生物の進化 を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 「進化」を個体の変化ではなく世代を超えた変化として説明する
記述問題では必ず「個体」ではなく「世代」「集団」という語を使い、遺伝子の変化が子孫に伝わっていくことだと説明する。
例題:「進化とはどのような現象か」には、生物の特徴が世代を重ねる中で変化していくこと、遺伝子の変化が起源、と答える。
ステップ 2:ステップ2: 相同器官は「骨の並び」で判断する
見た目やはたらきではなく、上腕骨・前腕骨・手根骨・指の骨のような骨格の基本のつくりが同じかどうかで相同器官かを判断する。
例題:「クジラのひれと魚のひれは相同器官か」には、見た目は似ているが骨のつくりが異なるため相同器官ではない、と答える。
ステップ 3:ステップ3: シソチョウの特徴を「は虫類的」と「鳥類的」に分けて書き出す
歯・爪・長い尾の骨(は虫類的)、羽毛・翼(鳥類的)とグループ分けして覚え、両方の特徴を持つ中間的な生物として説明する。
例題:「シソチョウが進化の証拠とされる理由」には、は虫類と鳥類両方の特徴をあわせもつ化石だから、と答える。
ステップ 4:ステップ4: 脊椎動物の出現順を「水中→陸上」の生活の広がりと一緒に覚える
魚類→両生類→は虫類の順を、生活の場所が水中から陸上へ広がっていく流れとセットで覚える。この系統から鳥類が現れ、哺乳類はは虫類とは別の系統(単弓類)から分かれて進化した点も確認する。
例題:「魚類・両生類・は虫類を出現した古い順に並べよ」には魚類→両生類→は虫類と答える。
ステップ 5:ステップ5: 進化の証拠を「比べる対象」で区別して答案に使う
相同器官(複数の生物を比べる証拠)、中間的な特徴をもつ化石(1つの生物が示す証拠)、地層の新旧と化石の変化(時代による変化を示す証拠)の3種類を区別して、記述問題ではどの証拠を使っているか明示する。
例題:「進化の証拠を2つ挙げて説明せよ」には、相同器官と中間的な特徴をもつ化石(シソチョウなど)を挙げ、それぞれの示すことを書く。
これだけは覚える
「進化=世代を超えた変化(1個体の変化ではない)」「相同器官は骨の並びで判断、見た目では判断しない」の2点。シソチョウは中間的な生物として、両方の特徴をセットで覚える。
よくあるつまずき
進化を1個体の変化と混同する、見た目が似ているだけで相同器官と判断する、脊椎動物の出現順を今の生物の数の多さと勘違いする、の3つが頻出ミス。個体と世代、見た目とつくり、出現順と現在の数を、それぞれ分けて考えましょう。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-08-14
