この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:刀狩は百姓が一揆を起こさないように武器を取り上げる治安対策のためだけに行ったと答える
- 💡 ここがちがう:刀狩令の表向きの説明である一揆対策だけを答えていて、本当のねらいである身分を分ける政策という面が抜けている。これだと半分しか理解したことにならない。
- ✅ 正しい理解:刀狩は一揆の防止という表向きの理由だけでなく、「武器を持てるのは武士だけ」というルールを作り、武士と百姓を身分として分ける(兵農分離)ためだった。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:太閤検地は全国の地形や道をくわしく調べて地図を作るための調査だと答える
- 💡 ここがちがう:太閤検地は地図作りではない。目的は土地の生産力(石高)を全国で同じ基準で把握し、年貢や支配の物差しをそろえることにある。
- ✅ 正しい理解:太閤検地は全国の田畑をます・ものさしを統一した同じ基準で測り直し、生産力を石高で表して耕作者を検地帳に登録した、年貢と支配の基準をそろえる調査である。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:バテレン追放令で南蛮貿易もキリスト教も完全に禁止されましたか、と聞かれて「はい」と答える
- 💡 ここがちがう:バテレン追放令は布教を禁じても貿易は禁止していない。実際にはキリスト教徒も増え続け、禁教が固められるのは後の江戸幕府の鎖国体制になってからである。
- ✅ 正しい理解:宣教師(バテレン)の国外退去を命じたが、南蛮貿易そのものは禁止しなかった。布教はNG・商売はOKという線引きで、宣教師も残り続けたため政策としては不徹底だった。
なぜ間違えやすいのか
用語を単独で暗記し、背景・できごと・変化・影響の因果関係で整理できていない。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 豊臣秀吉は、何が背景で、何が結果・影響にあたる?
やってみよう:豊臣秀吉について、背景・できごと・結果をそれぞれ一文で説明しよう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中1社会)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-26
