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指示語と接続語 ── 教科書頻出の違い 3 ペア

中1国語(読解と語彙)の「指示語と接続語」で混同しやすい比較ペアを 3 組、比較表と「なぜ違うか」「混同しやすいポイント」「テスト頻出」までセットで整理しました。

この章の比較ペア(まとめ表)

比較ペアAB
順接と逆接の違い順接逆接
並立・添加と対比・選択の違い並立・添加対比・選択
「つまり」と「なぜなら」の違いつまりなぜなら

1. 順接と逆接の違い

比べる軸順接逆接
主な語だから・すると・そこでしかし・だが・ところが
読解でのはたらき前が原因・条件になり、そのままの流れで次に進む前と反対の内容が続く。後ろに筆者の言いたいことが来やすい
空欄補充の例「電車が急に止まった。( )、歩いて会社まで行った。」→そのため/だから「毎日3時間勉強した。( )、テストの点は上がらなかった。」→しかし

なぜこの違いが生まれるのか

前後の内容が同じ方向に進むか、反対方向に進むかで使い分けられます。順接は原因→結果という自然な流れを示し、逆接は読み手の予想を裏切る展開を示すために使われます。

混同しやすいポイント

空欄補充で「止まった」→「歩いて行った」に「しかし」を入れると意味が通りません。まず前後の内容が同じ方向か反対方向かを判断してから接続語を選びます。

テストでの聞かれ方

「次の( )に入る接続語を選びなさい」という空欄補充問題が頻出。前後の内容の方向を先に判断し、選択肢を代入検算して確かめます。

2. 並立・添加と対比・選択の違い

比べる軸並立・添加対比・選択
主な語また・そして・そのうえ一方・それとも・あるいは
読解でのはたらき前の内容に別の情報を並べて加える。どちらも大事2つ以上の事がらを比べたり、どちらかを選んだりする
2つの内容の関係同じ方向に情報を積み重ねる2つを見比べる・選ばせる
例(駅からの所要時間)「駅から徒歩で行ける。そして、バスも通っている。」(情報を加える)「駅から歩いて15分かかる。一方、バスに乗れば5分で着く。」(比べる)

なぜこの違いが生まれるのか

並立・添加は、前の内容に新しい情報を積み重ねるためのつなぎ方です。対比・選択は、2つ以上の事がらを並べて比べたり、どちらかを選ばせたりするためのつなぎ方で、目的が異なります。

混同しやすいポイント

どちらも「2つのことを並べる」ように見えるため混同しやすいですが、並立・添加は両方とも大事な情報として加えるのに対し、対比・選択は比べる・選ぶことが目的です。

テストでの聞かれ方

「駅から歩いて15分かかる。( )、バスに乗れば5分で着く。」の空欄に入る接続語を選ぶ問題で、「だから」「つまり」ではなく「一方」(対比)を選べるかが問われます。

3. 「つまり」と「なぜなら」の違い

比べる軸つまりなぜなら
大きなグループ説明・補足説明・補足
後ろに続く内容前の内容の言い換え・まとめ前の内容の理由
要旨との関係直後の文が要旨に直結しやすい前の主張を支える根拠になる

なぜこの違いが生まれるのか

どちらも同じ「説明・補足」のグループに分類されますが、役割が違います。「つまり」は前の内容を別の言い方でまとめ直すときに使い、「なぜなら」は前の主張の理由を後から説明するときに使います。

混同しやすいポイント

同じ「説明・補足」グループだからといって、どちらを入れても同じだと思い込みやすいですが、後ろの文が言い換えか理由かで使い分けが決まります。空欄補充では、意味のグループを決めた後、この最終確認が必要です。

テストでの聞かれ方

「空欄に入る接続語を、つまり・なぜならから選びなさい」という問題では、後ろの文が言い換えなのか理由なのかを読み取ってから答えます。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(国語)の核となる事実と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の混同ペアを、比較表と背景説明、混同ポイント、テストでの問われ方までセットで提示しています。
  • 最終更新:2026-08-15