この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:さいころ2個の和が5になる確率を、和の種類は2〜12の11通りだから1/11のように、和の種類の数をそのまま使って計算してしまう
- 💡 ここがちがう:和の種類(2〜12)を数えてしまっているが、同じ和でも出方の数が違うので「同様に確からしい」とはいえない。さいころ2個は(3,2)と(2,3)のように順序を区別して数える場面であり、まとめて「組合せ」として1通りに数えてはいけない。
- ✅ 正しい理解:さいころ2個の目の出方は全部で36通り(6×6)。和が5になるのは(1,4)(2,3)(3,2)(4,1)の4通りなので、確率は4/36=1/9。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:赤2個・白3個の袋から戻さずに2回続けて赤を取る確率を、1個目も2個目も赤の確率は2/5だとして(2/5)×(2/5)=4/25と計算してしまう
- 💡 ここがちがう:戻さないので2個目を取るときの総数が変わる。1個目で赤を取った後、袋は赤1個・白3個の計4個になる。2回目の総数を5のままにしてはいけない。
- ✅ 正しい理解:戻さない場合は(2/5)×(1/4)=1/10のように、2回目の分母・分子を減った個数に直して計算する。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:1〜10のカードから偶数が出る確率を聞かれて、偶数は2,4,6,8,10の5個だから答えは「5」と場合の数をそのまま答えにしてしまう
- 💡 ここがちがう:場合の数5をそのまま確率として答えている。確率は「条件を満たす場合の数÷全体の場合の数」で、0以上1以下の数になるはず。
- ✅ 正しい理解:偶数5個を全体10枚で割って5/10=1/2が確率になる。
なぜ間違えやすいのか
計算手順・条件判定・記号の意味のどこかを、前の単元の知識と結び付けられていない。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 6章 確率では、最初にどの条件を確認して、どの公式・手順を選ぶ必要がある?
やってみよう:6章 確率について、条件を1つずつ書き出してから、同じ型の基本問題を1問解こう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中2数学)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-26
