デジタルこどもBASEのロゴ特定非営利活動法人デジタルこどもBASE
中学生の学習ノート教科書をもう一段くわしく

9章 短歌・俳句 ── 51問問題集

短歌・俳句の重要事項を、基本20・標準20・応用11の3段階で総点検。答えはタップで開けます。

📄 この章の印刷プリント(PDF・解答つき)を無料配布中 ── PDFをダウンロード プリント一覧へ

基本(20問)

問題1
短歌の音数は全部で何音か。
答えを見る
31音
短歌は五・七・五・七・七の31音からなる。
問題2
俳句の音数は全部で何音か。
答えを見る
17音
俳句は五・七・五の17音からなる。
問題3
短歌の音数の構成を「・」で区切って答えよ。
答えを見る
5・7・5・7・7
短歌は五・七・五・七・七の順で構成される。
問題4
俳句の音数の構成を「・」で区切って答えよ。
答えを見る
5・7・5
俳句は五・七・五の順で構成される。
問題5
俳句に必ず一つ詠み込まれる、季節を示す言葉を何というか。
答えを見る
季語
季語は俳句に各句一つ詠み込まれる季節を示す言葉である。
問題6
「や」「かな」「けり」などの、余韻と区切りを生む語を何というか。
答えを見る
切れ字
切れ字は余韻や区切りを生む俳句の表現である。
問題7
俳句の元祖とされ、『おくのほそ道』を著した江戸時代の俳人は誰か。
答えを見る
松尾芭蕉
松尾芭蕉は俳句の元祖とされ『おくのほそ道』を著した。
問題8
明治時代に近代俳句を確立した俳人は誰か。
答えを見る
正岡子規
正岡子規は明治時代に近代俳句を確立した。
問題9
「東海の小島の磯の白砂に」で始まる短歌を詠んだ明治の歌人は誰か。
答えを見る
石川啄木
石川啄木は3行書きの短歌や生活詠で知られる明治の歌人である。
問題10
歌集『みだれ髪』で知られる、情熱的な短歌を詠んだ明治の歌人は誰か。
答えを見る
与謝野晶子
与謝野晶子は『みだれ髪』で知られる情熱的な短歌の歌人である。
問題11
「古池や蛙飛び込む水の音」の季語を答えよ。
答えを見る
蛙
この句の季語は「蛙」である。
問題12
「古池や蛙飛び込む水の音」の季節を答えよ。
答えを見る
春
季語「蛙」は春を表す。
問題13
「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」の季語を答えよ。
答えを見る
柿
この句の季語は「柿」である。
問題14
「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」の季節を答えよ。
答えを見る
秋
季語「柿」は秋を表す。
問題15
現存する日本最古の歌集で、素朴で力強い歌を収める歌集の名を答えよ。
答えを見る
万葉集
『万葉集』は素朴で力強い歌を収める最古の歌集である。
問題16
文末を名詞(体言)で止めて余韻を残す表現技法を何というか。
答えを見る
体言止め
体言止めは文末を名詞で止めて余韻を残す技法である。
問題17
俳句で、性質の違うものを並べて効果を生む手法を何というか。
答えを見る
取り合わせ
取り合わせは違うものを並べて効果を生む手法である。
問題18
次の季語の季節を答えよ。「桜」
答えを見る
春
「桜」は春の季語である。
問題19
次の季語の季節を答えよ。「蝉」
答えを見る
夏
「蝉」は夏の季語である。
問題20
次の季語の季節を答えよ。「雪」
答えを見る
冬
「雪」は冬の季語である。

標準(20問)

問題21
短歌と俳句のうち、「和歌」の代表形式とされるのはどちらか。
答えを見る
短歌
短歌は和歌の代表形式である。
問題22
「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」を詠んだ俳人は誰か。
答えを見る
松尾芭蕉
この句は松尾芭蕉の作で『おくのほそ道』に収められる。
問題23
「雪とけて村いっぱいの子どもかな」を詠んだ、庶民的な俳句で知られる江戸の俳人は誰か。
答えを見る
小林一茶
小林一茶は庶民的な俳句で知られる江戸の俳人である。
問題24
絵画的な俳句で知られる江戸時代の俳人は誰か。
答えを見る
与謝蕪村
与謝蕪村は絵画的な俳句で知られる江戸の俳人である。
問題25
「古池や蛙飛び込む水の音」で切れ字はどれか。
答えを見る
や
「や」が切れ字で、初句で切れて余韻を生む。
問題26
季語が一つの俳句に二つ以上入ってしまうことを何といい、原則として避けるべきか。
答えを見る
季重なり
季重なりは季語が複数入ることで、原則避けるべきとされる。
問題27
歴史的仮名遣い「いふ」を現代仮名遣いに直せ。
答えを見る
いう
語中・語尾のハ行は「ワ・イ・ウ・エ・オ」に直すため「いふ」は「いう」となる。
問題28
歴史的仮名遣い「けふ」を現代仮名遣いに直せ。
答えを見る
きょう
「けふ」は「kefu→keu→kyō」と変化し「きょう」と読む。
問題29
与謝野晶子の歌「やは肌の」の「やは」を現代仮名遣いに直すとどう読むか。
答えを見る
やわ
語中のハ行が変化し「やは」は「やわ」と読む。
問題30
技巧的・優雅な歌を収め、紀貫之や小野小町が活躍した平安時代の歌集の名を答えよ。
答えを見る
古今和歌集
『古今和歌集』は平安時代の技巧的・優雅な歌の歌集である。
問題31
藤原定家や西行が代表的歌人で、象徴的・余情の歌を収める歌集の名を答えよ。
答えを見る
新古今和歌集
『新古今和歌集』は象徴的・余情を重んじる歌集である。
問題32
正岡子規以降に現れた、五・七・五の定型にとらわれない俳句を何というか。
答えを見る
自由律俳句
自由律俳句は定型にとらわれない俳句で種田山頭火らが知られる。
問題33
五・七・五の音数を超える句を何というか。
答えを見る
字余り
字余りは定型の音数を超える句で、意味の強調などに用いられる。
問題34
季語が網羅されている、季語を集めた辞典を何というか。
答えを見る
歳時記
歳時記は季語を網羅した辞典である。
問題35
歌集『サラダ記念日』で口語短歌を広めた現代の歌人は誰か。
答えを見る
俵万智
俵万智は『サラダ記念日』で口語短歌を広めた現代の歌人である。
問題36
万葉集を継ぐ歌風で知られる昭和の歌人は誰か。
答えを見る
斎藤茂吉
斎藤茂吉は万葉集を継ぐ歌風で知られる昭和の歌人である。
問題37
次の季語の季節を答えよ。「五月雨」
答えを見る
夏
「五月雨」は旧暦五月=現在の六月にあたり夏の季語である。
問題38
次の季語の季節を答えよ。「月」
答えを見る
秋
「月」は秋の季語である。
問題39
次の季語の季節を答えよ。「初日の出」
答えを見る
新年
「初日の出」は新年の季語である。
問題40
一つのものに集中して詠む俳句の作り方を、取り合わせに対して何というか。
答えを見る
一物仕立て
一物仕立ては一つのものを集中して詠む作り方である。

応用(11問)

問題41
「古池や蛙飛び込む水の音」が静けさと動きを並べて表す表現効果を、漢字二字で答えよ。
答えを見る
対比
古池の静と蛙の動を対比させ、静寂をいっそう際立たせている。
問題42
俳句を鑑賞するとき、季語のほかに注目したい表現を一つ答えよ。
答えを見る
切れ字
切れ字や取り合わせ・語順などは短い言葉で余韻を作る働きがある。
問題43
「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」が、騒がしいはずの蝉の声で静けさを表す表現の特徴を漢字三字で答えよ。
答えを見る
逆説的
騒がしい蝉の声で静寂を感じさせる逆説的な表現になっている。
問題44
「不来方のお城の草に寝ころびて空に吸はれし十五の心」の作者は誰か。
答えを見る
石川啄木
盛岡の不来方城跡で空を見上げた十五歳の心を詠んだ石川啄木の歌である。
問題45
「金色のちひさき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕日の岡に」で、散る銀杏の葉を小鳥にたとえた表現技法を答えよ。
答えを見る
比喩(隠喩/暗喩)
銀杏の葉を「鳥のかたちして」と表し、「ような」「ごとし」などの比喩語を用いずにたとえているため、直喩ではなく隠喩(暗喩)である。
問題46
「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」が、柿を食べる日常と寺の鐘という歴史を結びつける効果を何の交差と表現できるか。
答えを見る
日常と歴史
日常の動作と歴史ある法隆寺の鐘が交差して詩情を生んでいる。
問題47
季語の効果を説明するとき、季節感のほかに何を短く示すとよいか。
答えを見る
連想される気分(心情)
季語は季節感とともにその季節から連想される気分や心情を支える。
問題48
鑑賞文を書くとき、表現技法・情景の次に結ぶべき内容は何か。
答えを見る
心情
鑑賞文は表現技法・情景・そこから分かる心情の順に結ぶ。
問題49
句切れとは、何の切れ目のことか。
答えを見る
意味や感動の切れ目
句切れは意味や感動の切れ目で、読みの焦点を示す。
問題50
短い詩形である短歌・俳句を読むとき、本文に表されていない主語や気持ちについて読者がすべきことは何か。
答えを見る
省略された部分を補って読む
短詩では省略された主語・時間・気持ちを読者が補って読む必要がある。
問題51
百人一首の一首目「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」の作者は誰か。
答えを見る
天智天皇
百人一首の一首目として知られる歌で、作者は天智天皇である。