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力のはたらき(重力・摩擦力・弾性力・垂直抗力)の解き方/コツ

中1理科の「力のはたらき」は、6種類の力の見分け方と質量と重さのちがいがポイントです。机の上の本にも力ははたらいています。手順どおりに考えれば、力の名前も計算もスッと答えられます。

力のはたらき を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 力の3つの効果から「力がはたらいているか」を判断する

まず、物に力がはたらいているかは物の様子の変化で見分けます。理科では力の効果は3つ。①形を変える(バネを縮める、ゴムを伸ばす)、②動きを変える(止めたり動かしたり向きを変える)、③支える(机が本を支える)。この3つのどれかが起きていたら「力がはたらいている」と判断します。

例題:止まっている本にも力ははたらく?→机が本を支えているので、垂直抗力と重力がはたらいている。
ステップ 2:ステップ2: 「接触か離れているか」で力を2グループに分ける

6つの力は、まず接触してはたらく力と離れていてもはたらく力に分けて整理します。接触するのは摩擦力・弾性力・垂直抗力。離れていてもはたらくのは重力・磁力・電気の力。重力は地球と物体の間ではたらく代表的な離れてはたらく力で、磁力・電気の力と同じグループに入れて覚えます。

例題:ストローが紙くずを引きつけた→離れている→「磁力か電気の力」→こすって帯(お)びたので電気の力。
ステップ 3:ステップ3: 力の名前を「向き」と「相手」で決める

次に、力の向きとはたらく相手をセットで見ます。下向きに引っぱるなら重力、面が物体を垂直に押し返す力なら垂直抗力、面が物体の動きをさまたげる力なら摩擦力、変形した物が元に戻る向きなら弾性力。「どの物体が、どの物体からうける力か」をセットで押さえると、ほとんどの問題に答えられます。

例題:砂の上で箱がだんだん止まった→面(砂)が箱の動きをさまたげている→摩擦力。
ステップ 4:ステップ4: 問題文の単位を見て「質量」と「重さ」を読み分ける

計算問題は先に単位を確認します。g・kg と書いてあれば質量(物質の量、場所で変わらない)、N(ニュートン)と書いてあれば重さ(重力の大きさ、場所で変わる)。測る道具も、質量は電子てんびん、重さはばねばかりとセットで覚えます。

例題:「質量200gの物体の地球での重さは?」→ Nを聞いているので重さを求める問題と判断する。
ステップ 5:ステップ5: 「100gで1N」を使って質量から重さを計算する

地球上では質量100gの物体にはたらく重力が約1N。だから、グラムの数字を100で割ればニュートンになります。式は「地球上では、重さ(N) = 質量(g) ÷ 100」。月へ持っていくときは、質量は変わらず、月の重力は地球の約1/6なので、地球での重さに1/6をかけます。

例題:質量500gのリンゴの重さは?→ 地球上では 500 ÷ 100 = 5 → 約5N。月では質量は500gのまま、重さだけが 5N × 1/6 ≒ 約0.83N になる。

これだけは覚える

力の効果は形・動き・支えるの3つ。6つの力は重力・摩擦力・弾性力・垂直抗力・磁力・電気の力。質量はg/kgで不変、重さはNで場所により変わる。地球上では100gで約1N。

よくあるつまずき

「止まっているから力ははたらいていない」は誤り。机の上の本にも重力と垂直抗力がはたらきつり合っている。月へ行くと質量も1/6になると書くのも誤りで、変わるのは重さだけ。摩擦力の向きは、図の例だけ見て「いつも左」と覚えるのではなく、物体が動こうとする向きと反対向きに決まる、と理解する。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27