溶解度と再結晶 を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 何が基準かを確認する
溶解度はつねに「水100gに溶ける最大の質量(g)」。問題文で水の量が100gかどうかをまず確認します。水溶液100gではなく「水だけ100g」が基準。水が200gなら溶ける量も2倍、50gなら半分と、水の量に比例して計算します。
ステップ 2:ステップ2: 溶解度曲線を読み取る
グラフは横軸が温度(℃)、縦軸が水100gに溶ける質量(g)。指定された温度の縦線と、物質の曲線が交わる点の高さを読みます。硝酸カリウムは温度で大きく変化、食塩はほぼ水平という違いに注目しましょう。
ステップ 3:ステップ3: 再結晶の量を計算する
出てくる結晶の質量は「高温の溶解度ー低温の溶解度」で求めます。高温で飽和水溶液になっている、または「その量がすべて溶けている」ときに使える式。冷やすと、低温では溶けきれない分が結晶として出てきます。
ステップ 4:ステップ4: 物質の性質で方法を選ぶ
温度で溶解度が大きく変わる物質(硝酸カリウム・ホウ酸など)は再結晶で取り出せます。一方、食塩は温度を変えても溶解度がほぼ変わらないので、再結晶では取り出しにくい。食塩は水を蒸発させて水の量自体を減らす方法を使います。
ステップ 5:ステップ5: 単位と答え方を確認する
答えは「g(グラム)」で書くのが基本。「水100gあたり」の話か「水◯gあたり」の話かを最後にもう一度見直します。記述問題では「溶解度」「飽和水溶液」「再結晶」などの用語を正しく使って説明しましょう。
これだけは覚える
溶解度=水100gに溶ける最大の質量(g)。物質ごと・温度ごとに決まる。固体の多くは温度が上がると溶解度が大きくなるが、食塩は例外。再結晶で出る量=高温の溶解度ー低温の溶解度。
よくあるつまずき
「水100g」と「水溶液100g」を取りちがえるのが最大のミス。水の量がちがうときの比例計算もれにも注意。食塩を冷やして結晶を取り出そうとするのも誤り。溶解度の温度変化が小さい物質は蒸発法を選びます。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
