符号のついた数 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:身近な場面を正負の数で表す
📝 典型的な出題例:次のことを正の数または負の数で表しなさい。(1) 0℃より7℃低い温度 (2) 海面より50m低い地点 (3) 3000円の収入を正としたときの1500円の支出
✅ 答え方のコツ:まず「基準(0にあたるもの)」を確認し、次に「どちらを正にするか」を決めます。反対向きの量は負で表します。(1)0℃が基準で「低い」なので−7℃、(2)海面が基準で「低い」ので−50m、(3)収入が正なら支出は反対なので−1500円。
🔑 押さえる用語:正の数, 負の数, 基準, 反対の性質
⚠️ ありがちなミス:「低い」「支出」など言葉につられて符号を逆にしてしまう。基準と「どちらを正と決めたか」を毎回確認せず、感覚で答えるとミスにつながる。
パターン2:0が正の数か負の数かを答える記述問題
📝 典型的な出題例:「1は正の数、−1は負の数である。では0はどうか」自分のことばで説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:答えは「0は正の数でも負の数でもない」。理由まで書くのがコツです。手順は、(1)正の数の定義(0より大きい数)を書く、(2)負の数の定義(0より小さい数)を書く、(3)0自身はどちらにも当てはまらないと結論づける、の3ステップ。「すべての数は正の数・0・負の数の3つに分けられる」と添えると満点。
🔑 押さえる用語:0, 正の数の定義, 負の数の定義
⚠️ ありがちなミス:「0は正の数」「0は負の数」と答えてしまう。または結論だけ書いて理由(定義)を書かず減点される。
パターン3:平均との差(基準とのちがい)を正負で表す
📝 典型的な出題例:テストの平均点を60点とする。Aさん72点、Bさん53点、Cさん60点について、平均点との差を正負の数で表しなさい。
✅ 答え方のコツ:「自分の点 − 基準(平均)」と考えるのがコツ。平均より高ければ正、低ければ負、同じなら0です。(1)72−60=+12、(2)53−60=−7、(3)60−60=0。Cさんを「+0」や「−0」と書かないこと、0には符号をつけません。
🔑 押さえる用語:基準, 平均との差, 0
⚠️ ありがちなミス:平均と同じ点数を「+0」と書いてしまう。または基準より低い人を正の数で書いてしまう(引き算の向きを逆にするミス)。
パターン4:負の数どうしの大小比較
📝 典型的な出題例:次の2つの数の大小を不等号で表しなさい。(1) −2 と −5 (2) −3 と +1 (3) −1/2 と −1/3
✅ 答え方のコツ:数直線をイメージし、右にある数ほど大きいと判断します。負の数では絶対値が大きいほど小さい数になることに注意。(1)−5は−2より左なので−5<−2、(2)正の数は必ず負の数より大きいので−3<+1、(3)1/2の方が1/3より大きいので、負にすると逆転して−1/2<−1/3。
🔑 押さえる用語:数直線, 大小, 絶対値, 不等号
⚠️ ありがちなミス:「−5は−2より数字が大きいから大きい」と考えてしまう。絶対値の感覚のまま負の数を比べると、すべて逆の答えになる。
パターン5:絶対値の意味と求め方
📝 典型的な出題例:次の数の絶対値を答えなさい。また、絶対値が4である数をすべて答えなさい。(1) −7 (2) +3 (3) 0
✅ 答え方のコツ:絶対値とは「数直線上で0からどれだけ離れているか」を表す距離なので、符号を外した数になります。(1)|−7|=7、(2)|+3|=3、(3)|0|=0。絶対値が4の数は+4と−4の2つ。距離なので0以上の数になり、負にはなりません。
🔑 押さえる用語:絶対値, 数直線, 0からの距離
⚠️ ありがちなミス:|−5|を−5と書いてしまい、絶対値と元の数を混同する。また「絶対値が4」と問われて+4だけ答え、−4を書き忘れる。
テスト前の総仕上げ
正負の数は中1全体の土台となる単元。テスト前は「基準は何か」「どちらを正にするか」を毎問声に出して確認しましょう。負の数は数直線で左ほど小さい、絶対値は0からの距離──この2つを体に染み込ませれば失点は防げます。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(数学)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
