この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:目上の先生の動作にも「参る」を使い、「先生がここに参った。」と言う
- 💡 ここがちがう:「参る」は自分側の動作をへりくだって言う謙譲語である。目上の先生の動作に使うと、逆に先生を低める失礼な言い方になってしまう。
- ✅ 正しい理解:先生など目上の人の動作には尊敬語を使い、「先生がここにいらっしゃった。」のように言う。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:社外の人に「社長は会議中でいらっしゃいます。」と尊敬語で伝える
- 💡 ここがちがう:社外の人と話すときは、自分の会社の社長も「身内」として扱う。身内に尊敬語を使うと、外部の相手より身内を高く扱うことになり失礼にあたる。
- ✅ 正しい理解:社外の人には「社長は会議中でございます。」のように、身内の動作をへりくだる表現を使う。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:「おっしゃる」に「れる」を重ねて、「先生がおっしゃられた。」と言う
- 💡 ここがちがう:「おっしゃる」はすでに「言う」の尊敬語である。そこにさらに尊敬の「れる」を付け加えると、敬語が二重にかかる二重敬語になり、不自然な表現になる。
- ✅ 正しい理解:「おっしゃる」はそれ単独で尊敬語として完成しているので、「先生がおっしゃった。」と言えばよい。
なぜ間違えやすいのか
自分の動作に尊敬語を使うと、敬意の向きが逆になる。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 敬語の応用で、その答えの根拠になる本文表現や文法規則はどこにある?
やってみよう:敬語の応用について、答えの根拠になる語句を本文または文法規則から1つ示そう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
- 短歌と俳句
- 敬語の三分類
- 文法の品詞
- 話し言葉と書き言葉
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中3国語)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-26
