この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:促成栽培と近郊農業を同じ「早く出荷する農業」と答える
- 💡 ここがちがう:工夫の中身が違う。近郊農業は距離の工夫、促成栽培は時期の工夫。
- ✅ 正しい理解:近郊農業は大都市に近い距離を生かして新鮮さを保つ。促成栽培は温暖な気候とビニールハウスで出荷の時期そのものを早める(宮崎平野・高知平野のきゅうり・ピーマンなど)。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:瀬戸内工業地域を「三大工業地帯」の1つに数える
- 💡 ここがちがう:三大工業地帯は京浜・中京・阪神の3つのみ。瀬戸内・東海・北関東などは工業地域と呼び分けられる。
- ✅ 正しい理解:京浜(東京・神奈川)・中京(愛知・三重、出荷額最大)・阪神(大阪・兵庫)が三大工業地帯。瀬戸内・東海・北関東は工業地域。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:輸入品目に機械類が増えたことを「加工貿易が今も変わらず続いている」と答える
- 💡 ここがちがう:輸入の機械類増加は、原料輸入・製品輸出という加工貿易とは逆方向の動き。海外の自社工場(現地生産)からの製品搬入が背景。
- ✅ 正しい理解:1980年代以降、日本企業が海外に工場を移す現地生産が進み、国内の生産・雇用が減る産業の空洞化が課題となっている。
なぜ間違えやすいのか
似た用語のペア(促成/抑制、養殖/栽培、加工貿易/現地生産)が次々出てくるため、それぞれの工夫の中身や方向性の違いを因果関係で整理できていない。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 「加工貿易」と「現地生産」は、それぞれどういう仕組みで、どちらが今の日本企業の主な動きになっている?
やってみよう:加工貿易(原料輸入→製品輸出)と現地生産(海外で製品を作る)を対比させ、産業の空洞化とのつながりを一文で説明しよう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
- 日本の資源・エネルギーと発電方式
- 日本の人口・産業の3分類
- 日本の資源・エネルギーと電力
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中2社会・地理)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-08-14
