動詞 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:「ない」をつけて活用の種類を判別する
📝 典型的な出題例:次の動詞の活用の種類を答えなさい。①泳ぐ ②起きる ③受ける ④来る ⑤勉強する
✅ 答え方のコツ:動詞に「ない」をつけて、直前の音の段を見ます。①ア段→五段活用、②イ段→上一段活用、③エ段→下一段活用。④「来る」はカ行変格活用、⑤「〜する」はサ行変格活用と即答できるよう暗記しておきます。
🔑 押さえる用語:「ない」テスト, 五段活用, 上一段活用, 下一段活用
⚠️ ありがちなミス:「走る」を「る」で終わるからと上一段や下一段にしてしまう。「走らない」でア段なので五段です。
パターン2:下線部の活用形を答える
📝 典型的な出題例:下線部の動詞の活用形を答えなさい。①「本を<u>読み</u>ます」 ②「早く<u>歩け</u>」 ③「<u>食べれ</u>ば元気が出る」 ④「<u>笑う</u>ときに手が動く」。
✅ 答え方のコツ:後ろに続く語から逆算するのが鉄則です。①「ます・た・て」→連用形(例:「読みます」)、②命令で言い切り→命令形(例:「歩け」)、③「ば」→仮定形(例:五段「行けば」「書けば」、下一段「食べれば」)、④体言(とき・人など)が続く→連体形(例:「笑うとき」の「笑う」)。「ない・う・よう」なら未然形、句点で言い切りなら終止形と覚えます。
🔑 押さえる用語:未然形, 連用形, 終止形, 連体形, 仮定形, 命令形
⚠️ ありがちなミス:終止形と連体形を取り違える。形は同じでも、後ろに体言があるかで連体形になります。
パターン3:動詞の6つの活用形を表に書き入れる
📝 典型的な出題例:「歩く」の活用形を、未然形から命令形まで順に書きなさい(活用語尾のみ)。
✅ 答え方のコツ:語幹「歩」を固定し、後続語に合わせて語尾を変えます。未然:歩か(ない)/歩こ(う)、連用:歩き(ます)/歩い(た)、終止:歩く(。)、連体:歩く(とき)、仮定:歩け(ば)、命令:歩け(!)。五段活用では未然形に2つ(〜ア/〜オ)、連用形に音便形があることを忘れずに書きます(上一段・下一段・カ変・サ変では未然形は基本1つです)。
🔑 押さえる用語:語幹, 活用語尾, 音便
⚠️ ありがちなミス:連用形で「歩い(た)」というイ音便形を書き忘れる。音便も連用形の一種です。
パターン4:カ変「来る」・サ変「する」を答えさせる
📝 典型的な出題例:「来る」の活用形をすべて書きなさい。また、「勉強する」が何活用かを答えなさい。
✅ 答え方のコツ:暗唱で覚えるのが最速です。「来る」は「こ・き・くる・くる・くれ・こい」。「する」の未然形は基本「し」(しない)。さらに「せ」(せぬ・せず)、「さ」(される・させる)の形もあると押さえます。残りは「し・する・する・すれ・しろ/せよ」。「来る」はカ行変格活用、「〜する」型はすべてサ行変格活用と判断します。
🔑 押さえる用語:カ行変格活用, サ行変格活用, 変格活用
⚠️ ありがちなミス:「勉強する」を五段や一段に分類してしまう。「〜する」の複合動詞はすべてサ変です。
パターン5:活用形と活用の種類のちがいを説明する
📝 典型的な出題例:「未然形」と「五段活用」のちがいを、それぞれが何を表すかをふまえて説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:視点が違うことを書き分けます。用言(動詞・形容詞・形容動詞)のうち動詞について見ると、活用形は、その動詞が文中で後ろに続く語によってどの形になっているかを表す(6種類)。活用の種類は、その動詞そのものがどんなパターンで変化するかを表す分類(5種類)。例を1つ添えると満点答案になります。
🔑 押さえる用語:活用形, 活用の種類, 用言
⚠️ ありがちなミス:「未然形=五段の一部」のように混同してしまう。両者は別の観点の分類です。
テスト前の総仕上げ
テスト前夜は 「ない」テスト と 「ない・ます・とき・ば」見分け の2つを声に出して練習。「来る」「する」の活用表は 丸暗記 必須。最後に「走る・帰る・切る」など 五段なのに『る』で終わる動詞 を確認(「走らない」「帰らない」「切らない」と「ない」をつけて直前がア段になるので五段と判別できます)しておくと失点を防げます。
関連
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(国語)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
