この章の比較ペア(まとめ表)
| 比較ペア | A | B |
|---|---|---|
| 動名詞と現在進行形の違い | 動名詞 | 現在進行形 |
| 動名詞のみをとる動詞と不定詞のみをとる動詞の違い | 動名詞のみをとる動詞 | 不定詞のみをとる動詞 |
| stop doing と stop to do の違い | stop doing | stop to do |
1. 動名詞と現在進行形の違い
| 比べる軸 | 動名詞 | 現在進行形 |
|---|---|---|
| 形 | 動詞のing形(単独) | be動詞 + 動詞のing形 |
| 働き | 名詞として働く | 動詞句として働く |
| 意味 | 〜すること | 〜している(最中) |
| 文中の位置 | 主語・目的語・補語・前置詞の目的語 | 述語動詞として使う |
| be動詞の有無 | be動詞は不要 | be動詞が必ず必要 |
| 例文 | I like playing tennis.(テニスをするのが好き) | I am playing tennis now.(今テニスをしている) |
| 見分け方 | 名詞の位置にあり「〜すること」と訳せる | be動詞とセットで「〜している」と訳せる |
なぜこの違いが生まれたのか
どちらも動詞のing形を使うが、役割がまったく違う。動名詞は動詞を名詞化して「行為そのもの」を話題にする道具で、進行形はbe動詞と組んで時制を表す表現。同じing形でも、be動詞があるかないか、文中の位置が名詞か述語かで区別する。
混同しやすいポイント
「ing形=〜している」と決めつけ、I like playingを「私は遊んでいるのが好き」と訳してしまう。be動詞がなく名詞の位置にあれば動名詞と判断する。
テストでの聞かれ方
下線部のing形が動名詞か進行形かを答える問題、またはbe動詞の有無に注目して訳し分けさせる問題が頻出。「I am playing」と「I like playing」の比較がよく出る。
2. 動名詞のみをとる動詞と不定詞のみをとる動詞の違い
| 比べる軸 | 動名詞のみをとる動詞 | 不定詞のみをとる動詞 |
|---|---|---|
| 代表的な動詞 | enjoy, finish, stop, give up, mind, practice | want, hope, decide, plan, wish, need, promise |
| 後ろにとる形 | 動詞のing形(動名詞) | to + 動詞の原形(to不定詞) |
| 意味のニュアンス | すでに行っている/実際の行為 | これから・未来に向けた希望や計画 |
| 正しい例 | I enjoy reading books. | I want to go home. |
| 誤りやすい例 | ×I enjoy to read books. | ×I want going home. |
| 覚え方 | 「えん・ふぃ・すと・ギブ」と語呂で暗記 | 希望・計画・約束など未来志向の動詞 |
なぜこの違いが生まれたのか
英語では動詞ごとに、後ろにくる目的語の形が決まっている。enjoy / finish / stopは「実際に行っている行為」を扱うので動名詞と相性がよく、want / hope / decideは「これからの希望・計画」を扱うので未来を指す不定詞と結びつきやすい。なお、like / love / start / begin / continueはどちらの形でもOKな「両用動詞」なので、このグループ分けの例外として覚えておく。
混同しやすいポイント
「I enjoy to play games.」のように、動名詞専用の動詞の後ろに不定詞を置いてしまうミスが定番。動詞ごとにセットで暗記するのが近道。
テストでの聞かれ方
( )内から正しい形を選ぶ問題が最頻出。enjoy / finish / want / hopeの後ろのing形・to不定詞を選ばせ、動詞のグループを区別できているか確認する。
3. stop doing と stop to do の違い
| 比べる軸 | stop doing | stop to do |
|---|---|---|
| ing/toの役割 | 動名詞(stop の目的語) | to不定詞(副詞的用法) |
| 意味 | 〜するのをやめる | 〜するために立ち止まる |
| やめる対象 | ing で表した行為そのもの | やめる対象ではない(目的を示す) |
| 例文 | He stopped smoking.(タバコをやめた) | He stopped to smoke.(タバコを吸うために立ち止まった) |
| stop の意味 | 習慣・行為を中止する | 歩みや動作を一度止める |
| 後ろの動詞の位置づけ | stop の目的語=名詞扱い | 立ち止まった目的を説明する副詞 |
なぜこの違いが生まれたのか
stop は本来「動名詞のみをとる動詞」だが、後ろにto不定詞を置いた場合は目的語ではなく副詞的用法(〜するために)として働く。そのため同じ stop でも、後ろが ing か to かで意味がまったく変わる。
混同しやすいポイント
He stopped to smoke. を「タバコをやめた」と訳してしまう。to不定詞は目的(〜するために)を表す副詞であり、やめる対象ではない点に注意。
テストでの聞かれ方
2文の意味の違いを日本語で答えさせる問題、またはstopped smoking / stopped to smokeのどちらが適切か文脈から選ばせる問題が頻出。意味を取り違えやすいテーマとして定番。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(英語)の核となる事実と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の混同ペアを、比較表と背景説明、混同ポイント、テストでの問われ方までセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-27
