火山と火成岩 を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: マグマのねばりけを起点に考える
問題文に「火山の形」「噴火のようす」「溶岩の色」が出てきたら、まずマグマのねばりけを真ん中に置いて考えます。ねばりけを決めているのは二酸化ケイ素(SiO₂)の量。SiO₂が多い→ねばりけ強い→白っぽい、SiO₂が少ない→ねばりけ弱い→黒っぽい、と一直線につながります。
ステップ 2:ステップ2: 火山の形を3タイプで見分ける
火山の形は楯状(たてじょう)・成層・ドーム状の3つで整理します。ねばりけ弱い→平たい楯状(キラウエア)、中くらい→きれいな円錐形の成層火山(富士山・桜島)、強い→おわんを伏せたドーム状(雲仙普賢岳・昭和新山)。形・噴火・例の3点セットで覚えるのがコツです。
ステップ 3:ステップ3: 冷え方で火山岩か深成岩かを判別する
火成岩の問題は冷えた場所と速さで2分します。地表近く・急に冷えた→火山岩(斑状組織:地下でゆっくり冷えて育った大きな斑晶のまわりを、地表付近で急に冷えて固まった細かい石基が囲む、2段階の冷え方でできる)。地下深く・ゆっくり冷えた→深成岩(等粒状組織:最初から地下でゆっくり冷えるため似た大きさの結晶がびっしり)。「なぜそのつくりになるか」まで理由をつけて答えるのがポイント。
ステップ 4:ステップ4: 「しんかんせんはかりあげ」で6種類を当てはめる
6種類の火成岩は、語呂合わせ「しんかんせん は かりあげ」で覚えます。深成岩の白→黒:花こう岩・せん緑岩・はんれい岩(しん・かん・せん)。火山岩の白→黒:流紋岩・安山岩・玄武岩(は・かり・あげ)。色(白っぽい〜黒っぽい)と組織(斑状/等粒状)の2軸で表に当てはめます。
ステップ 5:ステップ5: 鉱物の量で色の理由を裏づける
色の正体は含まれる鉱物の割合です。白っぽい岩石には無色鉱物(石英・長石)が多く、黒っぽい岩石には有色鉱物(黒雲母・角閃石・輝石・かんらん石)が多く含まれます。記述問題では「白い=無色鉱物が多いから」「黒い=有色鉱物が多いから」と根拠まで書きましょう。
これだけは覚える
SiO₂量 → ねばりけ → 火山の形 → 噴火 → 溶岩の色は1本の鎖。火成岩は冷え方(場所と速さ)で組織が決まり、色は鉱物の割合で決まる。語呂「しんかんせんはかりあげ」で6種類を一気に整理。
よくあるつまずき
「白い=おだやか」と覚え違える(逆。白い=ねばりけ強い=激しい噴火)。斑状組織と等粒状組織を取り違える。用語の暗記だけで、なぜそのつくりになったかの理由(冷え方)を書き忘れる。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
