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いろいろな一次方程式の解き方/コツ ── かっこ・分数・小数を整数式に変身させる

かっこ・分数・小数が混じった一次方程式も、やることは1つ。「整数の方程式に変身させてから解く」です。前処理さえうまくいけば、あとは移項して ax=b の形に整理し、係数で割るだけ。型ごとの前処理を順に身につけましょう。

いろいろな一次方程式 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 式の型を見分ける

まず式を見てかっこ型・分数型・小数型・複合型のどれかを判定する。かっこがあれば分配法則、分数があれば分母払い、小数があれば10倍・100倍で整数化、と前処理の方針を決めます。複合型なら分母払い → 小数処理 → かっこ外しのどれを先にすべきか順序を考えます。

例題:例:0.3x + 1.2 = 0.5x は小数型なので両辺を10倍。3(x − 2) = 12 はかっこ型なので分配法則から。
ステップ 2:ステップ2: かっこを分配法則で外す

かっこの外にある数をかっこの中の全部の項にかけます。一部の項にしかかけないと等式が崩れます。マイナスのかっこは符号反転に注意。外したら同類項をまとめてから次の操作へ進みます。

例題:例:3(x − 2) = 12 → 3x − 6 = 12 → 3x = 18 → x = 6。2(x + 3) = 2x + 3 は誤り(正しくは 2x + 6)。
ステップ 3:ステップ3: 分母を払う(分数を消す)

分数があれば、すべての分母の最小公倍数を両辺にかけて分母をなくします。等式の性質より、両辺に同じ数をかけても解は変わりません。分数の項だけでなく整数の項にも同じ数をかけるのが必須。分子が2項以上なら必ずかっこで囲んでからかけます。

例題:例:x/3 + x/4 = 7 → 両辺に12 → 4x + 3x = 84 → 7x = 84 → x = 12。
ステップ 4:ステップ4: 小数を10倍・100倍して整数化する

小数があれば、小数第何位まであるかを確認し、第1位までなら10倍、第2位までなら100倍を両辺にかけて整数の式に直します。両辺すべての項に同じ倍率をかけるのがポイント。整数化すれば計算ミスがぐっと減ります。

例題:例:0.05x − 0.3 = 0.1 → 両辺×100 → 5x − 30 = 10 → 5x = 40 → x = 8。
ステップ 5:ステップ5: 移項して ax=b の形にし、係数で割る

前処理が終わったら基本の3ステップに戻ります。文字の項は左辺、数の項は右辺へ移項(符号反転)し、同類項をまとめて ax = b の形に。最後に両辺を a で割って x = … を求めます。元の式に代入して確かめると安心です。

例題:例:(x + 2)/3 = (2x − 1)/4 → 両辺×12 → 4(x + 2) = 3(2x − 1) → 4x + 8 = 6x − 3 → −2x = −11 → x = 11/2。

これだけは覚える

合言葉は「整数の方程式に変身させてから解く」。かっこは分配法則で外し、分数は分母の最小公倍数を両辺にかけ、小数は10倍・100倍で整数化。前処理のあとは移項して ax=b の形にして解きます。

よくあるつまずき

分母を片辺だけにかける、整数の項にかけ忘れる(x/3 + 5 = 8 の +5 にも×3)、0.2x = 4 を 2x = 4 と右辺の倍を忘れる、分配法則を一部の項だけに適用、分子が2項なのにかっこを付けずにかける、などが頻出ミスです。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27