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累乗と除法・逆数の解き方/コツ

累乗(るいじょう)は同じ数を何回かけるかを指数で表す書き方、逆数(ぎゃくすう)はかけたら1になる数のこと。この2つを使えば、わり算もかけ算に直して計算できます。とくに(−3)²と−3²の違いが中1最大のつまずきポイントです。

累乗と除法・逆数 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: カッコの有無を確認する

累乗の問題が出たら、まずマイナスがカッコの中に入っているかを確認します。カッコがあれば中身全体が累乗され、カッコがなければ数字の部分だけが累乗されます。ここを見落とすと符号を間違えます。

例題:(−3)² = (−3)×(−3) = +9。一方、−3² = −(3×3) = −9。カッコ1つで答えの符号が変わります。
ステップ 2:ステップ2: 指数の偶数・奇数で符号を決める

負の数をカッコつきで累乗するときは、指数が偶数なら+、奇数なら−になります。これは「負の数を何個かけたか」と同じ考え方で、乗法の符号ルールと同じです。絶対値は指数どおりにかけ算するだけです。

例題:(−2)³ は指数3=奇数なので符号は −、絶対値は 2×2×2 = 8 で答えは −8。(−2)⁴ は指数4=偶数なので +16。
ステップ 3:ステップ3: 割る数を逆数に直して、かけ算にする

わり算が出てきたら、「÷ = 逆数をかける」に書きかえます。整数なら分母1の分数とみて分母分子を入れかえ、分数ならそのまま上下を入れかえます。符号はそのまま残すのがコツです。

例題:(−6)÷(2/3) は、2/3 の逆数 3/2 をかけて (−6)×(3/2) = −9。割り算がかけ算に変身します。
ステップ 4:ステップ4: 乗法と同じ符号ルールで答えを出す

逆数をかける形にしたら、あとは乗法のルールで処理します。同符号なら+、異符号なら−。先に符号を決めてから、絶対値どうしのかけ算(または約分してからのかけ算)に進むとミスが減ります。

例題:(−12)÷(+4) → 異符号なので −、絶対値は 12÷4 = 3 で答えは −3。
ステップ 5:ステップ5: 四則混合では「累乗→乗除→加減」の順で計算する

累乗・乗除・加減がまざった式では、計算の優先順位を守ります。まずカッコの中と累乗を先に処理し、次に乗法・除法、最後に加法・減法。順番を入れかえると答えがズレます。

例題:2+(−3)²×2 → まず累乗 (−3)²=9 → 次に乗法 9×2=18 → 最後に加法 2+18 = 20。

これだけは覚える

(−3)²=+9、−3²=−9はカッコで結果が変わる。負の数の累乗は指数が偶数なら+、奇数なら−。除法は割る数の逆数をかけるに直せば、乗法と同じ符号ルール(同符号=+、異符号=−)で解ける。

よくあるつまずき

−2²=4としてしまう(正しくは −4、指数はマイナスにはかからない)。6÷(1/3)=2としてしまう(逆数3をかけて18が正解)。累乗より加減を先にしてしまう。なお0で割る計算はできないので答えなし。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27