気体の発生と性質 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:性質から気体名を当てる
📝 典型的な出題例:次の性質を持つ気体の名前を答えなさい。(1)火のついた線香を入れると激しく燃える気体。(2)火を近づけるとポンと音を立てて燃え、燃えたあとに水ができる気体。(3)鼻をつく刺激臭があり、水溶液はアルカリ性を示す気体。
✅ 答え方のコツ:特徴的な反応や性質を手がかりに4つの気体を区別します。手順は、(1)線香が激しく燃える→酸素(助燃性)、(2)ポンと燃えて水ができる→水素、(3)刺激臭+アルカリ性→アンモニア、(4)石灰水を白くにごらせる→二酸化炭素、と対応表を頭に作っておくこと。
🔑 押さえる用語:助燃性, 刺激臭, アルカリ性, 石灰水
⚠️ ありがちなミス:「酸素自身が燃える」と書いてしまうミス。酸素は燃えるのではなく、ものが燃えるのを助ける気体です。
パターン2:気体の発生方法(薬品の組合せ)を問う
📝 典型的な出題例:次の気体を発生させるには、どんな薬品を組み合わせればよいか答えなさい。(1)酸素(2)二酸化炭素(3)水素(4)アンモニア。
✅ 答え方のコツ:発生方法は4セット丸ごと暗記が必要です。(1)二酸化マンガン+うすい過酸化水素水(オキシドール)、(2)石灰石+うすい塩酸、(3)亜鉛+うすい塩酸、(4)塩化アンモニウムと水酸化カルシウムの混合物を加熱(簡便法としてアンモニア水を加熱しても発生する)、と覚える。塩酸を使うのが二酸化炭素と水素という共通点も意識すると整理しやすい。
🔑 押さえる用語:二酸化マンガン, 過酸化水素水, 石灰石, 亜鉛, 塩化アンモニウム, 水酸化カルシウム, アンモニア水
⚠️ ありがちなミス:二酸化マンガンが反応で消費されると考えるミス。二酸化マンガンは反応を助ける触媒で、それ自身は変化しません。
パターン3:集め方の選び方とその理由を問う(記述)
📝 典型的な出題例:アンモニアを集めるとき、水上置換法ではなく上方置換法を使う理由を説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:記述では2つの理由をセットで書きます。手順は、(1)水に非常に溶けやすいので水上置換法だと水に吸い込まれてしまうこと、(2)空気より軽いので容器の上にたまること、の両方を必ず入れる。「水に溶けやすく、空気より軽いから上方置換法」と原因→結論の順で書く。
🔑 押さえる用語:水上置換法, 上方置換法, 下方置換法, 溶解度
⚠️ ありがちなミス:「軽いから」だけで終えるミス。水に溶けやすいことに触れないと、なぜ水上置換が使えないのかが説明できず減点されます。
パターン4:水への溶けやすさ・密度から集め方を分類する
📝 典型的な出題例:次の3つの集め方について、当てはまる気体をそれぞれ答えなさい。(1)水上置換法(2)上方置換法(3)下方置換法。理由とともに分類しなさい。
✅ 答え方のコツ:2つの軸で機械的に決めます。手順は、(1)水に溶けにくい→水上置換(酸素・水素)、(2)水に溶けやすく空気より軽い→上方置換(アンモニア)、(3)空気より重い気体→下方置換(代表例は二酸化炭素。特に水に溶けやすく空気より重いものは下方置換)。なお二酸化炭素は水に少ししか溶けないため、水上置換でも下方置換でも集められる例外。表で覚えるのが近道。
🔑 押さえる用語:水上置換, 上方置換, 下方置換, 密度
⚠️ ありがちなミス:二酸化炭素を「下方置換のみ」と答えてしまうミス。少ししか水に溶けないので水上置換でも下方置換でも集められます。
パターン5:気体の確認方法(検出反応)を問う
📝 典型的な出題例:次の気体を確認する方法を答えなさい。(1)酸素(2)二酸化炭素(3)水素(4)アンモニア。
✅ 答え方のコツ:確認方法=結果のセットで覚えます。手順は、(1)火のついた線香を入れる→激しく燃える(酸素)、(2)石灰水に通す→白くにごる(二酸化炭素)、(3)火を近づける→ポンと音を立てて燃え水ができる(水素)、(4)におい+水でぬらした赤色リトマス紙が青くなる、またはフェノールフタレイン溶液をつけたろ紙が赤くなる(アンモニア)。アンモニアは手であおいでにおうのが安全ルール。
🔑 押さえる用語:線香, 石灰水, リトマス紙, フェノールフタレイン
⚠️ ありがちなミス:アンモニアのにおいを容器に鼻を近づけて直接かぐミス。手であおいで鼻に送るのが正しい安全な操作です。
テスト前の総仕上げ
テスト直前は「気体名・発生方法・性質・集め方・確認方法」の5列の表を1枚作って総点検しよう。特にアンモニアは「水に溶けやすく軽い→上方置換」、水素は「一番軽くて燃えると水になる」など、他と差がつく一言を声に出して覚えると、選択問題でも記述でも一気に強くなります。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
