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3章 日本の産業と貿易・交通 ── 51問問題集

日本の産業と貿易・交通の重要事項を、基本20・標準20・応用11の3段階で総点検。答えはタップで開けます。

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基本(20問)

問題1
温暖な気候とビニールハウスを利用し、他の産地より早い時期に作物を出荷する栽培方法を何というか。
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促成栽培
宮崎平野・高知平野などで行われる、出荷時期を早める栽培方法。
問題2
夏でも涼しい高原の気候を利用し、出荷の時期を遅らせる栽培方法を何というか。
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抑制栽培
長野県などの高原で行われる、出荷時期を遅らせる栽培方法。
問題3
促成栽培が盛んな宮崎平野・高知平野で栽培される代表的な野菜を一つ答えなさい。
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ピーマン(きゅうり・なすも可)
宮崎平野・高知平野ではビニールハウスを使った促成栽培が盛ん。
問題4
抑制栽培が盛んな長野県の高原の名を一つ答えなさい。
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野辺山原
長野県野辺山原では高原の涼しい気候を利用した抑制栽培が行われる。
問題5
大都市の近くで新鮮な野菜を短時間で出荷する農業を何というか。
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近郊農業
大都市に近い距離を生かし、新鮮さが求められる作物を出荷する農業。
問題6
東北・北陸地方が稲作で果たす役割を表す言葉は何か。
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日本の穀倉地帯
東北・北陸は水と平地に恵まれ稲作が盛ん。
問題7
1970年代に各国が設定し、遠洋漁業が縮小するきっかけとなった水域を何というか。
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排他的経済水域(200海里)
各国が200海里の水域を設定し、遠洋漁業が縮小した。
問題8
卵から稚魚になるまでを人が育て、そのあと自然の海に放流する漁業を何というか。
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栽培漁業
弱い時期だけ人が育て、あとは自然の海で育てる漁業。
問題9
いけすなどで出荷まで人が育て続ける漁業を何というか。
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養殖業
出荷まで最後まで人が育てる漁業。
問題10
「とる漁業」から何という漁業への転換が進んでいるか。
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育てる漁業(つくり育てる漁業)
養殖業・栽培漁業をまとめた呼び方。
問題11
関東から九州北部まで太平洋沿岸に工業地帯・工業地域が連なる地域を何というか。
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太平洋ベルト
港が多く人口も多いため工業地帯・工業地域が集中する。
問題12
自動車を中心に、出荷額が三大工業地帯で最大となっている工業地帯はどこか。
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中京工業地帯
愛知・三重を中心に自動車工業が盛んで出荷額が最大。
問題13
印刷業・機械工業が特色で、東京・神奈川に広がる工業地帯を何というか。
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京浜工業地帯
東京・神奈川に広がり印刷業・機械工業が特色。
問題14
金属・化学工業や中小工場が多い、大阪・兵庫に広がる工業地帯を何というか。
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阪神工業地帯
大阪・兵庫に広がり金属・化学工業や中小工場が多い。
問題15
化学・石油化学工業が発達している瀬戸内海沿岸の工業地域を何というか。
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瀬戸内工業地域
瀬戸内海沿岸の埋立地に化学・石油化学工業が発達。
問題16
高速道路の発達で内陸に工場が進出した工業地域を一つ答えなさい。
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北関東工業地域
高速道路の発達で内陸に工場が進出した工業地域。
問題17
原料を輸入し、製品に加工して輸出する貿易のかたちを何というか。
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加工貿易
原料を輸入し製品に加工して輸出する貿易のかたち。
問題18
日本企業が海外に工場を移して現地で生産することを何というか。
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現地生産
日本企業が海外に工場を移して生産すること。
問題19
現地生産の広がりなどで国内の生産・雇用が減ることを何というか。
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産業の空洞化
現地生産の広がりで国内の生産・雇用が減ること。
問題20
貿易額(輸出+輸入)で全国の港(空港・海港)の中で1位となっている空港はどこか。
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成田国際空港
輸出額・輸入額とも全国の港の中で1位。

標準(20問)

問題21
就業者のおよそ何割が第三次産業で働いているか。
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約7割
商業・金融・観光・情報通信など第三次産業で働く人が多い。
問題22
情報通信技術を表すアルファベット3文字の略称は何か。
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ICT
情報通信技術(Information and Communication Technology)の略称。
問題23
訪日外国人旅行者の増加によって拡大している産業は何か。
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観光業
訪日外国人旅行者の増加で宿泊・交通などの需要が拡大。
問題24
日本の輸出の中心となる品目を一つ答えなさい。
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機械類(自動車も可)
日本の輸出は機械類・自動車が中心。
問題25
日本の輸入の中心となる品目を一つ答えなさい。
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原油(LNG・鉄鉱石も可)
日本の輸入は原油などの原燃料が中心。
問題26
中京工業地帯の玄関口となる、自動車輸出などで知られる港はどこか。
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名古屋港
中京工業地帯の玄関口で自動車輸出などが盛ん。
問題27
1964年に開業し、その後全国に拡大した高速鉄道を何というか。
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東海道新幹線
1964年開業。以後新幹線網が全国に拡大した。
問題28
情報通信網の整備を支える、光を使った通信ケーブルを何というか。
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光ファイバー
情報通信網の整備を支える通信ケーブル。
問題29
貿易額(輸出+輸入)でみて日本にとって最大の貿易相手国はどこか。
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中国
輸出と輸入を合わせた貿易額で日本にとって最大の相手国。
問題30
貿易額(輸出+輸入)でみて日本にとって2番目に大きい貿易相手国はどこか。
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アメリカ
貿易額でみて中国に次ぐ日本の貿易相手国。
問題31
広島県で盛んな、養殖業で有名な水産物は何か。
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かき
広島県はかきの養殖業で知られる。
問題32
愛媛県で盛んな、養殖業で有名な水産物は何か。
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たい
愛媛県はたいの養殖業で知られる。
問題33
鹿児島県で盛んな、養殖業で有名な水産物は何か。
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ぶり
鹿児島県はぶりの養殖業で知られる。
問題34
高速道路のインターチェンジ付近に工場が集まってできる場所を何というか。
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内陸型の工業団地
高速道路のICを生かして内陸にできる工業団地。
問題35
促成栽培のメリットは、他の産地の出荷が少ない時期に出すことで何が期待できるからか。
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高い価格で売れること
ライバルが少ない時期に出荷することで高値がつく。
問題36
抑制栽培で栽培される、涼しい気候を好む野菜を一つ答えなさい。
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レタス(キャベツも可)
高原の涼しい気候を利用した抑制栽培の代表的な野菜。
問題37
農林水産省によれば、栽培漁業で育てる期間は卵からどの段階までか。
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稚魚になるまで
農林水産省の説明では稚魚になるまでの弱い時期を人が育てる。
問題38
令和6年度の日本の食料自給率(カロリーベース)はおよそ何%か。
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約38%(4割)
令和6年度の食料自給率はカロリーベースで38%。
問題39
成田国際空港で輸出入が多い、小型・軽量で高価な品目を一つ答えなさい。
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半導体等製造装置(医薬品・科学光学機器も可)
成田国際空港は小型・軽量で高価な品目の輸送に強い。
問題40
産業の空洞化が進む一因となった、1980年代からの日本とアメリカなどとの間の問題を何というか。
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貿易摩擦
貿易摩擦を背景に日本企業の現地生産が進んだ。

応用(11問)

問題41
促成栽培と近郊農業のちがいを、工夫している点に着目して説明しなさい。
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促成栽培は気候と施設を生かして出荷の時期そのものを早める工夫であるのに対し、近郊農業は大都市に近い距離を生かして新鮮さを保つ工夫である点が異なる。
「時期の工夫」か「距離の工夫」かで見分ける。
問題42
「とる漁業」から「育てる漁業」への転換が進んだ理由を、排他的経済水域と石油危機に着目して説明しなさい。
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1970年代に各国が排他的経済水域(200海里)を設定したことで自由に漁ができる海が狭まったことに加え、石油危機による燃料費の高騰も重なり、遠洋漁業が急速に減少し、養殖業や栽培漁業など育てる漁業への転換が進んだから。
200海里問題と石油危機の2つが転換のきっかけ。
問題43
太平洋ベルトに工業地帯・工業地域が集中している理由を説明しなさい。
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輸出入に便利な港が多く、人口が多いため労働力と消費地の両方に近いから。
港・労働力・消費地の3条件がそろう。
問題44
三大工業地帯と工業地域のちがいを、規模の面から説明しなさい。
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京浜・中京・阪神の3つだけが特に古くから発達した規模の大きい工業地帯であり、瀬戸内・東海・北関東などはそれより新しく発達した工業地域と呼び分けられている。
「地帯」と「地域」で規模と歴史が異なる。
問題45
加工貿易から現地生産へ移り変わってきた理由を説明しなさい。
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貿易摩擦や海外の人件費の安さを背景に、日本企業が海外に工場を移して現地で生産するようになったから。
1980年代以降にこの動きが進んだ。
問題46
「輸入品目に機械類が増えている」ことが、必ずしも加工貿易の姿がそのまま続いていることを意味しない理由を説明しなさい。
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輸入の機械類の増加は、日本企業が海外の自社工場で作った製品を国内に運び込むケースが増えたためであり、原料を輸入して製品を輸出する加工貿易とは逆方向の動きが混ざっているから。
現地生産の広がりが背景にある。
問題47
成田国際空港が「貿易額日本一」と言われる理由を、輸出・輸入の両方に着目して説明しなさい。
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成田国際空港は輸出額・輸入額のどちらも全国の港(空港・海港)の中で1位であり、貿易額は輸出と輸入を合わせた金額を指すから。
輸出だけでなく輸入でも全国1位である点がポイント。
問題48
内陸に工業団地が広がるようになった理由を、交通網の変化に着目して説明しなさい。
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高速道路が発達し、インターチェンジ付近ならトラックで原料・製品を運びやすくなったから。
港がなくても輸送できるようになった。
問題49
日本の食料自給率が低いことと、促成栽培・抑制栽培のような栽培方法の工夫がされていることとの関係を説明しなさい。
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食料自給率が低く輸入に頼る一方で、国内の農業は促成栽培・抑制栽培のように出荷時期をずらす工夫によって、他産地や輸入品と競争できる価格や品質を確保しようとしているから。
輸入依存の中でも国内農業が工夫で対抗している。
問題50
中京工業地帯が三大工業地帯の中で出荷額が最大である理由を、中心となる産業に着目して説明しなさい。
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自動車を中心とする輸送用機械の生産が盛んで、その出荷額が全体を大きく引き上げているから。
自動車工業の規模の大きさが理由。
問題51
漁業は漁場の違いで遠洋漁業・沖合漁業・沿岸漁業・海面養殖業の4つに分けられるが、現在漁獲量が最大なのはどれか。
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沖合漁業
遠洋漁業が1970年代から縮小し、現在は自国の沖合で数日かけてとる沖合漁業の漁獲量が最大となっている。