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密度の解き方/コツ

密度は「同じ体積でくらべたときの物質の詰まり具合」のものさし。公式は 密度 = 質量 ÷ 体積 の1本だけで、知りたいものに合わせて変形すればOK。単位は g/cm³。浮き沈みも「重い・軽い」ではなく、液体と物質の密度のくらべっこで決まると覚えよう。

密度 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 公式と単位を確認する

まず使う公式を書き出す。密度(g/cm³)= 質量(g)÷ 体積(cm³)。問題で何を求めるかで形を変える。質量を求めるなら 質量 = 密度 × 体積、体積なら 体積 = 質量 ÷ 密度。単位がそろっているか(g と cm³)を必ず確認する。

例題:体積 5cm³、質量 13.5g の金属の密度は? → 13.5 ÷ 5 = 2.70 g/cm³(アルミニウム)。
ステップ 2:ステップ2: 体積の出し方を選ぶ

サイコロのように形がきれいなものは たて×よこ×高さ。石ころや金属のかたまりなど形がふぞろいなものは メスシリンダーを使う。水を入れて目盛りを読み、物質をしずかに沈めて、上がった分(増えた目盛り)がその物質の体積になる。1mL = 1cm³ として計算に使える。

例題:水 50mL のメスシリンダーに石を入れて 65mL になった → 体積は 65 − 50 = 15cm³。
ステップ 3:ステップ3: 質量を体積でわって密度を計算する

公式に数字をあてはめて、質量 ÷ 体積を計算する。答えには必ず g/cm³ をつける。質量を求めたいときは 密度 × 体積、体積を求めたいときは 質量 ÷ 密度 と、求めるものを左辺に置きかえてから代入するとミスが減る。

例題:体積 25cm³、質量 67.5g の金属 → 67.5 ÷ 25 = 2.70 g/cm³。
ステップ 4:ステップ4: 表と見くらべて物質を見分ける

計算した密度を、覚えておきたい値と照らし合わせる。水 1.00/氷 0.92/エタノール 0.79/アルミニウム 2.70/鉄 7.87/銅 8.96/金 19.3(すべて g/cm³)。同じ温度・同じ状態なら、同じ物質の密度はほぼ一定なので、近い値の物質が候補になる。

例題:密度 7.87 g/cm³ → 表と一致するのは 鉄。19.3 g/cm³ なら 金。
ステップ 5:ステップ5: 浮き沈みは2つの密度をくらべる

浮くか沈むかは大きさや重さではなく、液体と物質の密度のくらべっこで決まる。物質の密度 < 液体の密度なら浮き、物質の密度 > 液体の密度なら沈む。水(1.00)を基準にすると判定がはやい。液体が変われば判定も変わることに注意。

例題:氷 0.92 < 水 1.00 → 浮く。鉄 7.87 > 水 1.00 → 沈むが、水銀 13.6 の中では鉄は 浮く。

これだけは覚える

密度 = 質量 ÷ 体積、単位は g/cm³。式は3つに変形できる(質量=密度×体積、体積=質量÷密度)。水の密度 1.00 g/cm³ が浮き沈みの基準。形がふぞろいな物質の体積はメスシリンダーで水位の上がった分から求める。

よくあるつまずき

「重い物質ほど密度が大きい」とは限らない。体積をそろえてくらべる必要がある。密度(g/cm³)と質量(g)の単位を混同しない。浮き沈みは大きさではなく 平均の密度と液体の密度の大小で決まる。液体が水以外なら基準値も変わる。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27