四分位数 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:データから四分位数Q₁・Q₂・Q₃を求める
📝 典型的な出題例:次のデータについて、第1四分位数Q₁、第2四分位数Q₂、第3四分位数Q₃をそれぞれ求めなさい。データ:5, 8, 10, 12, 15, 18, 22
✅ 答え方のコツ:①データを小さい順に並べる、②全体の中央値Q₂を求める、③下半分の中央値→Q₁、上半分の中央値→Q₃の順に作業します。奇数個なら中央値を除いて上下に分けるのが教科書のきまりです。
🔑 押さえる用語:四分位数, 第1四分位数Q₁, 第2四分位数Q₂, 第3四分位数Q₃
⚠️ ありがちなミス:全体の中央値を上半分・下半分に含めてしまい、Q₁やQ₃の値がずれてしまうミス。奇数個のときは中央値を除いて分けます。
パターン2:偶数個のデータで四分位数を求める
📝 典型的な出題例:次のデータについて、Q₁、Q₂、Q₃を求めなさい。データ:4, 6, 8, 10, 12, 14
✅ 答え方のコツ:データが偶数個のときは、中央の2つの値の平均が中央値Q₂になります。上下に分けたあと、下半分・上半分それぞれの中央値を同じ要領で求めます。例:Q₂=(8+10)/2=9、Q₁=6、Q₃=12。
🔑 押さえる用語:中央値, 平均, 偶数個, 四分位数
⚠️ ありがちなミス:中央の2つの平均を取らず、どちらか一方の値だけをQ₂にしてしまうミス。偶数個では必ず平均を計算します。
パターン3:四分位範囲を計算する
📝 典型的な出題例:次のデータの四分位範囲を求めなさい。データ:5, 8, 10, 12, 15, 18, 22
✅ 答え方のコツ:四分位範囲=Q₃−Q₁で求めます。①Q₁とQ₃を出す、②引き算する、の2ステップです。この値は中央50%の散らばりを表し、外れ値の影響を受けにくい指標である点も押さえます。
🔑 押さえる用語:四分位範囲, Q₃−Q₁, 散らばり, 中央50%
⚠️ ありがちなミス:四分位範囲を「最大値−最小値」で計算してしまうミス。それは「範囲」で、四分位範囲とは別物です。
パターン4:範囲と四分位範囲の違いを問う
📝 典型的な出題例:次のデータについて、範囲と四分位範囲をそれぞれ求め、外れ値の影響を受けにくいのはどちらか答えなさい。データ:1, 5, 6, 7, 8, 9, 100
✅ 答え方のコツ:範囲=最大値−最小値、四分位範囲=Q₃−Q₁と公式を区別します。100のような極端な値があるとき、範囲は大きく変わりますが、四分位範囲は中央付近を見るので影響を受けにくいと説明します。
🔑 押さえる用語:範囲, 四分位範囲, 外れ値, 散らばりの指標
⚠️ ありがちなミス:「範囲のほうが正確」と答えてしまうミス。外れ値があるデータでは四分位範囲のほうが信頼できます。
パターン5:5数要約を答える
📝 典型的な出題例:次のデータの5数要約を答えなさい。データ:3, 5, 7, 8, 10, 12, 15, 18, 20
✅ 答え方のコツ:5数要約は最小値、Q₁、Q₂、Q₃、最大値の5つを順に並べて答えます。①昇順に並んでいるか確認、②Q₂(中央値)を出す、③上下に分けてQ₁・Q₃を計算、④最小・最大とあわせて5つ並べる、の流れです。
🔑 押さえる用語:5数要約, 最小値, 最大値, 四分位数
⚠️ ありがちなミス:Q₁やQ₃を計算せず、最小・中央・最大の3つだけで答えてしまうミス。必ず5つの数を並べます。
テスト前の総仕上げ
テスト前は「昇順に並べる→Q₂→Q₁・Q₃→四分位範囲」の手順を声に出して確認しましょう。範囲と四分位範囲の違い、奇数個のとき中央値を除くルール、偶数個では平均を取ることの3つを押さえれば、ほとんどの問題に対応できます。
関連
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(数学)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
