生殖 を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 無性生殖か有性生殖かを判定する
生物学的には「生殖細胞(精子・卵など)の合体があるかどうか」が判定の本質で、問題文中の受精や精子・卵(精細胞・卵細胞)などのキーワードはあくまで手がかりです。これらが出てくれば有性生殖、出てこず1個体だけで増えるなら無性生殖(分裂・出芽・栄養生殖)の可能性が高いと判断します。
ステップ 2:ステップ2: 無性生殖は方法名で分類する
無性生殖は分裂・出芽・栄養生殖の3つに分けて覚えます。分裂は単細胞生物(ゾウリムシ・アメーバ)、出芽はヒドラ・酵母、栄養生殖は植物の体の一部(イモ・ランナー・挿し木)から増える方法です。
ステップ 3:ステップ3: 被子植物では受粉と受精を区別する
受粉は花粉が柱頭につくこと(外側の出来事)、受精は花粉管が胚珠まで伸びて、その中を運ばれてきた精細胞が胚珠の中の卵細胞と合体すること(内側の出来事)です。順番は受粉 → 花粉管がのびる → 受精 → 種子形成と固定で覚えます。
ステップ 4:ステップ4: 染色体数は減数分裂と受精で計算する
生殖細胞をつくるときは減数分裂で染色体数が半分になります。受精で2つの生殖細胞が合体すると、もとの体細胞と同じ数に戻ります。なお生殖細胞は動物では精子・卵、被子植物では精細胞・卵細胞と呼び方が変わる点に注意します。「体細胞が□本 → 生殖細胞は□÷2本 → 受精卵は□本」と図で整理します。
ステップ 5:ステップ5: 受精卵から個体までの発生の順を押さえる
受精卵 → 体細胞分裂をくり返す → 胚 → 幼体・成体の流れで答えます。カエルなら受精卵→2細胞期→4細胞期→桑実胚→胞胚→神経胚→おたまじゃくし→カエルの順で覚えます(胞胚と神経胚の間に「原腸胚」が入る場合もありますが、これは高校範囲です)。「分裂が進んで形ができ始めた段階」は胚と答えます。
これだけは覚える
無性生殖は親と同じ遺伝情報(クローン)、有性生殖は両親の遺伝情報の組み合わせで多様性が高い。受粉と受精は別物。減数分裂で染色体数は半分→受精で元に戻る。生殖細胞は動物では精子・卵、被子植物では精細胞・卵細胞と呼ぶ。
よくあるつまずき
受粉と受精を同じものと答えてしまうのが定番ミス。体細胞分裂は染色体数が変わらない(46本のまま2つの細胞に分かれる)のに対し、減数分裂では染色体数が半分になる(46→23本)点を取りちがえるのも多い。栄養生殖を有性生殖と勘違いしないこと。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
