年周運動 を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 何の運動かを見分ける
問題文を読んで、「○時間後」なら日周運動、「○か月後」なら年周運動、両方なら複合問題と判断します。原因も区別し、日周は地球の自転、年周は地球の公転によることを確認してから計算に入ります。
ステップ 2:ステップ2: 動く角度を計算する
年周運動は1か月で30°(360°÷12)、日周運動は1時間で15°(360°÷24)と覚えます。向きはどちらも西向きですが、日周運動は東から昇り西に沈む動き、年周運動は同じ時刻の星座位置が月ごとに西へずれる動きと区別しておきましょう。月数や時間数を角度に直し、合計してから西へ動かします。
ステップ 3:ステップ3: 観察時刻のずらしを求める
同じ星を同じ位置で見るには、年周で進んだ分を日周で戻すと考えます。1か月ぶんの30°は、日周の2時間(15°×2)ぶん。月が進むほど、観察時刻は早める必要があります。
ステップ 4:ステップ4: 季節の星座を結びつける
季節ごとの代表的な星座と大三角をセットで覚えます。夏は夏の大三角(ベガ・デネブ・アルタイル)、冬はオリオン座と冬の大三角(ベテルギウス・シリウス・プロキオン)。太陽は黄道に沿って動き、背景の黄道12星座を1か月に約1つずつ通り抜ける(背景に重なって見える)ことも合わせて押さえます。
ステップ 5:ステップ5: 複合問題は足し算で解く
「○か月後の○時間後」と聞かれたら、月数×30°と時間数×15°を別々に求めて合計します。どちらも西向きなので、そのまま足してよい点がポイントです。最後に「西へ何度動いた」と書ききりましょう。
これだけは覚える
公転は1年で1周(北極側から反時計回り)。地球が公転で東向きに進むため、同じ時刻に見える星座は1か月で30°西へずれて見えるのが年周運動。日周運動は1時間で15°西。黄道は太陽が天球上を1年で通る道で、背景の黄道12星座を1か月に約1つずつ進みます。
よくあるつまずき
日周と年周の混同が最大の落とし穴。「時間」か「月」かを必ず確認しましょう。日周は東から昇り西に沈む向き、年周は同じ時刻の星座位置が月ごとに西へずれる向きと区別します。用語の暗記だけで、なぜそう見えるか(公転が原因)の説明を忘れる答案も多いので注意。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
