直角三角形の合同条件 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:直角三角形の合同条件そのものを問う
📝 典型的な出題例:直角三角形に特有の合同条件を2つ答えなさい。また、それぞれの条件で何辺・何角がわかればよいかを説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:①斜辺と他の1辺がそれぞれ等しい、②斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しいの2つを正確に書きます。コツは「直角はあらかじめ条件に含まれる」ことを意識し、斜辺は必ず1辺としてカウントすることです。直角は別途数えません。
🔑 押さえる用語:斜辺, 鋭角, 直角三角形の合同条件, 直角をはさむ辺
⚠️ ありがちなミス:「直角と斜辺と1辺」のように直角を条件に数えてしまうミス。直角は「直角三角形」という前提に含まれており、別に1つの条件として数えません。
パターン2:二等辺三角形と垂線を使った証明
📝 典型的な出題例:AB=ACの二等辺三角形ABCで、AからBCへの垂線の足をHとする。△ABH≡△ACHを証明しなさい。
✅ 答え方のコツ:①∠AHB=∠AHC=90°(垂線)、②AB=AC(仮定)、③AH=AH(共通)の3点をこの順に書きます。最後に「直角三角形の斜辺と他の1辺がそれぞれ等しいので△ABH≡△ACH」と結びます。斜辺はAB・AC、もう1辺はAHです。
🔑 押さえる用語:垂線, 共通, 斜辺と他の1辺, 二等辺三角形
⚠️ ありがちなミス:AHが斜辺だと勘違いして書くミス。斜辺は直角の向かい側、つまり90°のHから一番離れたAB・ACです。
パターン3:角の二等分線と垂線の組み合わせ
📝 典型的な出題例:∠AOBの二等分線上の点Pから、OA、OBに垂線PH、PKを下ろす。PH=PKを示すには、どの三角形の合同を示せばよいか答え、証明しなさい。
✅ 答え方のコツ:△OHP≡△OKPを示します。①∠OHP=∠OKP=90°(垂線)、②OP=OP(共通の斜辺)、③∠HOP=∠KOP(角の二等分線)の3点を挙げ、「斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しい」で結びます。合同なので対応する辺PH=PK。
🔑 押さえる用語:角の二等分線, 斜辺と1鋭角, 共通の斜辺, 対応する辺
⚠️ ありがちなミス:OPを「ただの1辺」として扱い、斜辺であることに触れない書き方。OPは直角の向かい側にあるため斜辺だと明示します。
パターン4:合同条件として使えるかの判別
📝 典型的な出題例:2つの直角三角形で、次のうち合同を示せるものはどれか。すべて選びなさい。(ア)斜辺と1辺(イ)斜辺と1鋭角(ウ)2鋭角(エ)斜辺と直角
✅ 答え方のコツ:正解は(ア)と(イ)。(ウ)は角だけだと形は決まっても大きさが決まらないので×。(エ)は直角はすでに直角三角形に含まれており、情報が増えないので×。「直角を条件に数えない」のがポイントです。
🔑 押さえる用語:合同条件①, 合同条件②, 形と大きさ, 情報量
⚠️ ありがちなミス:(エ)斜辺と直角を正解だと選んでしまうミス。直角は前提なので、追加の条件にはなりません。
パターン5:用語(斜辺・鋭角)の定義を問う
📝 典型的な出題例:△ABCで∠B=90°のとき、斜辺はどの辺か答えなさい。また、直角をはさむ辺と鋭角もそれぞれ書きなさい。
✅ 答え方のコツ:斜辺はAC(直角Bの向かい側で最も長い辺)。直角をはさむ辺はABとBC。鋭角は∠Aと∠C(90°未満の残り2角)です。図に直角マークを書き込み、向かい合う辺をマーキングする習慣をつけましょう。
🔑 押さえる用語:斜辺, 直角をはさむ辺, 鋭角, 直角の向かい側
⚠️ ありがちなミス:「斜辺=一番長く見える辺」とイメージで選び、直角の向かい側であることを確認しないミス。必ず直角の位置から判断します。
テスト前の総仕上げ
証明では「①直角」「②斜辺」「③もう1つの条件(辺か鋭角)」の3点をこの順に並べ、最後に合同条件名を書く型を覚えましょう。図に直角マークと斜辺の印を入れてから書き始めると、ミスが激減します。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(数学)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
