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加減法の解き方/コツ

加減法は連立方程式の最も基本的な解き方で、2つの式を足したり引いたりして1つの文字を消すテクニックです。「どの文字を消すか」を決め、係数をそろえてから足すか引くかを選べば、ほとんどの連立方程式が解けるようになります。

加減法 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 消す文字を決める

まずどちらの文字を消すかを決めます。係数が同じ、または最小公倍数が小さい方の文字を選ぶと計算が楽です。係数に1がある文字や、すでに係数がそろっている文字があれば、それを選ぶと整数倍の手間が減ります。

例題:{ 3x + 2y = 14 / x + y = 6 } では y の係数が 2 と 1 で最小公倍数が小さいので、y を消す方が楽です。
ステップ 2:ステップ2: 係数をそろえる

消したい文字の係数をそろえるため、式を整数倍します。このとき左辺だけでなく右辺もすべて同じ数を掛けるのが鉄則です。定数項を倍にし忘れると答えがずれます。最小公倍数を使うと、分数や小数を避けやすくなります。

例題:x + y = 6 を2倍 → 2x + 2y = 12(右辺の6も忘れず2倍にする)。これで { 3x + 2y = 14 / 2x + 2y = 12 } となります。
ステップ 3:ステップ3: 足すか引くかを判断する

消したい文字の係数が同符号(両方+または両方−)なら引く、異符号(+と−)なら足すと、その文字が消えます。係数の絶対値だけでなく符号も必ず確認してから計算しましょう。

例題:3x + 2y = 14 と 2x + 2y = 12 は y の係数がどちらも+2(同符号)なので引くと y が消え、x = 2 となります。
ステップ 4:ステップ4: 残った文字を求める

1文字消えてできた1元の方程式を解き、片方の値を求めます。続けてその値を元の式(変形前)に代入し、もう一方の文字も求めます。係数の小さい式に代入する方が計算が楽です。

例題:x = 2 を x + y = 6 に代入すると 2 + y = 6 → y = 4。よって (x, y) = (2, 4) と求まります。
ステップ 5:ステップ5: 元の式で答えを確かめる

求めた x と y を両方の式に代入し、左辺と右辺が等しくなるかを確かめます。両方の式で成り立っていれば正解、片方しか成り立たないなら計算ミスがあります。最後の確認で符号ミスや代入ミスを防げます。

例題:(2, 4) を 3x + 2y = 14 へ:3·2 + 2·4 = 6 + 8 = 14 ○。x + y = 6 へ:2 + 4 = 6 ○。両方合うのでOK。

これだけは覚える

加減法は2式を足す or 引くで1文字を消す解き方。同符号は引く・異符号は足すが原則。係数をそろえるときは両辺すべてを整数倍し、消す文字は最小公倍数が小さい方を選ぶと楽です。

よくあるつまずき

左辺だけ整数倍して右辺を忘れるミスが最も多い。次に、同符号なのに足してしまい文字が消えないミス。また、代入の式を変形後の式にしてしまい計算が複雑になる失敗。符号と右辺の倍を必ず確認しましょう。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27