南アメリカ州 ── アマゾンとアンデス を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 地形を「西の山・北の森・南の草原」で地図におさえる
最初に大陸の西側に南北約7,000kmのアンデス山脈、北中部にアマゾン盆地(世界最大の熱帯雨林)、南部にパンパ(草原)という3つの地形を地図にマークします。地形を先に押さえると、気候・産業・暮らしの理由が一気に説明しやすくなります。
ステップ 2:ステップ2: アマゾンは「地球の肺+森林破壊」をセットで答える
アマゾン川は流域面積世界1位・長さ世界2位(約6,500km)。流域の大部分が熱帯雨林(セルバ)で覆われ、「地球の肺」と呼ばれ酸素供給と二酸化炭素吸収に貢献しています。一方で大豆畑・牧場のための農地開発で年間1万km²前後(東京都の約4〜5倍)の広大な森林が失われ、世界の気候への影響が心配されています。役割と問題はセットで書くのがコツ。
ステップ 3:ステップ3: アンデス高地の暮らしは「家畜+主食+標高」で覚える
アンデスは標高4,000〜5,000m級の高山が連なり、高山気候(冷涼)。ペルー・ボリビアの高地では家畜にリャマ(荷物運び)・アルパカ(毛織物)、主食にじゃがいも(原産地)・とうもろこしを利用します。ボリビアの首都ラパスは標高約3,600mの高地都市として知られます(憲法上の首都はスクレ)。
ステップ 4:ステップ4: 言語分布は「トルデシリャス条約」で説明する
ブラジルだけポルトガル語で、ほかは多くがスペイン語という分布の理由は、1494年のトルデシリャス条約で大陸を東西に分け、東をポルトガル・西をスペインが植民地化したから。原因(条約)→結果(言語分布)の流れで答えると点が取れます。例外はガイアナ(英語)・スリナム(オランダ語)・フランス領ギアナ(フランス語)。
ステップ 5:ステップ5: 主要産物は「国とセット」で表にして覚える
産物だけ覚えるとごちゃごちゃになるので、国名とセットの表で整理。コーヒー=ブラジル・コロンビア/大豆=ブラジル・アルゼンチン/牛肉=アルゼンチン・ブラジル/銅=チリ/石油=ベネズエラ・ブラジル/鉄鉱石=ブラジル。ブラジルはサトウキビ由来のバイオエタノールも頻出です。
これだけは覚える
西=アンデス・北=アマゾン・南=パンパの地形/アマゾンは「地球の肺」と森林破壊がセット/高山はリャマ・アルパカ+じゃがいも/ブラジルだけポルトガル語(トルデシリャス条約)/産物はコーヒー・大豆・銅・牛肉・石油・鉄鉱石を国とセットで。なお、日系ブラジル人約200万人が暮らすことも、日本とのつながりとしてよく問われます。
よくあるつまずき
「南アメリカ=全部熱帯雨林」は誤り。高山・草原(パンパ)・乾燥地域もある。「ブラジルもスペイン語」は誤りで、ポルトガル語が正解。ブラジルは最大の都市がサンパウロ、有名な観光都市にリオデジャネイロがあるため首都と間違えやすいが、首都はブラジリア。開発は悪いだけではないので、環境保全との比較で答えるのがコツ。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(社会)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
