中2国語|7章 問題集
7章 枕草子(清少納言) ── 50問問題集
枕草子(清少納言)の重要事項を、基本20・標準20・応用10の3段階で総点検。答えはタップで開けます。
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基本(20問)
問題1
『枕草子』の作者は誰か。
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清少納言
『枕草子』は平安時代中期に清少納言が書いた随筆である。
『枕草子』は平安時代中期に清少納言が書いた随筆である。
問題2
『枕草子』のジャンル(種類)は何か。
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随筆
『枕草子』は作者の見聞や感想をつづった随筆である。
『枕草子』は作者の見聞や感想をつづった随筆である。
問題3
『枕草子』の有名な冒頭の一文を、最初の六字で答えよ。
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春はあけぼの
序段は「春はあけぼの」で始まる。
序段は「春はあけぼの」で始まる。
問題4
日本の三大随筆を三つ答えよ。
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枕草子・方丈記・徒然草
三大随筆は枕草子・方丈記・徒然草の三作品である。
三大随筆は枕草子・方丈記・徒然草の三作品である。
問題5
清少納言が仕えた一条天皇の中宮の名前を答えよ。
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定子
清少納言は中宮定子に女房として仕えた。
清少納言は中宮定子に女房として仕えた。
問題6
『枕草子』が成立した時代を答えよ。
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平安時代(中期)
『枕草子』は平安時代中期、11世紀初頭ごろに成立した。
『枕草子』は平安時代中期、11世紀初頭ごろに成立した。
問題7
序段で、春によいとされている時間帯は何か。
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あけぼの(明け方)
「春はあけぼの」とあり、春は明け方がよいとされる。
「春はあけぼの」とあり、春は明け方がよいとされる。
問題8
序段で、夏によいとされている時間帯は何か。
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夜
「夏は夜」とあり、夏は夜がよいとされる。
「夏は夜」とあり、夏は夜がよいとされる。
問題9
序段で、秋によいとされている時間帯は何か。
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夕暮(夕暮れ)
「秋は夕暮」とあり、秋は夕暮れがよいとされる。
「秋は夕暮」とあり、秋は夕暮れがよいとされる。
問題10
序段で、冬によいとされている時間帯は何か。
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つとめて(早朝)
「冬はつとめて」とあり、冬は早朝がよいとされる。
「冬はつとめて」とあり、冬は早朝がよいとされる。
問題11
古語「をかし」の意味を答えよ。
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趣がある(しゃれている)
「をかし」は趣がある・しゃれているという意味の重要語である。
「をかし」は趣がある・しゃれているという意味の重要語である。
問題12
古語「あはれ」の意味を答えよ。
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しみじみと心に響く
「あはれ」はしみじみとした情感を表す語である。
「あはれ」はしみじみとした情感を表す語である。
問題13
古語「つとめて」の意味を答えよ。
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早朝
「つとめて」は早朝を意味する古語である。
「つとめて」は早朝を意味する古語である。
問題14
古語「やうやう」の意味を答えよ。
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だんだん
「やうやう」はだんだん・しだいにの意味である。
「やうやう」はだんだん・しだいにの意味である。
問題15
古語「さらなり」の意味を答えよ。
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言うまでもない
「さらなり」は言うまでもないという意味である。
「さらなり」は言うまでもないという意味である。
問題16
『源氏物語』の作者は誰か。
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紫式部
同時代の『源氏物語』は紫式部が書いた長編物語である。
同時代の『源氏物語』は紫式部が書いた長編物語である。
問題17
古語「つきづきし」の意味を答えよ。
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似つかわしい(ふさわしい)
「つきづきし」はふさわしい・似つかわしいの意味である。
「つきづきし」はふさわしい・似つかわしいの意味である。
問題18
『枕草子』は約何段から成るとされるか。
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約三百段
『枕草子』は写本によって異なるが約300段から成る。
『枕草子』は写本によって異なるが約300段から成る。
問題19
古語「山ぎは(山際)」とは、何と何の境目か。
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山と空の境目
「山ぎは」は山と空が接する境目を指す。
「山ぎは」は山と空が接する境目を指す。
問題20
『枕草子』に流れる美意識を表すキーワードを一語で答えよ。
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をかし
『枕草子』は知的で明るい「をかし」の美意識を特徴とする。
『枕草子』は知的で明るい「をかし」の美意識を特徴とする。
標準(20問)
問題21
「をかし」を現代語の「おかしい(変だ)」と訳すのは正しいか、誤りか。
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誤り
古語「をかし」は趣があるの意味で、現代語の「変だ」とは異なる。
古語「をかし」は趣があるの意味で、現代語の「変だ」とは異なる。
問題22
歴史的仮名遣い「やうやう」を現代仮名遣いに直せ。
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ようよう
歴史的仮名遣いの「やう」は現代仮名遣いで「よう」と読む。
歴史的仮名遣いの「やう」は現代仮名遣いで「よう」と読む。
問題23
歴史的仮名遣い「をかし」を現代仮名遣いに直せ。
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おかし
歴史的仮名遣いの「を」は、助詞の「を」を除き、語頭でも語中でも現代仮名遣いでは「お」に直す。
歴史的仮名遣いの「を」は、助詞の「を」を除き、語頭でも語中でも現代仮名遣いでは「お」に直す。
問題24
歴史的仮名遣い「あはれ」を現代仮名遣いに直せ。
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あわれ
語中・語尾の「は」は現代仮名遣いで「わ」と読む。
語中・語尾の「は」は現代仮名遣いで「わ」と読む。
問題25
歴史的仮名遣い「飛びちがひたる」の「ちがひ」を現代仮名遣いに直せ。
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ちがい
語中・語尾の「ひ」は現代仮名遣いで「い」と読む。
語中・語尾の「ひ」は現代仮名遣いで「い」と読む。
問題26
『枕草子』と『源氏物語』の美意識を、それぞれを表す語で答えよ。
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枕草子は「をかし」、源氏物語は「もののあはれ」
枕草子は知的で明るい「をかし」、源氏物語はしみじみとした「もののあはれ」が中心である。
枕草子は知的で明るい「をかし」、源氏物語はしみじみとした「もののあはれ」が中心である。
問題27
『枕草子』の段は内容により三種類に分けられる。その三つを答えよ。
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類聚段・日記段・随想段
内容によって類聚段・日記段・随想段の三種に分類される。
内容によって類聚段・日記段・随想段の三種に分類される。
問題28
「〜なもの」と分類して列挙する段の種類を答えよ。
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類聚段
「うつくしきもの」などのように物事を分類列挙するのが類聚段である。
「うつくしきもの」などのように物事を分類列挙するのが類聚段である。
問題29
宮中の出来事や定子との会話などを記録した段の種類を答えよ。
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日記段
宮中の出来事を記録した段は日記段に分類される。
宮中の出来事を記録した段は日記段に分類される。
問題30
「春はあけぼの」のように個人的な感想・意見を述べる段の種類を答えよ。
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随想段
作者の感想や意見を述べる段は随想段である。
作者の感想や意見を述べる段は随想段である。
問題31
古語「うつくし」の意味を答えよ。
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かわいい(いとおしい)
古語「うつくし」は小さくかわいらしいものへの愛情を表す。
古語「うつくし」は小さくかわいらしいものへの愛情を表す。
問題32
古語「すさまじ」の意味を答えよ。
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興ざめだ(つまらない)
「すさまじ」は場違いで興ざめだという意味である。
「すさまじ」は場違いで興ざめだという意味である。
問題33
清少納言の父で、歌人として知られる人物は誰か。
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清原元輔
清少納言の父は歌人の清原元輔である。
清少納言の父は歌人の清原元輔である。
問題34
序段で、春に「紫だちたる雲」はどのようにたなびいていると描かれるか。
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細くたなびいている
「紫だちたる雲のほそくたなびきたる」と、細くたなびく様子が描かれる。
「紫だちたる雲のほそくたなびきたる」と、細くたなびく様子が描かれる。
問題35
序段で、夏の夜に「飛びちがひたる」と描かれている生き物は何か。
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蛍
「蛍の多く飛びちがひたる」と、夏の夜に蛍が飛び交う様子が描かれる。
「蛍の多く飛びちがひたる」と、夏の夜に蛍が飛び交う様子が描かれる。
問題36
序段で、秋の夕暮れに「寝どころへ行く」と描かれている鳥は何か。
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烏(カラス)
「烏の寝どころへ行くとて」と、ねぐらへ帰るカラスが描かれる。
「烏の寝どころへ行くとて」と、ねぐらへ帰るカラスが描かれる。
問題37
序段で、秋に「つらねたる」が小さく見えると描かれている鳥は何か。
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雁
「雁などのつらねたる」と、連なって飛ぶ雁の姿が描かれる。
「雁などのつらねたる」と、連なって飛ぶ雁の姿が描かれる。
問題38
序段で、冬の早朝に火を急いでおこして運ぶものは何か。
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炭
「炭もてわたる」と、寒い早朝に炭を運ぶ様子が描かれる。
「炭もてわたる」と、寒い早朝に炭を運ぶ様子が描かれる。
問題39
清少納言と同時代に活躍し、文学史上しばしば対比される女性作家は誰か。
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紫式部
『源氏物語』の作者紫式部は清少納言と同時代の作者としてしばしば対比されるが、個人的なライバル関係を示す確実な史料はない。
『源氏物語』の作者紫式部は清少納言と同時代の作者としてしばしば対比されるが、個人的なライバル関係を示す確実な史料はない。
問題40
古語「ほのか(に)」の意味を答えよ。
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かすかに(うっすらと)
「ほのかにうち光りて」のように、かすかにの意味で用いられる。
「ほのかにうち光りて」のように、かすかにの意味で用いられる。
応用(10問)
問題41
序段の構成上の特徴は、各季節について何を結びつけて並べている点か。
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季節と最もよい時間帯を結びつけている点
四季それぞれに最もよい時間帯を対応させて列挙している。
四季それぞれに最もよい時間帯を対応させて列挙している。
問題42
「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは」の述語は省略されている。補うとすればどのような意味の語か、簡潔に答えよ。
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「よい(趣がある)」という評価の語
各段は「〜がよい」という評価が省略され、情景の描写で趣を示している。
各段は「〜がよい」という評価が省略され、情景の描写で趣を示している。
問題43
序段で「をかし」と「あはれ」の両方が用いられているのはどの季節の段か。
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秋
秋の段では「あはれなり」と「をかし」の両方が用いられている。
秋の段では「あはれなり」と「をかし」の両方が用いられている。
問題44
『枕草子』が「説明文」ではなく「随筆」だといえる理由を簡潔に答えよ。
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作者自身の感性や美意識を表しているから
単なる季節の説明ではなく作者の感じ方・評価を示すため随筆といえる。
単なる季節の説明ではなく作者の感じ方・評価を示すため随筆といえる。
問題45
列挙表現が序段にもたらす効果を簡潔に答えよ。
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季節の情景を重ねて作者の美意識をリズムよく示す効果
列挙によって場面を連続させ、季節感と作者の美意識を印象づける。
列挙によって場面を連続させ、季節感と作者の美意識を印象づける。
問題46
「すさまじきもの」の例「春の網代」が興ざめとされる理由を簡潔に答えよ。
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網代は冬の漁具で春には不要(場違い)だから
季節外れで場違いなものを「すさまじ(興ざめ)」として挙げている。
季節外れで場違いなものを「すさまじ(興ざめ)」として挙げている。
問題47
古文の心情や筆者の考えを説明するとき、何を根拠にすべきか。
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本文中の表現(語句)
自分の感想ではなく本文中の表現を根拠に説明する必要がある。
自分の感想ではなく本文中の表現を根拠に説明する必要がある。
問題48
「をかし」の美意識を一語で性格づけると、明るく何的な美意識といえるか。
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知的
「をかし」は明るく知的な美意識を表すとされる。
「をかし」は明るく知的な美意識を表すとされる。
問題49
夏の段の「雨など降るもをかし」から読み取れる作者の感性の特徴を簡潔に答えよ。
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暗い闇や雨の夜にも趣を見いだす感性
月のない闇や雨の夜にも美を見いだす点に作者の鋭い感性が表れる。
月のない闇や雨の夜にも美を見いだす点に作者の鋭い感性が表れる。
問題50
序段全体を通して、作者が四季に共通して描こうとしたものを簡潔に答えよ。
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光や動きの変化に見いだした季節それぞれの美
光・音・動きの描写を通じて各季節の最も美しい瞬間を描いている。
光・音・動きの描写を通じて各季節の最も美しい瞬間を描いている。
