内閣のしくみ を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 「行政権=内閣」と役割を確認する
まず内閣=行政権を担う機関と頭に入れます。内閣は内閣総理大臣(首相)と国務大臣で構成され、法律の執行・外交・条約締結(国会の承認)・予算の作成・政令の制定・天皇の国事行為への助言と承認などを担当します。問題を読むときは、その仕事が立法(国会)ではなく行政の仕事かを最初に見分けます。
ステップ 2:ステップ2: 議院内閣制の流れを4ステップで整理する
議院内閣制は次の順で動きます。①国会が内閣総理大臣を指名、②首相が国務大臣を任命(過半数は国会議員)、③内閣は国会に連帯して責任を負う、④衆議院は内閣を不信任にできる。番号順で覚えると、穴埋め問題で迷いません。
ステップ 3:ステップ3: 不信任決議のあとの日数の順番をセットで覚える
衆議院が内閣不信任決議を可決したら、内閣は10日以内に総辞職か衆議院解散を選びます。解散したら40日以内に総選挙、その後30日以内に特別国会を召集して新しい首相を指名します。10→40→30の数字の順を声に出して覚えるとミスが減ります。
ステップ 4:ステップ4: 議院内閣制と大統領制を表で比べる
比較問題は「首長の選出」「議会と行政の関係」「解散」「不信任」の4軸で表にします。議院内閣制(日本)は議会が指名/密接/解散可/不信任可、大統領制(アメリカ)は国民が直接選挙/分離/解散不可/不信任不可(弾劾は例外)。これを覚えれば違いの記述問題も書けます。
ステップ 5:ステップ5: つまずきやすい三大ポイントを最後に点検する
①首相は国民が直接選ぶのではなく国会議員から国会が指名(憲法67条)。②国務大臣の過半数は国会議員でなければならず(憲法68条)、全員が文民でなければならない(憲法66条2項)。③閣議は非公開・全員一致が原則。この3点を最後に確認すれば、引っかけ選択肢を見抜けます。
これだけは覚える
内閣=行政権、議院内閣制=国会の信任に基づき国会に責任を負う仕組み。首相は国会が指名、国務大臣は首相が任命(過半数は国会議員、全員文民)。不信任なら10日以内に総辞職か解散。
よくあるつまずき
首相を国民が直接選ぶと誤解する/国務大臣が全員国会議員と思い込む/立法(国会)と行政(内閣)の仕事を取り違える/条約は内閣が締結し国会が承認の役割分担を逆にする、などが定番のミスです。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(社会)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
