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葉と根のつくり(単子葉類と双子葉類)の解き方/コツ

被子植物の分類問題は、子葉の数・葉脈・根・茎の維管束の4つがセットで決まるしくみを使えば一気に答えられます。1つの特徴がわかれば残り3つも決まる、という解き方の手順を整理します。

葉と根のつくり を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 子葉の数を確認する

まず、芽が出たときに最初に出る葉=子葉が1枚か2枚かをチェックします。1枚なら単子葉類、2枚なら双子葉類の候補です。これが分類の出発点になります。問題文や図に「発芽のようす」がある場合は最優先で見ます。

例題:発芽したとき子葉が1枚 → 単子葉類(例:イネ・トウモロコシ)。子葉が2枚 → 双子葉類(例:アサガオ・ヒマワリ)。
ステップ 2:ステップ2: 葉脈の形を見る

次に葉の筋=葉脈を観察します。葉脈が平行に走っていれば平行脈で単子葉類、葉脈が網目のように分かれていれば網状脈で双子葉類です。子葉が見えないときは、葉脈が見分けの主役になります。

例題:イネやユリの細長い葉は平行脈 → 単子葉類。サクラやアサガオの広い葉は網状脈 → 双子葉類。
ステップ 3:ステップ3: 根の形を確認する

根のつくりも分類の手がかりです。同じくらいの太さの細い根が多数出ていればひげ根で単子葉類、中央の太い主根から横に側根が枝分かれしていれば双子葉類です。「ひげ根は根がない」という意味ではない点に注意します。

例題:ネギの根もとを思い出すとひげ根 → 単子葉類。ダイコンのまっすぐ太い根(主根)と細い枝(側根)→ 双子葉類。
ステップ 4:ステップ4: 茎の維管束の並び方を見る

茎の断面を切れる場合は、維管束(道管+師管の束)の並びを見ます。散らばっているなら単子葉類、輪のように並んでいれば双子葉類です。茎の維管束では、道管が内側で水と無機養分を、師管が外側で葉でつくった栄養分を運ぶことも合わせて押さえます。

例題:トウモロコシの茎の断面 → 維管束がバラバラに散在 → 単子葉類。ヒマワリの茎の断面 → 維管束が円形に並ぶ → 双子葉類。
ステップ 5:ステップ5: 4つを合わせて最終判定する

1つだけで決めずに、子葉・葉脈・根・維管束の4セットがそろうかを確認します。葉が細いから単子葉類とは限らないので、複数の特徴で確かめるのが安全です。双子葉類はさらに花びらがくっつく合弁花と離れる離弁花に分けられます。

例題:タンポポ:子葉2枚・網状脈・主根と側根 → 双子葉類で、花びらがつながる合弁花。

これだけは覚える

被子植物は単子葉類と双子葉類の2つに分かれ、子葉の数・葉脈・根・茎の維管束の4つがセットで決まる。1つわかれば残り3つも決まる、を合言葉にする。

よくあるつまずき

葉が細い=単子葉類と早合点しがち。必ず複数の特徴で確認する。ひげ根は「根がない」ではなく同じ太さの根が多数。茎の断面では道管が内側で水、師管が外側で栄養分を運ぶ。運ぶものを逆にしやすい点に注意。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27