この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:氷が水になるのは、見た目の形が変わって別のものになったのだから分解であると答える
- 💡 ここがちがう:分解かどうかは「別の種類の物質ができたか」で判断するものであり、姿や状態が変わっただけでは判断材料にならない。氷も水も同じ物質が固体か液体かの違いにすぎない。
- ✅ 正しい理解:氷が水になる変化は分解ではなく状態変化であり、分解は1つの物質が化学変化によって2種類以上の別の物質に分かれる反応を指す。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:砂糖のかたまりをすりつぶして小さな粒にしたので、これは分解であると答える
- 💡 ここがちがう:見た目の粒の大きさが変わっても、成分そのものが変化しているとは限らない。分解と呼べるのは、もとの物質にはなかった新しい種類の物質が生まれたときだけである。
- ✅ 正しい理解:すりつぶしても砂糖は砂糖のままで別の物質にはなっておらず、分解ではない。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:水を電気分解すると、酸素のほうが水素より多く発生すると答える
- 💡 ここがちがう:化学反応式 2H₂O → 2H₂ + O₂ の係数の比をそのまま体積比として読み取る必要があり、係数が大きいほうの気体が多く発生する。
- ✅ 正しい理解:水の電気分解では水素のほうが多く発生し、体積比は水素:酸素=2:1になる。
なぜ間違えやすいのか
観察結果、条件、考察、結論を分けずに、用語だけで判断している。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 分解で、実験や観察から直接わかる結果と、そこから考える結論は何が違う?
やってみよう:分解について、実験の目的・結果・結論を一文ずつ分けて説明しよう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中2理科)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-26
