この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:大政奉還だけで明治政府が完成したと答える
- 💡 ここがちがう:徳川慶喜が政権を返上したあと、王政復古の大号令(1867年12月)で新政府の樹立が宣言され、さらに戊辰戦争(1868〜69年)を経て、ようやく新政府による全国支配が固まった。
- ✅ 正しい理解:大政奉還は徳川慶喜が政権を朝廷に返上した出来事で、江戸幕府の終わりを示す。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:徳川慶喜は無条件に政権を失うつもりと答える
- 💡 ここがちがう:慶喜のねらいは、政権を返しても朝廷だけでは政治を動かせず、結局は最大の実力者である徳川家が新体制の中心に残れると見込んだ点にあった。
- ✅ 正しい理解:王政復古の大号令により新政府が成立し、旧幕府勢力との対立が戊辰戦争へ進んだ。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:薩摩と長州はずっと協力して倒幕を進めていたと答える
- 💡 ここがちがう:薩摩と長州はもともと敵同士だった。1864年の禁門の変では、京都に攻め込んだ長州を薩摩・会津が撃退している。坂本龍馬の仲介で1866年に薩長同盟を結んでから、ようやく協力するようになった。
- ✅ 正しい理解:薩長同盟は、敵対していた薩摩藩と長州藩が坂本龍馬らの仲介で1866年に結んだ同盟で、その後の倒幕運動の大きな力となった。
なぜ間違えやすいのか
用語を単独で暗記し、背景・できごと・変化・影響の因果関係で整理できていない。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 倒幕と大政奉還は、何が背景で、何が結果・影響にあたる?
やってみよう:倒幕と大政奉還について、背景・できごと・結果をそれぞれ一文で説明しよう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
- 前の時代の政治
- 年表と時代区分
- 外交関係
- 不平等条約と尊王攘夷
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中1社会)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-26
