三角形の合同条件 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:合同条件の判別を問う
📝 典型的な出題例:次の(1)〜(4)について、2つの三角形が合同になるか答え、合同になる場合はどの合同条件か書きなさい。(例:3辺が3,4,5/1辺5と両端の角40°,60°/2辺6,8と挟む角50°/3角60°,70°,50°)
✅ 答え方のコツ:等しい要素が「辺」か「角」かを区別し、3つそろっているか確認します。①3組とも辺なら「3辺」、②2辺+その間の角なら「2辺挟角」、③1辺+その両端の角なら「1辺両端角」を選びます。3角だけの場合は合同にならないと判断します。
🔑 押さえる用語:3辺,2辺挟角,1辺両端角,合同条件
⚠️ ありがちなミス:3つの角がそれぞれ等しいだけで合同と答えてしまうミス。3角だけでは大きさが決まらず、合同にはなりません。
パターン2:対応する辺・角を答える
📝 典型的な出題例:△ABC ≡ △DEF のとき、対応する辺の組と角の組をすべて書きなさい。
✅ 答え方のコツ:頂点の順に注目し、A↔D、B↔E、C↔F のように1文字ずつ対応させます。次に、辺は両端の頂点の対応を見て、AB=DE、BC=EF、CA=FD と書き出します。角は∠A=∠D、∠B=∠E、∠C=∠F の順にそろえます。
🔑 押さえる用語:対応する辺,対応する角,頂点の順序,記号≡
⚠️ ありがちなミス:△ABC≡△EFD のように順序を入れ替えて読み、ABの対応辺をEFと取り違えるミス。
パターン3:「挟む角」「両端の角」を問う
📝 典型的な出題例:「2辺とその間の角がそれぞれ等しい」というときの『間の角』とは何か説明し、図の中で2辺AB,BCの『間の角』はどこかを答えなさい。
✅ 答え方のコツ:2辺の共通の頂点にある角が「間の角(挟む角)」だと押さえます。①まず2辺を指でなぞる ②共通の頂点を見つける ③その頂点の角が答え、という順に確認します。両端の角は1辺の両側の頂点にある角です。
🔑 押さえる用語:挟む角,間の角,両端の角,共通の頂点
⚠️ ありがちなミス:2辺の外側にある角を「間の角」と勘違いし、本当は合同にならない組合せ(SSA)を合同と判定してしまうミス。
パターン4:合同の証明(対頂角・共通辺の利用)
📝 典型的な出題例:線分ABとCDが点Oで交わり、AO=OB、CO=OD であるとき、△AOC ≡ △BOD を証明しなさい。
✅ 答え方のコツ:「△○○○と△○○○において」で書き始め、①②③の番号で等しい要素を並べます。①AO=OB(仮定)②CO=OD(仮定)③∠AOC=∠BOD(対頂角)の3つをそろえ、「2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい」と結論し、△AOC≡△BOD と書いて終わります。
🔑 押さえる用語:仮定,対頂角,共通な辺,2辺挟角
⚠️ ありがちなミス:対頂角や共通な辺の根拠を書き忘れ、ただ「等しい」と書いてしまうミス。根拠なしの式は証明として認められません。
パターン5:合同条件にならない例の判定
📝 典型的な出題例:2つの三角形が「2辺と1つの角がそれぞれ等しい」とき、必ず合同と言えるか。理由をつけて答えなさい。
✅ 答え方のコツ:結論は「その角が2辺の挟む角ならば合同、外の角なら合同とは限らない」となります。①2辺の位置を確認 ②与えられた角が2辺の共通の頂点にあるかを見る ③挟む角ならSASで合同、外の角ならSSAなので合同とは限らない、と書きます。
🔑 押さえる用語:SAS,SSA,挟む角,合同とは限らない
⚠️ ありがちなミス:「2辺と1角が等しい」とあれば常に合同と決めつけ、角が挟む角かどうかを確かめないミス。
テスト前の総仕上げ
テスト前は、3つの合同条件を声に出して言えるようにし、簡単な図を自分で描いて等しい辺・角に印をつける練習をしましょう。証明問題は「△○○と△○○において」→①②③→合同条件→結論の型を体に覚えさせるのが最短ルートです。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(数学)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
