」という言葉を使って説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:記述の型は「内側の気圧が下がる→外の大気圧が押しつける」の流れ。①押しつけると吸盤の中の空気が押し出され、内側の気圧が下がることを書く。②外の大気圧が吸盤を壁に押しつけるため、はがれにくくなる、と結ぶ。ストローや耳のツーンも同じ型で説明できます。
🔑 押さえる用語:大気圧, 1013hPa, 気圧差, 吸盤
⚠️ ありがちなミス:「吸盤が吸いついている」と書くと不正解。吸盤が吸うのではなく、外の大気圧が押しているのが正しい説明です。
パターン5:水圧・大気圧の比較表の読み取り
📝 典型的な出題例:水圧と大気圧について、(1)何の重さによる圧力か、(2)どの向きにはたらくか、(3)何によって大きさが変わるか、それぞれ答えなさい。
✅ 答え方のコツ:表で整理して覚えるのが近道。水圧=水の重さ/あらゆる向き/深さ(深いほど大)、大気圧=空気の重さ/あらゆる向き/高度(高いほど小)。共通点は「あらゆる向きにはたらく」こと、違いは「深いほど大」か「高いほど小」かです。
🔑 押さえる用語:水圧, 大気圧, 深さ, 高度
⚠️ ありがちなミス:深さと高度を逆にして「大気圧は高いほど大きい」と書くミス。空気が薄くなるので、高い場所ほど大気圧は小さくなります。
テスト前の総仕上げ
テスト直前は、単位ぞろえ(cm²→m²、g→N)を声に出して確認してから計算に入る習慣をつけましょう。記述では「水の重さ」「空気の重さ」「あらゆる向き」の3キーワードを使えば、水圧・大気圧の説明はほぼ完璧です。
関連
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
