オームの法則 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:V・I・Rの値を計算で求める
📝 典型的な出題例:抵抗 5Ω に 2A の電流が流れているとき、両端にかかる電圧は何V か。また、12V の電源に 6Ω の抵抗をつないだとき、流れる電流は何A か。
✅ 答え方のコツ:求めたい量に合わせて公式を選びます。V = IR、I = V/R、R = V/I の3つを必ず覚えること。手順は (1) 何を求めるか確認 → (2) 公式を選ぶ → (3) 単位をそろえて代入 → (4) 計算 です。例:V = 5 × 2 = 10V、I = 12 ÷ 6 = 2A。
🔑 押さえる用語:オームの法則, 電圧V, 電流I, 抵抗R
⚠️ ありがちなミス:公式の形を混同し、割るところを掛けてしまう。三角形の図で V を上、I と R を下に並べ、求める文字を隠して確認するとよい。
パターン2:mA を A に直す単位変換
📝 典型的な出題例:抵抗 20Ω に 300mA の電流が流れている。この抵抗の両端にかかる電圧は何V か。
✅ 答え方のコツ:計算前に必ず 電流の単位を A にそろえるのがポイント。1000mA = 1A なので、300mA = 0.3A。そのうえで V = IR = 0.3 × 20 = 6V と計算します。「mA のまま代入していないか」を最後に必ず見直しましょう。
🔑 押さえる用語:mA(ミリアンペア), A(アンペア), 単位変換
⚠️ ありがちなミス:300mA をそのまま 300 として代入し、答えが 6000V のように極端に大きくなる。桁が大きすぎたら単位変換を疑う。
パターン3:V-Iグラフを読み取って抵抗を求める
📝 典型的な出題例:ある抵抗器に電圧を加えたところ、2V で 0.4A、4V で 0.8A の電流が流れた。電圧と電流は比例しているといえるか。また、この抵抗器の抵抗は何Ωか。
✅ 答え方のコツ:(1) 電圧を2倍にしたとき電流も2倍になっていれば 比例=オームの法則が成り立つと判断します。(2) 抵抗は R = V/I で計算。例では R = 2 ÷ 0.4 = 5Ω。グラフでは 原点を通る直線になっていることもセットで確認します。
🔑 押さえる用語:比例, 原点を通る直線, グラフの傾き
⚠️ ありがちなミス:グラフの軸(縦軸が V か I か)を確認せずに「傾き=抵抗」と決めつける。縦軸 V・横軸 I のときは傾きが R、縦軸 I・横軸 V のときは傾きが 1/R。
パターン4:抵抗の大小を比較する
📝 典型的な出題例:同じ 6V の電源に、3Ω の抵抗器Aと 12Ω の抵抗器Bをそれぞれつないだ。流れる電流が大きいのはどちらか。また、A と B では電流の大きさは何倍違うか。
✅ 答え方のコツ:同じ電圧をかけたとき、抵抗が大きいほど電流は小さくなるのがポイント。I = V/R で計算すると、A は 6÷3 = 2A、B は 6÷12 = 0.5A。よって A のほうが大きく、2 ÷ 0.5 = 4 倍。「抵抗は電流の流れにくさ」と覚えておくと迷いません。
🔑 押さえる用語:流れにくさ, 反比例, 抵抗の比較
⚠️ ありがちなミス:「抵抗が大きい=電流も大きい」と逆に考えてしまう。抵抗は電流を止めるものではなく、流れにくさを表す量である。
パターン5:実験結果からオームの法則の成立を説明する
📝 典型的な出題例:ある抵抗器で、電圧と電流が 1V のとき 0.05A、2V のとき 0.10A、4V のとき 0.20A になった。この抵抗器でオームの法則が成り立つといえるか、抵抗の値を求めて説明せよ。
✅ 答え方のコツ:各点で R = V/I を計算し、値が一定になるか確かめます。1÷0.05 = 20Ω、2÷0.10 = 20Ω、4÷0.20 = 20Ω と、すべて 20Ω で一定。さらに電圧を 2倍・4倍にすると電流も 2倍・4倍。よって 電圧と電流は比例し、オームの法則が成り立つと書きます。
🔑 押さえる用語:比例関係, 抵抗一定, 考察
⚠️ ありがちなミス:数値計算だけして「成り立つ」と結論し、「抵抗が一定」「電圧と電流が比例」という根拠を書き忘れる。記述では理由を必ず添える。
テスト前の総仕上げ
テスト前は、まず V = IR / I = V/R / R = V/I の3式を即答できるようにし、次に mA → A の変換を必ず一手間入れる癖をつけましょう。グラフ問題では 軸の確認と 原点を通る直線=比例を合言葉に。これで頻出パターンはほぼカバーできます。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
