物質の見分け方 を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 物体と物質を区別して、何を調べるかを決める
問題文を読んだら、まず「コップ」「はさみ」のような 物体(使い道・形) の名前なのか、「ガラス」「鉄」のような 物質(材料・中身) の名前なのかを確認します。理科で分類するのは 物質 のほうです。問われているものをはっきりさせてから、性質を調べる準備に入ります。
ステップ 2:ステップ2: まず金属かどうかを、光沢と電気で確認する
最初に 金属光沢があるか、次に 電気を通すか の2つを調べます。両方YESなら金属です。熱をよく伝える・たたくと広がる(展性)・引っぱると伸びる(延性)も金属の特徴。磁石につくかどうかは使いません。磁石につくのは鉄など一部だけで、銅やアルミも金属ですがつかないからです。
ステップ 3:ステップ3: 金属でなければ、燃やして二酸化炭素と水が出るかを確かめる
金属でないと分かったら、その物質を燃やします。出てきた気体を 石灰水 に通して振り、白くにごれば二酸化炭素 が出た証拠です。さらに、燃やした集気びん(容器)の内側に 水滴がつく、または 塩化コバルト紙 が青色から桃色(うすい赤色)に変われば水ができた証拠です。二酸化炭素と水の両方が確認できれば 有機物 です。なお、二酸化炭素が出ても水ができなければ有機物とはしません(例:炭)。
ステップ 4:ステップ4: 燃えない・水が出ないものは無機物に分類する
燃やしてもこげない、または石灰水が白くにごらないものは 無機物(金属以外) です。水・食塩・ガラスなどが代表例。炭(炭素そのもの)は例外で、燃やすと二酸化炭素は出ますが水ができないので、有機物ではなく無機物に入れます。
ステップ 5:ステップ5: 見た目が似た物質は、複数の実験を組み合わせて区別する
白い粉が複数あるときなど、1つの実験では決められません。燃やす実験と 水にとかす実験 を組み合わせるのがコツです。燃えるかで有機物/無機物を分け、水にとけるか・にごるかでさらに細かく区別します。実験では むやみになめない、火を使うときは 換気 をすることを忘れずに。
これだけは覚える
判別は 「光沢+電気で金属か? → 燃やして二酸化炭素と水が出るか?」 の順。有機物は燃えて 二酸化炭素+水、確認は 石灰水の白濁 と 塩化コバルト紙の青→桃(うすい赤)。磁石は金属判別には使わない。
よくあるつまずき
「磁石につく=金属」と決めつける(銅・アルミは磁石につかない金属)。「炭素を含む=有機物」と機械的に覚える(炭は無機物)。物体と物質を混同して「コップ」と答える(正しくは「ガラス」など材料名)。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
