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中学生の学習ノート教科書をもう一段くわしく

データの活用のテスト頻出パターン

7章は四分位数・箱ひげ図・データ比較が定番出題です。データを小さい順に並べる下準備から、中央値・Q₁・Q₃の求め方、四分位範囲を使った散らばりの比較まで、計算と読み取りの両方が問われます。平均値だけで判断しないことがカギです。

7章 データの活用 のテスト頻出 5 パターン

定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。

パターン1:四分位数を計算で求めさせる
📝 典型的な出題例:次のデータ 3, 6, 8, 10, 12, 14, 18 について、中央値、第1四分位数、第3四分位数、四分位範囲をそれぞれ求めなさい。
✅ 答え方のコツ:まず小さい順に並べることを確認し、データ数nが奇数か偶数かを判定します。次に中央値Q₂を取り、奇数個のときは中央値を除いて上下半分に分け、それぞれの中央値からQ₁・Q₃を出します。例:データが8個なら4個ずつに分けて、それぞれの中央値がQ₁・Q₃になります。最後にQ₃−Q₁で四分位範囲を求めます。
🔑 押さえる用語:四分位数, 中央値, 第1四分位数, 四分位範囲
⚠️ ありがちなミス:データ数が偶数のときに中央2値の平均を取り忘れる。奇数個のときQ₁・Q₃を求める上下半分に中央値を含めてしまう。中央値そのものは上下どちらにも入れない(教科書の決まり)。
パターン2:箱ひげ図の5数要約を読み取らせる
📝 典型的な出題例:ある箱ひげ図について、最小値・第1四分位数・中央値・第3四分位数・最大値、および四分位範囲と全範囲を読み取りなさい。
✅ 答え方のコツ:箱ひげ図はmin, Q₁, Q₂, Q₃, maxの5つの値を数直線上に置いた図です。箱の両端がQ₁とQ₃、箱の中の線が中央値、ひげの端が最小・最大です。箱の長さが四分位範囲、ひげを含む全体の長さが範囲だと押さえます。
🔑 押さえる用語:箱ひげ図, 5数要約, 四分位範囲, 範囲
⚠️ ありがちなミス:箱の長さを人数そのものと誤解する。箱は中央50%の散らばりを示すだけで、人数の多少を表すわけではない。
パターン3:2つの資料を比較して説明させる
📝 典型的な出題例:AクラスとBクラスのテスト結果について、中央値はA=70、B=75、四分位範囲はA=10、B=15であった。2つのクラスの分布の特徴をそれぞれ比較して説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:比較問題は『どちらが大きい』だけでなく根拠の数値を2つ以上添えるのがコツです。①中央値で中心の位置、②四分位範囲で中央50%の散らばりを読み、③必要なら最大・最小で端の広がりを補足、という順で書きます。
🔑 押さえる用語:中央値, 四分位範囲, 散らばり, 代表値
⚠️ ありがちなミス:平均だけで分布の違いを説明し、散らばりを無視する。中央値が同じだから散らばりも同じ、と決めつけてしまう。
パターン4:外れ値があるときの代表値の使い分け
📝 典型的な出題例:あるクラスのおこづかいの金額に、1人だけ極端に大きい値が含まれている。このとき、平均値と中央値のどちらが資料の特徴をよく表しているか、理由とともに答えなさい。
✅ 答え方のコツ:平均値は極端に大きい値(小さい値)の影響を受けやすく、中央値は影響を受けにくいのがポイントです。極端な値が混じっているときは、平均値だけが大きく引きずられてしまい、多くの人の実感とずれます。よって資料の特徴を表す代表値としては中央値の方が適切と答え、『平均値は1人の大きな値に引き上げられるが、中央値はちょうど真ん中の値なので影響を受けにくいから』のように理由を書きます。
🔑 押さえる用語:代表値, 平均値, 中央値, 極端な値
⚠️ ありがちなミス:極端な値があるのに平均値を代表値に選んでしまう。平均値と中央値の意味の違いを説明できず、数値だけ書いて理由を書き忘れる。なお、外れ値を四分位範囲の1.5倍で判定する方法は高校で詳しく学ぶ発展事項で、中学のテストでは原則出題されません。
パターン5:箱ひげ図の形から分布を読み取らせる
📝 典型的な出題例:ある箱ひげ図で、中央値の線が箱の左側に寄っている。このときデータはどのような分布になっていると考えられるか説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:箱ひげ図の中央値の位置のかたよりとひげの長さに注目します。中央値が箱の左寄りなら、中央値〜Q₃の区間がQ₁〜中央値より長い=データの上半分側が広がっていることが読み取れます(逆も同様)。ただし箱ひげ図だけでは分布の細かい形までは決められないので、裾の形を論じるときはヒストグラムと合わせて判断します。
🔑 押さえる用語:箱ひげ図, 分布の偏り, 中央値, ひげ
⚠️ ありがちなミス:箱の中央に必ず中央値があると思い込む。ひげの長短だけで判断し、箱の中の中央値の位置を見落とす。

テスト前の総仕上げ

テスト直前は、まずデータを並べる→中央値→Q₁・Q₃→四分位範囲の順で計算する流れを手で再現できるか確認しましょう。比較問題では『中央値+四分位範囲』で必ず根拠の数値を2つ書くと部分点も取りやすくなります。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
  • 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
  • 最終更新:2026-07-07