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10章 敬語(尊敬語・謙譲語・丁寧語) ── 50問問題集

敬語(尊敬語・謙譲語・丁寧語)の重要事項を、基本20・標準20・応用10の3段階で総点検。答えはタップで開けます。

基本(20問)

問題1
敬語の3種類をすべて答えなさい。
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尊敬語・謙譲語・丁寧語
敬語は相手や話題の人を高める尊敬語、自分側をへりくだる謙譲語、聞き手に丁寧に述べる丁寧語の3つに分けられる。
問題2
相手や話題の人物の動作を高める敬語を何というか。
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尊敬語
尊敬語は相手側・話題の人物の動作を高めて敬意を表す表現である。
問題3
自分側の動作をへりくだって述べ、相手への敬意を表す敬語を何というか。
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謙譲語
謙譲語は自分側の動作を低めて、行為の向かう相手への敬意を示す表現である。
問題4
「です・ます」のように聞き手に対して丁寧に述べる敬語を何というか。
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丁寧語
丁寧語は聞き手に対して文全体を丁寧にする敬語で、尊敬・謙譲とは別の系統である。
問題5
「言う」の尊敬語を答えなさい。
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おっしゃる
「言う」の特別な尊敬動詞は「おっしゃる」である。
問題6
「言う」の謙譲語を答えなさい。
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申す(申し上げる)
「言う」の謙譲語は「申す」「申し上げる」である。
問題7
「する」の尊敬語を答えなさい。
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なさる
「する」の特別な尊敬動詞は「なさる」である。
問題8
「する」の謙譲語を答えなさい。
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いたす
「する」の謙譲語は「いたす」である。
問題9
「食べる」の尊敬語を答えなさい。
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召し上がる
「食べる・飲む」の尊敬語は「召し上がる」である。
問題10
「見る」の謙譲語を答えなさい。
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拝見する
「見る」の謙譲語は「拝見する」である。
問題11
「見る」の尊敬語を答えなさい。
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ご覧になる
「見る」の尊敬語は「ご覧になる」である。
問題12
「来る」「行く」「いる」に共通して使える尊敬語を答えなさい。
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いらっしゃる
「いらっしゃる」は「来る・行く・いる」のいずれの尊敬語としても用いられる。
問題13
「行く」「来る」の謙譲語を一つ答えなさい。
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参る(伺う)
「行く・来る」の謙譲語は「参る」、また訪問の意では「伺う」も用いる。
問題14
次の敬語は尊敬・謙譲・丁寧のどれか。「おっしゃる」
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尊敬
「おっしゃる」は「言う」の尊敬語である。
問題15
次の敬語は尊敬・謙譲・丁寧のどれか。「申す」
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謙譲
「申す」は「言う」の謙譲語である。
問題16
次の敬語は尊敬・謙譲・丁寧のどれか。「です」
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丁寧
「です」は聞き手に対する丁寧語である。
問題17
尊敬語と謙譲語は、何を手がかりに使い分けるか。
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動作の主語(動作主)
主語が相手・目上なら尊敬語、自分・身内なら謙譲語を使う。
問題18
主語が相手や目上のとき、尊敬語と謙譲語のどちらを使うか。
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尊敬語
相手・目上の動作には尊敬語を用いて高める。
問題19
一つの語に同じ種類の敬語を重ねて不自然になった表現を何というか。
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二重敬語
二重敬語は敬語を重ねすぎた誤った表現である。
問題20
「お読みになる」のように「お・ご+~になる」で作る敬語は何語か。
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尊敬語
「お(ご)~になる」は尊敬語の代表的な作り方である。

標準(20問)

問題21
「お持ちする」のように「お・ご+~する」で作る敬語は何語か。
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謙譲語
「お(ご)~する(いたす)」は謙譲語の代表的な作り方である。
問題22
「先生がここに来た。」を適切な敬語に直しなさい。
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先生がここにいらっしゃった。
主語が先生なので「来る」の尊敬語「いらっしゃる」を用いる。
問題23
「私が先生にそう言った。」を適切な敬語に直しなさい。
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私が先生にそう申し上げた。
主語が自分なので「言う」の謙譲語「申し上げる」を用いる。
問題24
「お客様が料理を食べた。」を適切な敬語に直しなさい。
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お客様が料理を召し上がった。
主語がお客様なので「食べる」の尊敬語「召し上がる」を用いる。
問題25
「先生が参る」という表現の誤りを指摘し、正しく直しなさい。
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先生に謙譲語を使っている。正しくは「先生がいらっしゃる」
主語が先生(目上)なので謙譲語ではなく尊敬語を使う。
問題26
「私がおっしゃった」という表現の誤りを指摘し、正しく直しなさい。
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自分に尊敬語を使っている。正しくは「私が申し上げた」
主語が自分なので尊敬語ではなく謙譲語を使う。
問題27
「おっしゃられる」が誤りである理由を答えなさい。
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「おっしゃる」に「れる」を重ねた二重敬語だから。
すでに尊敬語の「おっしゃる」に尊敬の助動詞「れる」を重ねており不自然である。
問題28
「召し上がられる」を正しい敬語に直しなさい。
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召し上がる
「召し上がる」自体が尊敬語なので「られる」を付けず一つで十分である。
問題29
丁寧語は誰に対して使う敬語か。
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聞き手
丁寧語は聞き手に対する丁寧さを表し、誰にでも使える基本である。
問題30
「先生がおっしゃいました」には尊敬語と何語が組み合わさっているか。
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丁寧語
「おっしゃる」(尊敬)に「ます」(丁寧)が組み合わさっている。
問題31
「もらう」の謙譲語を答えなさい。
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いただく
「もらう・食べる・飲む」の謙譲語は「いただく」である。
問題32
「あげる」の謙譲語を答えなさい。
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差し上げる
「あげる(与える)」の謙譲語は「差し上げる」である。
問題33
「聞く(訪ねる・問う)」の謙譲語を答えなさい。
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伺う(うかがう)
「聞く・訪ねる」の謙譲語は「伺う」である。
問題34
次の敬語は尊敬・謙譲・丁寧のどれか。「拝見する」
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謙譲
「拝見する」は「見る」の謙譲語である。
問題35
次の敬語は尊敬・謙譲・丁寧のどれか。「召し上がる」
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尊敬
「召し上がる」は「食べる・飲む」の尊敬語である。
問題36
敬語を使う前にまず確認すべきことを答えなさい。
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動作主が誰で、その動作で誰に敬意を示すか
動作主と敬意の向きを整理することが敬語使い分けの出発点である。
問題37
謙譲語は自分を粗末にする言葉であるという理解は正しいか。
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正しくない
謙譲語は自分を低めることで相手を立てる表現であり、自分を粗末にする言葉ではない。
問題38
「いる」の謙譲語を答えなさい。
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おる
「いる」の謙譲語は「おる」である。
問題39
「行きます」「食べます」のような「です・ます」体は何という敬語の系統か。
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丁寧語
「です・ます」体は丁寧語で、尊敬・謙譲とは別の系統である。
問題40
丁寧な敬語を使えば、どんな場面でも必ず適切だといえるか。
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いえない
親しい相手や軽い場面では重すぎる敬語がかえって不自然になることがある。

応用(10問)

問題41
社外の人への電話で、自分の会社の社長について「社長は会議中でいらっしゃいます」と言うのは適切か、理由とともに答えなさい。
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不適切。外部には社長も身内扱いとなり「会議中でございます」とする。
外部の人に話すときは社内の人を身内扱いとし、尊敬語を使わない。
問題42
他社の人に自分の父について話すとき「父がおっしゃいました」が誤りである理由を答えなさい。
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身内である父に尊敬語を使っているから。正しくは「父が申しました」
外部に対して身内(父)の動作には尊敬語ではなく謙譲語を用いる。
問題43
面接で「すぐ行きます」を、より改まった言い方に直しなさい。
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直ちに参ります
「すぐ」を「直ちに」、「行きます」を謙譲語「参ります」にして改まり方を高める。
問題44
同じ意味でも「明日」より改まった印象になる語を、本文の例から一つ答えなさい。
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あす
同じ内容でも「明日」を「あす」と言うと改まった印象になる。
問題45
「お客様が申された」という表現の誤りを指摘し、正しく直しなさい。
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お客様に謙譲語「申す」を使っている。正しくは「お客様がおっしゃった」
主語がお客様(相手)なので謙譲語ではなく尊敬語「おっしゃる」を用いる。
問題46
「ご利用になられる」が誤りである理由を答え、正しく直しなさい。
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「ご利用になる」に「れる」を重ねた二重敬語。正しくは「ご利用になる」
尊敬の形「ご~になる」にさらに尊敬の「れる」を重ねており不自然である。
問題47
「先生が私の作文を拝見した」の誤りを指摘し、正しく直しなさい。
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先生に謙譲語「拝見する」を使っている。正しくは「先生が私の作文をご覧になった」
主語が先生(目上)なので「見る」は謙譲語ではなく尊敬語「ご覧になる」を用いる。
問題48
「お客様、こちらでお待ちしてください」の誤りを指摘し、正しく直しなさい。
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謙譲語「お待ちする」を相手に使っている。正しくは「お待ちになってください」
待つのは相手なので謙譲語ではなく尊敬語「お待ちになる」を用いる。
問題49
場面に対して重すぎる敬語を使うと、相手との関係にどんな影響が生じうるか。
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距離を作りすぎてしまうことがある。
必要以上に重い敬語はかえって相手との距離を広げ不自然になる場合がある。
問題50
「先生はもう昼食をいただきましたか」の誤りを指摘し、正しく直しなさい。
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先生に謙譲語「いただく」を使っている。正しくは「召し上がりましたか」
主語が先生(目上)なので「食べる」は謙譲語ではなく尊敬語「召し上がる」を用いる。