この章の比較ペア(まとめ表)
| 比較ペア | A | B |
|---|---|---|
| 現在完了(継続)と現在完了進行形の違い | 現在完了(継続) | 現在完了進行形 |
| 現在進行形と現在完了進行形の違い | 現在進行形 | 現在完了進行形 |
| have/has の使い分け(主語による違い) | have been ~ing | has been ~ing |
1. 現在完了(継続)と現在完了進行形の違い
| 比べる軸 | 現在完了(継続) | 現在完了進行形 |
|---|---|---|
| 形 | have/has + 過去分詞(かこぶんし) | have/has + been + 動詞ing |
| 意味 | 状態(じょうたい)の継続(けいぞく) | 動作(どうさ)の継続 |
| 強調点(きょうちょうてん) | 状態がずっと続いていること | 動作がずっと続いていること |
| 相性のよい動詞 | 状態動詞(know, like, want など) | 動作動詞(study, run, work など) |
| 代表例文 | I have known him for 5 years. | I have been studying for 2 hours. |
| よく一緒に使う語句 | for / since / How long(状態がずっと) | for / since / How long / all day |
| つまずきやすい誤り | for/sinceがあるのに現在形のままにする(× I know him for 5 years.) | been を忘れて have + ~ing にする |
なぜこの違いが生まれたのか
どちらも「過去から今までずっと」を表しますが、英語では動詞の種類で形を変えます。know や like のような状態動詞は普通は進行形にしないので、状態の続きは現在完了(have + 過去分詞)で表します(live は例外で、I have lived here for 5 years. と I have been living here for 5 years. のどちらも使えます)。一方、study や run のような動作動詞は、動作がずっと続いていることを強調したいときに現在完了進行形(have been + ~ing)を使います。
混同しやすいポイント
I have been knowing him for 5 years. のように状態動詞を進行形にしてしまうのが定番ミス。逆に動作動詞を「have + 過去分詞」だけで済ませると、ずっと続いている感じが弱くなります。
テストでの聞かれ方
( )内から正しい形を選ぶ問題で頻出。I (have known / have been knowing) him for 5 years. のように、動詞が状態動詞かどうかを見抜けるかを問われます(rain のような動詞は It has rained all day. も It has been raining all day. もどちらも使えるので、この形式の出題には使われません)。
2. 現在進行形と現在完了進行形の違い
| 比べる軸 | 現在進行形 | 現在完了進行形 |
|---|---|---|
| 形 | am/is/are + 動詞ing | have/has + been + 動詞ing |
| 意味 | 今まさに〜している | (過去から今まで)ずっと〜している |
| 時間の範囲(はんい) | 今この瞬間(しゅんかん) | 過去のある時点から今まで |
| 代表例文 | I am studying English. | I have been studying English for two hours. |
| 相性のよい語句 | now, right now, at the moment | for ~, since ~, How long |
| 強調点 | 今の動作そのもの | 動作がどれくらい続いているか |
| 形の複雑さ(語数) | be動詞 + ing の2語 | have/has + been + ing の3語 |
なぜこの違いが生まれたのか
両方とも「動詞ing」を使うので形が似ていますが、表す時間の幅がちがいます。現在進行形は「今この瞬間」の動作だけを表すのに対し、現在完了進行形は「過去のある時点から今までずっと」という長さのある時間を表します。だから for や since と一緒に使われるのは現在完了進行形のほうです。
混同しやすいポイント
「2時間ずっと勉強している」を I am studying for two hours. としてしまうミスが多い。for/since が出てきたら、be動詞ではなく have/has been を使うと覚えましょう。
テストでの聞かれ方
「今〜している」か「ずっと〜している」かを日本語から見分け、適切な形に書き換える問題が定番。for two hours / since this morning といった語句があれば現在完了進行形を選びます。
3. have/has の使い分け(主語による違い)
| 比べる軸 | have been ~ing | has been ~ing |
|---|---|---|
| 使う主語 | I / you / we / they / 複数(ふくすう) | he / she / it / 3単現(さんたんげん) |
| 形 | have been + 動詞ing | has been + 動詞ing |
| 代表例文 | They have been waiting for an hour. | She has been waiting for an hour. |
| 否定文(ひていぶん) | have not been ~ing / haven't been ~ing | has not been ~ing / hasn't been ~ing |
| 疑問文 | Have + 主語 + been ~ing ? | Has + 主語 + been ~ing ? |
| 短縮形 | I've been / you've been / we've been / they've been | he's been / she's been / it's been(has の短縮) |
| 短縮形の注意点 | we're(we are)と混同しないように 've been とまとめて覚える | he's は he is とも he has とも読めるので、後ろの been で has と判断する |
なぜこの違いが生まれたのか
現在完了進行形でも、主語が3人称単数(he, she, it)のときは have ではなく has を使うルールは変わりません。been は主語によって変化しないので、変えるのは最初の have/has の部分だけです。主語をまず確認してから have/has を選ぶ習慣をつけると、ミスが減ります。
混同しやすいポイント
She have been studying. のように、3単現なのに have を使ってしまう誤り。逆に They has been ~ も多い。主語の人称と数を見てから have/has を決めましょう。
テストでの聞かれ方
主語を he/she/it や複数に書きかえて、have/has を直させる問題が頻出。I have been ~ を She ____ been ~ に書きかえるタイプで、has を入れられるかが問われます。
関連
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(英語)の核となる事実と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の混同ペアを、比較表と背景説明、混同ポイント、テストでの問われ方までセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-27
