この章の比較ペア(まとめ表)
| 比較ペア | A | B |
|---|---|---|
| 関係代名詞 which と who の違い | 関係代名詞 which | 関係代名詞 who |
| 主格 which と目的格 which の違い | 主格の which | 目的格の which |
| もの語彙と場所語彙の違い | もの語彙 | 場所語彙 |
1. 関係代名詞 which と who の違い
| 比べる軸 | 関係代名詞 which | 関係代名詞 who |
|---|---|---|
| 説明する対象 | もの・動物・場所・事柄 | 人 |
| 前にくる名詞(先行詞) | a book, a tool, a city など | a boy, the teacher など |
| 代表的な型 | a thing which ... / a place which ... | a person who ...(本単元外) |
| 本単元での扱い | 中心として学ぶ | 対比のために区別する |
| 例文 | This is a tool which helps us study. | (人を説明するときに使う) |
| 混同の注意 | 人には使わない | ものには使わない |
なぜこの違いが生まれたのか
中3の関係代名詞は、先行詞(前の名詞)が人かものかで使い分けます。本単元の which は「もの・動物・場所・事柄」を後ろから説明する語で、教科書でも「人を説明する who と分ける」と明記されています。日本語では同じ「〜する○○」と訳すため、英語の側で対象を区別する習慣が必要です。
混同しやすいポイント
日本語訳が同じ「〜する人/〜するもの」になるため、人に which を使ってしまう誤りが起きやすい。先行詞を指さして「人?もの?」と確認する癖をつける。
テストでの聞かれ方
空所補充で「This is a book ( ) I read.」のように which を選ばせる問題や、先行詞が人かものかで which / who を選ばせる問題が定番。長文では先行詞を○で囲ませる設問も出る。
2. 主格 which と目的格 which の違い
| 比べる軸 | 主格の which | 目的格の which |
|---|---|---|
| which の役割 | 後ろの動詞の主語になる | 後ろの動詞の目的語になる |
| which の直後 | 動詞が続く | 主語+動詞が続く |
| 代表例 | a place which is famous | the book which I bought |
| 省略 | 省略できない | 省略できることがある |
| 本文の例 | This is a city which is famous for its old temples. | This is the book which I bought yesterday. |
| 学習の順番 | 最初に型を作る | 次に語順を崩さず練習 |
なぜこの違いが生まれたのか
which は後ろの文の中で果たす役割によって主格と目的格に分かれます。主格は「which+動詞」で先行詞自身が動作する形、目的格は「which+主語+動詞」で先行詞が動作の対象になる形です。教科書では「目的格 which の後ろは主語+動詞」と説明され、語順を崩さないことが到達点になっています。
混同しやすいポイント
目的格で「the book which I bought it」のように目的語の it を残してしまう誤りが多い。which が目的語の働きをしているので、後ろの文にもう一度 it を入れないことを確認する。
テストでの聞かれ方
並べ替え問題で「the book / which / I / read」を正しい語順にする出題や、主格と目的格を見分けて空所に which を入れる問題が頻出。省略可否を問う設問も中3後半で出やすい。
3. もの語彙と場所語彙の違い
| 比べる軸 | もの語彙 | 場所語彙 |
|---|---|---|
| 代表語 | tool, machine, device, robot, app, novel, painting, movie | place, area, village, city, country, forest, river, island |
| 意味の中心 | 人が使う・作るもの | 人や物が存在する範囲・地域 |
| 結びつく動詞 | use, make, produce, connect, include | visit, protect, cover, save, show |
| 典型チャンク | a tool which we use | a place which is famous |
| 本文での働き | 目的語になりやすい | 主語・前置詞句になりやすい |
| be famous for との相性 | 作品・製品で使うことがある | 都市・国・島で特によく使う |
なぜこの違いが生まれたのか
本単元の語彙は「もの」と「場所」の2グループに大きく分かれ、which の後ろに置く動詞もそれぞれ相性があります。ものは「使う・作る」系(use, make, produce)と結びつき、場所は「守る・有名である」系(protect, be famous for)と結びつきます。教科書本文の長文では、この組み合わせがそのまま再利用されます。
混同しやすいポイント
place や city を「もの」と同じ感覚で扱い、use a city のような不自然な動詞を選んでしまう誤りがある。場所には visit や be famous for を、ものには use や make を当てる感覚を持つ。
テストでの聞かれ方
語彙問題でもの/場所のカテゴリ分けを問う出題や、英作文で「〜で有名な都市」「〜を助ける道具」を which を使って書かせる問題が頻出。コロケーション選択問題もよく出る。
関連
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(英語)の核となる事実と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の混同ペアを、比較表と背景説明、混同ポイント、テストでの問われ方までセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-27
