現在形と現在進行形の違い
現在形I play tennis. ── 私はテニスをする(いつも・趣味・習慣)
進行形I am playing tennis. ── 私はテニスをしている(今この瞬間)
同じ play でも、習慣としての行為か 進行中の行為かを表現で分けます。日本語では「テニスをする」と「テニスをしている」の違いに対応します。
be動詞 + ing の作り方
①主語
②be動詞(am, is, are)── 主語に合わせて選ぶ
③動詞 + ing
例文:
- I am playing tennis. ── 私はテニスをしている。
- You are reading a book. ── あなたは本を読んでいる。
- She is studying English. ── 彼女は英語を勉強している。
- Mark is eating breakfast. ── マークは朝食を食べている。
- They are running. ── 彼らは走っている。
-ing のつけ方の4パターン
①普通:そのまま -ing ── play → playing、read → reading、eat → eating
②e で終わる:e を取って -ing ── make → making、write → writing、come → coming
③短い母音 + 子音:子音を重ねて -ing ── run → running、swim → swimming、sit → sitting
④ie で終わる:ie を y に変えて -ing ── lie → lying、die → dying
- ②は発音しない e(サイレント e)を取るルール。see・agree のように ee で終わる語は e を取らない ── see → seeing、agree → agreeing。be も e を取ると成立しないので be → being。
- ③で子音を重ねるのは、1音節の語、または最後の音節にアクセントがある語のとき。visit・open のように最後の音節にアクセントがない語は重ねない ── visit → visiting、open → opening。
否定文:be動詞の後ろに not
be動詞のルールと同じ。am/is/are の後ろに not。
普通She is reading.
否定She is not reading.(短縮:She isn't reading.)
普通They are running.
否定They are not running.(They aren't running.)
疑問文:be動詞を文の先頭に
こちらも be動詞のルールと同じ。
普通You are reading.
疑問Are you reading?
普通The students are eating.
疑問Are the students eating?
応答
- Yes, 主語 + be動詞.(Yes, I am. / Yes, she is. / Yes, they are.)
- No, 主語 + be動詞 + not.(No, I am not. / No, she isn't. / No, they aren't.)
Which ──「どちら?」の疑問文
例文:
- Which is your pen? ── どれがあなたのペンですか?
- Which do you like, tea or coffee? ── 紅茶とコーヒー、どっちが好き?
- Which book is yours? ── どの本があなたのですか?
進行形にしない動詞
- ×I am liking music.(NG)→ ○ I like music.
- ×She is having a sister.(NG)→ ○ She has a sister.
- like, love, know, want, have(持つ意味のとき)などは 状態を表すので進行形にしない。
- have が「食べる」の意味のときは進行形OK:I am having lunch.(昼食を食べている)
冠詞 a/an/the
Lesson 6 では 冠詞(かんし)も整理されます。中1で出てくる主な使い方:
a「1つの」「ある」── 名詞が1つで、特定でない。子音で始まる名詞の前。
an同じ意味だが、母音 a/i/u/e/o の音で始まる名詞の前。an apple, an egg, an orange, an hour(h は読まない)。
the「その」── 話し手も聞き手も どれを指しているか分かっているとき。または唯一無二のもの(the sun, the moon)。
例:
- I have a dog.(私は犬を1匹飼っている)
- I see an apple.(リンゴが1つ見える)
- Look at the cat.(その猫を見て ← 話し手と聞き手が同じ猫を見ている)
- The sun is bright.(太陽は明るい ← 唯一無二)
練習問題
英語で使えるようにする練習
この単元は、説明を読んで終わりにすると定着しません。次の型を、主語・時・目的語を入れ替えながら声に出してください。
I am studying now.
She is reading a book.
Are they playing soccer?
- be動詞を忘れない。I studying now. は不可。
- now / Look / Listen が手がかりになることが多い。
- like / know など状態を表す動詞は進行形にしにくい。
この章でつまずきやすいところ
現在進行形は「今この瞬間にしている動作」を表す形です。本文を読んでいる途中で「動詞ing だけでよかったっけ?」「ふだんと今の区別はどこで見分けるの?」と手が止まりやすい場面を、3つ取り上げて整理します。
be動詞を抜かして動詞ingだけで済ませてしまう
- つまずく場面:「She reading a book.」と書いて、文として完成した気がしてしまう。日本語の「彼女は本を読んでいる」をそのまま訳すと、be動詞の置き場所を忘れて動詞ingだけ並べてしまう瞬間がある。
- 克服のコツ:見分け方で整理する。現在進行形は「be動詞 + 動詞ing」の2語セットで1つの動詞のはたらきをすると覚える。主語を書いたら、次に必ず am / is / are のどれかを置き、その後ろに動詞ingを続ける、という順番を声に出して確認する。
- ミニ例:She is reading a book.(彼女は本を読んでいる)/ I am studying now.(私は今勉強している)── be動詞を入れずに「She reading...」とだけ書くのはNG。
現在形と現在進行形を同じ意味だと思い込んでしまう
- つまずく場面:本文の「I play tennis.」と「I am playing tennis.」を見比べているとき、どちらも「テニスをする」と訳せそうで、違いがぼんやりしてしまう。日本語にすると差が小さく見えて、使い分けの基準が消える瞬間がある。
- 克服のコツ:時系列で整理する。現在形=いつも・習慣、現在進行形=今この瞬間、と時間の幅を分けて考える。文の中に now や Look! / Listen! があれば進行形の合図、「毎日」「いつも」なら現在形、と手がかりとセットで覚える。
- ミニ例:I play tennis.(私はテニスをする=ふだんの習慣)/ I am playing tennis now.(私は今テニスをしている=この瞬間の動作)── 同じ play でも時間の幅が違う。
状態を表す動詞まで進行形にしてしまう
- つまずく場面:「私は音楽が好きです」を英語にしようとして、「今好きにしている」感覚で I am liking music. と書きたくなる。本文の例にも「×I am liking music.」とあるが、なぜダメなのかが読み流すとつかみきれない。
- 克服のコツ:因果関係で整理する。進行形は「動作の途中」を表す形なので、途中や中断のない状態を表す動詞(like / love / know / want / have(持つ意味))には使えない、と理由から押さえる。have が「食べる」の意味のときは動作なので進行形OK。
- ミニ例:○ I like music.(音楽が好き=状態)/ × I am liking music./ ○ I am having lunch.(昼食を食べている=動作なのでOK)/ ○ She has a sister.(姉妹がいる=状態)
-ing のつけ方をすべて「そのまま ing」で済ませてしまう
- つまずく場面:問題を解いている途中、run を runing、write を writeing と書いて違和感が残る。本文に4種類のルールがあると書いてあったのを思い出すが、どの動詞がどのルールに当てはまるのかが瞬時に出てこない。
- 克服のコツ:見分け方で整理する。動詞の語尾の形でルールが決まる。①ふつう=そのまま ing、②e で終わる=e を取って ing、③短い母音+子音=子音を重ねて ing、④ie で終わる=ie を y にして ing。語尾を指で押さえてから ing をつける癖をつける。
- ミニ例:play → playing(そのまま)/ make → making(e を取る)/ run → running(n を重ねる)/ lie → lying(ie を y に)
- play
- make
- run
- swim
- study
- write
- eat
- sit
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(1) playing
(2) making(e を取る)
(3) running(n を重ねる)
(4) swimming(m を重ねる)
(5) studying(そのまま -ing)
(6) writing(e を取る)
(7) eating
(8) sitting(t を重ねる)
- I (play) soccer now.
- She (read) a book.
- The boys (run) in the park.
- Mark (eat) breakfast.
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(1) am playing ── I am playing soccer now.
(2) is reading ── She is reading a book.
(3) are running ── The boys are running in the park.
(4) is eating ── Mark is eating breakfast.
- She is writing a letter.
- They are playing tennis.
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(1) She is writing a letter.
- 否定:She is not writing a letter.(She isn't writing a letter.)
- 疑問:Is she writing a letter?
(2) They are playing tennis.
- 否定:They are not playing tennis.(They aren't playing tennis.)
- 疑問:Are they playing tennis?
- She is play the piano.
- I am liking music.
- He runing now.
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(1) She is playing the piano. ── -ing をつける。
(2) I like music. ── like は進行形にしない。
(3) He is running now. ── be動詞(is)が必要。run は n を重ねて running。
- 私は今、英語を勉強しています。
- 彼女は本を読んでいます。
- 彼らはサッカーをしていますか。
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(1) I am studying English now.
(2) She is reading a book.
(3) Are they playing soccer?
まとめ
- 現在進行形= be動詞(am/is/are) + 動詞ing。「今〜している」を表す。
- 現在形(いつもの行為)と進行形(今の行為)は別物。
- -ing のつけ方:普通は -ing、e で終わる動詞は e を取る、短い母音+子音は子音を重ねる、ie は y に変える。
- 否定:be動詞の後ろに not。例 She is not reading.
- 疑問:be動詞を文の先頭に。例 Are you reading?
- 応答:Yes, 主語 + be動詞. / No, 主語 + be動詞 + not.
- like, know, have(持つ) など状態を表す動詞は進行形にしない。
- Which は選択肢から「どちら?」を聞く疑問詞。
- 冠詞:a/an(1つの/不特定)と the(特定)の使い分け。母音の前は an。
もっと知る ── 発展・実生活(出典つき)
※ 教科書の内容に、信頼できる出典をもとにした発展・実生活・時事の話題を補足しています(教科書そのものではありません)。
進行形は「一時的なこと」にも使う実生活
現在進行形は「今この瞬間」だけでなく、ふだんと違う一時的なことにも使えます。例えば EF の文法解説では「He usually plays the drums, but he's playing bass guitar tonight.(ふだんはドラムだが、今夜はベースを弾いている)」のように、いつもと違う今だけの状況を進行形で表しています。
進行形で「未来の予定」も言える発展
実は am/is/are + ing は、すでに決めた未来の予定を表すこともできます。EF の解説では「I'm meeting Jim at the airport.(ジムを空港で出迎える=そう約束してある)」「We're having a staff meeting next Monday.」のように、約束ずみの計画を進行形で言う例が挙げられています。中1ではまず「今〜している」を覚えれば十分ですが、こういう使い方もあると知っておくと会話が広がります。
出典:EF Education First(Present continuous for future arrangements)
進行形にしない動詞には理由がある発展
like や know、want のように「気持ちや状態」を表す動詞は、ふつう進行形にしません。これらは状態動詞(stative verbs)と呼ばれ、動作のように「今やっている最中」という途中の段階がないからです。だから ×I am liking music. ではなく ○I like music. が正しい形になります。
have は意味によって進行形にできる実生活
have は「持っている」という意味のときは状態動詞なので進行形にしませんが、「体験する・楽しむ」という動作の意味のときは進行形にできます。Perfect English Grammar の解説でも I'm having a party.(パーティーをしている最中)や I'm having a good time.(楽しい時間を過ごしている)のような使い方が紹介されています。同じ単語でも意味で形が変わるのがおもしろいところです。
a と an は「文字」ではなく「音」で決まる発展
a と an の使い分けは、つづりの文字ではなく次にくる単語の「音」で決まります。ケンブリッジ辞書のブログでも、子音の音で始まる語には a(a horse)、母音の音で始まる語には an(an apple)を使うと説明されています。だから h を読まない hour は an hour、u を「ユ」と読む university は a university になります。
出典:Cambridge Dictionary blog(A, an, and the: how to use articles in English)
